中之島国際音楽祭 [コンサート]
本日から3日間大阪市で開かれています中之島国際音楽祭の中の『関西4大交響楽団コンサートマスター夢の競演!』と題されましたコンサートに行ってきました。
大阪シンフォニカー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団のコンマス4名が競演するという面白い(恐ろしい)企画です。
プログラム前半は、ヴィヴァルディの『四季』で、「夏」:関フィルのギオルギ・バブアゼさん、「秋」:センチュリーの高木和弘さん、「冬」:大フィルの長原幸太さん、「春」:シンフォニカーの森下幸路さんをソリストに、ヴァイオリン4、ヴィオラ2、チェロ1、コントラバス1、チェンバロというバックで演奏されました。
後半は、ピアノ伴奏による4名のソロで、華麗なるポロネーズ2番op.21/H.ヴィニャフスキ作曲(バブアゼさん)、ツィガーヌ/M.ラヴェル作曲(高木さん)、ロマンス/J.スヴェンセン作曲、チャールダッシュ/V.モンティ作曲(森下さん)、カルメン幻想曲/F.ワックスマン作曲(長原さん)でした。
バブアゼさんの演奏は貫禄十分な巨匠風、高木さんの演奏は表現力が素晴らしく、森下さんの演奏は音色が美しく、長原さんの演奏は胸がすくような快演で、一度に4名ものヴァイオリンを楽しめました。
会場は、歴史的建築物で国指定重要文化財の、大阪市中央公会堂でした。
800席のチケットは完売でした。
帰りが遅くなりましたので、練習はお休みしました。
今日もコンサート、良いですね!
コンマスの共演、面白そうです。企画者はなかなかのアイディアですね。
赤いチェンバロ、鮮やかです。
by c-tail (2006-09-17 00:13)
都会はいいですねえ!
「四季」の演奏、イ・ムジチのイメージが強いのですが、演奏団体によってかなり違いますよね。
それにしても贅沢な演奏会ですね。
by Cecilia (2006-09-17 10:12)
c-tailさん
nice&コメントありがとうございます。
聴く方は楽しめたのですが、コンマスの方々はそれぞれの看板を背負ってらっしゃいますから、大変だったかも知れませんね。
でも、皆さんインタビューで笑いをとるところは、さすがです。
by nyankome (2006-09-17 10:17)
Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます。
私も『四季』はイ・ムジチが原点ですが、最近聴いたものでは、ナイジェル・ケネディのものが面白かったです。
by nyankome (2006-09-17 10:35)