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記念すべき絵馬 [和算]

随分古いと言っても、たった15年前の写真ですが、奈良の弘仁寺に掛けられている絵馬である。子どもの頃から古いモノ好きの私は、当時古都の寺社を巡ったり、古道を歩いたりと、今から思えば随分優雅な生活を送っていました。

これは「算額」と言って、私たちが簡単に接することの出来る、江戸時代の数学について書かれた貴重な文化財なのですが、私にとって、和算(明治以前の日本の数学)に出会った記念すべき絵馬なのです。この額は高次方程式の解法の最後の段階を記述したもの。「解けたぞー!」って感じでしょうか。

これは、長野の善光寺にある算額の一部。立体の綺麗な絵が描かれています。別な場所での展覧会で見たのですが、もう一度見たくて善光寺を訪ねたところ、親切に蔵を開けて見せて下さいました。「算額に惹かれて善光寺参り」ですね。

古い楽譜から、とんだところに飛んでしまいました。そろそろ軌道修正しなくっちゃ。でも、ジツは数学が私の本業なのです。


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