塵劫記 [和算]
江戸初期、京都の角倉一族の生まれた和算家吉田光由(1598-1672)が出版しました「塵劫記」は、江戸時代を通じてベストセラーになり、明治時代になっても出版され続け、海賊版は3~400種類に及んだと言います。
海賊版の一つは私も持っており以前紹介しました。
内容は、九九、そろばんに始まり、面積の計算など生活に必要な算術を網羅している一方で、「継子立」や相手が選んだ字を当てる「目付字」などの数学的遊びも載せています。
和算は江戸時代に高度な発展を遂げましたが、「塵劫記」は研究書ではなく、あくまでも実用的な数学書だったことがベストセラーの大きな理由でしょう。
「塵劫記」の解説書や研究書は大きな書店に行けば数学書のコーナーに置いていますが、手軽に手に入るのが岩波文庫です。
塵劫記、吉田光由著、大矢真一校注、岩波文庫
原書のカラー写真をこちらで見ることができます。
東北大学和算ポータルでは、多くの和算書の白黒画像を見ることができます。
今年も仕事で江戸時代の和算書を取り出すことがあり、思い出したので記事にしました。
本日の練習:Francesco da MilanoのRicercha(Ness #84)、Fantasia(Ness #40)、Ricercar(Ness #15)、Ricercar(Siena ms., fol. 20r-20v)と"70 Easy to Intermediate Pieces for Renaissance Lute"の8~15。
海賊版の一つは私も持っており以前紹介しました。
内容は、九九、そろばんに始まり、面積の計算など生活に必要な算術を網羅している一方で、「継子立」や相手が選んだ字を当てる「目付字」などの数学的遊びも載せています。
和算は江戸時代に高度な発展を遂げましたが、「塵劫記」は研究書ではなく、あくまでも実用的な数学書だったことがベストセラーの大きな理由でしょう。
「塵劫記」の解説書や研究書は大きな書店に行けば数学書のコーナーに置いていますが、手軽に手に入るのが岩波文庫です。
塵劫記、吉田光由著、大矢真一校注、岩波文庫
原書のカラー写真をこちらで見ることができます。
東北大学和算ポータルでは、多くの和算書の白黒画像を見ることができます。
今年も仕事で江戸時代の和算書を取り出すことがあり、思い出したので記事にしました。
本日の練習:Francesco da MilanoのRicercha(Ness #84)、Fantasia(Ness #40)、Ricercar(Ness #15)、Ricercar(Siena ms., fol. 20r-20v)と"70 Easy to Intermediate Pieces for Renaissance Lute"の8~15。
ブラザーボブかきもとさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 06:12)
xml_xslさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 06:12)
ご訪問いつもありがとうございます
出張中につき訪問&応援のみとさせて頂きます☆
by やまがたん (2009-07-02 10:05)
実用性はいつの世も好まれるんですね。
研究書ですと難しいのでしょうね。
by ナビパ (2009-07-02 16:43)
shinさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 21:28)
c_yuhkiさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 21:29)
takemoviesさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 21:29)
やまがたんさん
nice&コメントありがとうございます♪
出張ご苦労様です。
by nyankome (2009-07-02 21:29)
ナビパさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 21:30)
U3さん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 21:31)
yuki999さん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 21:34)
いっぷくさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 21:41)
doraさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 21:42)
以前の記事も面白かったです。
この本も読んでみたくなりました。
数学と縁のない生活をしていますが、たまにはこういう本も読んでみようかな・・・という気持ちになりました。
by Cecilia (2009-07-02 21:52)
Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます♪
寺小屋で使われていた今で言うところの算数の本です。
現代の我々には気軽に読める本というわけではありませんが、なるほどと思うことも多いです。
by nyankome (2009-07-02 22:10)
gunsandsmithさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 22:11)
くーぷらんさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-02 23:54)
miopapaさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-03 22:05)
ulyssenardin36000さん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-03 22:05)
原書を見ました。立派なものですね。
by Papalin (2009-07-04 11:59)
Papalinさん
nice&コメントありがとうございます♪
よくできた算術の教科書だと思います。
インターネットで貴重な本を公開しているところが増えてきました。
有り難いことです。
by nyankome (2009-07-05 19:50)
dukeさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-07-05 19:50)