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レッスン(2006.9.2.)の課題(3)-『花咲く頃に』- [練習]

レッスンの課題シリーズ最終日です。いつもタブ譜で申し訳ありませんので、今回は五線譜に書き直してみました。

アテニャンの『花咲く頃に』の終わり4小節です。

 レミファソラシ♭ド~と上がっていくところですが、このようなところが3箇所あるのですが、装飾的な部分が主音(この場合ド)につながっているように弾けていないのです。レミファソラシ♭は親指と人差し指で交互に弾き、ファラドの和音は親指・人差し指・中指で弾くのですが、滑らかにつなぐのが難しいです。

この曲は3声で書かれているのですが、どうも内声がつながって聞こえるように弾けていないようです。例えば最後の2小節だとラファソ~ラ~ですね。

「師匠の師匠」の演奏がここで試聴できます。18. Tant Que Vivrayです。

Attaingnant : Preludes Chanson & Dances  

Attaingnant : Preludes Chanson & Dances  

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Astree
  • 発売日: 2002/10/08
  • メディア: CD

本日の(毎日同じ)練習メニュー:3声の和音とアルペジオの練習曲、"58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.20, 22, 23とアテニャンの「花咲く頃に」をレッスンで注意されましたところを中心に練習。それと58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.24~27の予習。

(追記2006.9.15.) 日本Amazonの上記ディスクの試聴リンクが直っているようなので、そちらに変更しました。


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コメント 15

c-tail

やはり五線譜の方がイメージが沸きますね。(^^;;
内声の動き・・・に注意しなければならないような曲はヴァイオリンでは超難曲ですね。ヴァイオリンの場合、同時に弦を弾くのはが2つの弦が物理的に限界ですから、3声、4声などは相当難しくなるのでしょう。
いずれバッハの無伴奏に挑戦するつもりでいますが、その時に苦労しそうです。
by c-tail (2006-09-14 21:55) 

nyankome

c-tailiさん
nice&コメントありがとうございます。
はは、そうですよね。タブ譜は音の高さではなく、押さえる位置を記す記譜法ですから。
バッハの無伴奏は、4本の弦と1本の弓であれだけの和声を弾くのですから大変ですよね。演奏を聴くと、まるで魔法のようです。
by nyankome (2006-09-14 22:47) 

さんとす

師匠の師匠ってホピィですね^^;; 日本アマゾンで買えるのでこちらの方が送料入らないですよ。
http://www.amazon.co.jp/Preludes-Chansons-Danses-Luth-Lute/dp/B000068ROK/ref=pd_sxp_f_pt/103-9779153-3124621?ie=UTF8

って、もう中古しかないようですが…

ところで、Tant Que Vivray の五線譜なんですが、厳密にいうとオリジナルは6コースで4コースがオクターブなので音が足りないんですけどね。これを6コースで弾くと結構華やかになります。
by さんとす (2006-09-15 00:24) 

nyankome

さんとすさん
コメントありがとうございます。
日本Amazonの試聴リンクがダメでしたので…。
おやっ、試聴ができるようになっていますね。(^^;;
なるほど、五線譜に直すときはそこまで考えなければならないのですね。
by nyankome (2006-09-15 06:31) 

さんとす

>五線譜に直すときはそこまで考えなければならないのですね。

 そういう問題もあるのでタブラチュアは変換などせずにそのまま読んだ方が良いですよ。結局、自分の耳で判断しなければならないので。
とか言ってますが、そういう私もリュート始めた頃は
↓こんな事をやってました^^;;
by さんとす (2006-09-15 08:29) 

nyankome

さんとすさん
再訪ありがとうございます。
以前は五線譜に書き直していましたが、面倒になりやめました。
お陰様で、フレンチはタブ譜を見ながら弾けるようになりました。
イタリアンはまだまだですが。^^;;
今回は、リュートを弾かない方にも見て貰えるように、最後4小節だけ五線譜に書き直してみました。
by nyankome (2006-09-15 21:07) 

fallschirmjager

>「師匠の師匠」
そうしますとnyankomeさんはSCB系に属することとなるのでしょうか?
当方初めてリュートに魅了されたのが,スミスの「師匠の師匠」?となるゲルヴィヒのバッハでした。その後スミスの「師匠」ドンボワのバッハ(seon盤)を聞き,リュートに深い関心を持つこととなりました。astree盤のスミスの演奏も当方のお気に入りで,両ゴーティエ,デフォ,ムートンそしてヴィゼ等のフランス古典期のリュート楽曲のすばらしい世界を教えてもらいました。
by fallschirmjager (2006-09-15 23:04) 

Cecilia

「花咲く頃に」・・・村治佳織さんのCDに入っているものでしたね!!
そうかなあ、とは思っていましたがこれでやっとわかりました。

日本アマゾンとか、外国のアマゾンがあることを夏に初めて知りました。
試聴できるものを・・・と思い、ずっと外国のを貼り付けていましたが、最近アルファベットで入力すれば輸入盤がでてくることがわかり、それで試聴できることがわかり、楽になりました。
by Cecilia (2006-09-15 23:28) 

nyankome

fallschirmjagerさん
コメントありがとうございます。
SCB系というのはよく分からないのですが、師匠はストラスブール音楽院でH.Smith氏に学ばれたと聞いています。
最初に聴いたリュートで覚えているのは、オイゲン・ミュラー・ドンボワのバッハです。これに優る『プレリュードとフーガ・アレグロ』の演奏はいまだに聴いたことがありません。CDになっているのでしょうか?
それから20数年、自分がリュートを弾くことになるとは思ってもみませんでした。
by nyankome (2006-09-15 23:47) 

nyankome

Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます。
そうです、村治さんのCDでは『花咲く命あるかぎり』となっていますね。
得意分野があったり値段が異なったりしますが、CDをネットで購入するときはAmazonを利用することが多いです。CDが試聴できたり、本の中身を見られたりして便利です。
TowerRecordは輸入盤が安いように思います。
by nyankome (2006-09-16 00:04) 

violin-123

タブ譜はサッパリ分かりませんでしたが、五線譜だと頭の中で音が鳴り、分かりやすいです♪
nyankome様もお師匠様にビシビシとしごかれていらっしゃるのですね~。
自然にいろいろな点に注意して弾けるようになりたいですね…。お互い頑張りましょう~!!
by violin-123 (2006-09-16 17:59) 

fallschirmjager

>SCB系に属すること
意味不明なことを書きまして大変失礼いたしました。
名手を輩出してきたScola Cantorum Basiliensisで研鑽されてきたリュート奏法を受け継ぐという意味で使わせていただきました。
ケルン音楽大学も名高いですよね。
>CDになっているのでしょうか
seonレーベル名でsonyからcd化されたと思いますが,もう今は現役盤ではないかもしれません。
by fallschirmjager (2006-09-16 21:44) 

nyankome

バヨリにすとさん
nice&コメントありがとうございます。
師匠はとても言葉遣いが丁寧な方でいつも恐縮してしまうのですが、指導は厳しいです。(^^;;
やるからには上手になりたいですね。頑張りましょう!

fallschirmjagerさん
再訪ありがとうございます。
SCB、そうかと思ったのですが。
私はまだまだ初心者なのですが、師匠からいろいろなことを吸収して上手になりたいですね。
ドンボワのバッハ、CD化されていたのですね。探してみます。
それにしてもfallschirmjagerさんは、何でもよくご存じですね。
またいろいろ教えて下さい。
by nyankome (2006-09-16 22:11) 

はちみつ

CD視聴させていただきました~。リュートって素敵な音ですね(><)
しかも、一人で音楽を奏でられるのですよね。ビオラだとそれがなかなか難しいです。いいなぁ、リュート♪♪(転向願望!?)
by はちみつ (2006-09-18 01:12) 

nyankome

はちみつさん
nice&コメントありがとうございます。
ギターもそうですが、一人だと寂しくなるときがありますから、合わせて貰ったりします。
試聴の音質は悪いですが、リュートは音色命の楽器です。いい音がだせるようになりたいです。
個人的には、ヴィオラ、チェロ、ギターの音域が好きなのですが。
by nyankome (2006-09-18 13:00) 

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