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エンリコ・オノフリ [CD・DVD・Video]

今夜もソネブロは不調で、しばらくの間一切繋がりませんでした。(23:30過ぎにやっと回復したようです。)なかなか安定しないですね。

今夜は、イタリアの古楽アンサンブル、イル・ジャルディーノ・アルモニコのコンサートマスターであるエンリコ・オノフリさんのソロ・アルバムを聴いていました。

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THE SECRETS OF BAROQUE VIOLIN

ヨハン・セバスティアン・バッハ (1685-1750)
1. トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565 (ヴァイオリン独奏版/編曲:E.オノフリ)

ジュゼッペ・タルティーニ (1692-1770)
2.-4. ソナタ ト短調 B.g10 Op.1-10 《すてられしディドーネ》(ヴァイオリン独奏版/編曲:E.オノフリ)

ゲオルク・フィリップ・テレマン (1681-1767)
5.-8. 無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア 第1番 変ロ長調 TWV 40:14

ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー (1644-1704)
9. パッサカリア ト短調 (ロザリオのソナタ集より)

ゲオルク・フィリップ・テレマン
10.-14.《ガリヴァー組曲》TWV 40:108
15.-17. 無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア 第9番 ロ短調 TWV 40:22
18.-20. 無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア 第12番 イ短調 TWV 40:25

ジュゼッペ・タルティーニ
21.-22. ソナタ イ長調 B.A16 Op.1-13 《パストラーレ》
(特殊調弦をしたヴァイオリンによる、ヴァイオリン独奏版/編曲:E.オノフリ)

ジョヴァンニ・バッサーノ (c.1558-1617)
23. リチェルカータ 第3番

エンリコ・オノフリ(バロック・ヴァイオリン)

こちらで試聴できます。(ページの下の方です。)

イル・ジャルディーノ・アルモニコと言うとヴィヴァルディの「四季」のアルバムが思い出されます。このCDは廃盤ですが、試聴できます。(試聴で出てくる曲名はヘンです。)

ヴィヴァルディ/協奏曲集<四季>

ヴィヴァルディ/協奏曲集<四季>

  • アーティスト: イル・ジャルディーノ・アルモニコ,ビバルディ,オノフリ(エンリコ),グラッツィ(パオロ)
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1998/10/25
  • メディア: CD


現在手に入るのはこちらのCDですね。

4 Seasons

4 Seasons

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Teldec
  • 発売日: 1994/10/25
  • メディア: CD


衝撃的だと言うことで話題になったようですが、溌剌とした素晴らしい演奏だと思います。

オノフリさんのソロ・アルバムも同様で、決して奇を衒った演奏ではなく、音楽が活き活きしています。でも、何か凄いものを聴いたという感じがします。

今日の練習:リュートでJoanne MatelartのFantasia prima、19世紀ギターでDown By The Sally Gardens。

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山下洋輔ニューヨーク・トリオ [コンサート]

一度聴いてみたいと思っていました山下洋輔さんのコンサートに出掛けてきました。

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山下洋輔ニューヨーク・トリオ

【第一部】
1. FAST&FREE
2. TRIPLE CATS
3. ELEGY
4. SPIDER

【第二部】
5. FLIGHT FOR TWO
6. CHASE
7. MEMORIE IS A FUNNY THING
8. KURDISH DANCE

【アンコール】
MY FAVORITE THINGS

山下洋輔(ピアノ)
Cecil McBee(ベース)
Pheeroan akLaff(ドラムス)

1.は新作で来年出るアルバムに入るそうです。FAST&FREEと書いてありますが、タイトルは未定だそうです。2.は現在の最新アルバムのタイトル曲です。山下さんが飼われている3匹の猫の様子を描いた曲だそうです。3.は仮タイトルELEGYとのことですが、ベースが繰り返す特徴的なラインが、マラン・マレの「サント・ジェヌヴィエーヴ教会の鐘の音」に似ていました。7.はアルバム「トリプル・キャッツ」に収録されている美しいバラードです。

山下さん(およびニューヨーク・トリオ)の演奏は、パワフルで若々しく気持ちがよいものでした。山下さんのトークも演奏同様爽やかで、元気を貰ってきました。。聴きに行ってよかったと思えるコンサートでした。

以前紹介しましたこのアルバム「トリプル・キャッツ」にサインをして頂きました。

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猫のイラストも描いて下さいました。(「猫っていいよね。」と仰っていました。)

今日の練習:リュートでJoanne MatelartのFantasia prima、19世紀ギターでDown By The Sally Gardens。

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職場の花【晩秋】 [花]

台風が近づいています。当初の予報よりコースが変わったようで、明日の午後、関東地方に最接近するようです。被害がないように祈っています。

さて、私が勤める職場では四季折々の花が目を楽しませてくれます。それを紹介しようというこのシリーズ、どうも名称の評判がよくないので、何かよいものがありましたらご提案下さい。

桜の葉が色づいてきて、そろそろ冬支度でしょうか。

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プランターでは秋桜が咲いています。

逆光で色が判りづらいのですが、黄色の花です。

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今年は縁取りのあるピンクの花が目立ちます。

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菊の花も満開になってきました。

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この花はこれからですね。

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秋桜が終わると、プランターに登場するのは葉ボタン、こちらも冬支度です。

今日の練習:リュートでJoanne MatelartのFantasia prima、19世紀ギターでDown By The Sally Gardens。

(追記2010.10.30.)
このシリーズの名称を考えて頂いてありがとうございました。参考にさせて頂きます。
現在の職場は、(ちょっと特殊で)農場も持っていて、新鮮な野菜も安く買えるという素敵なところです。
逆光の写真は、色が分かりづらくなりましたが、敢えてフラッシュをたかずに透かしてみる感じに撮ってみました。

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making石焼き芋 [食べ物・飲み物]

焼き芋が美味しい季節になりました。数年前に手に入れた萬古焼(ばんこやき)の石焼き芋鍋で、今年初の石焼き芋を作ってみました。

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鍋にサツマイモを入れます。小ぶりの芋なら3個入ります。

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鍋の中にはニューセラミックの石が敷かれています。

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蓋をしてガスコンロに掛けます。先ずは強火で15分。

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ひっくり返して、弱火で更に30分焼きます。

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中までしっかり火が通りました。

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湯気が立っているのが分かりますでしょうか。ホクホクしていて美味しかったです。

芋はスーパーで売っている茨城産の紅あずまです。

今日の練習:リュートでJoanne MatelartのFantasia prima、19世紀ギターでDown By The Sally Gardens。

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堺古楽コンサート [コンサート]

コンサートのご案内です。

来る11月14日(日)14:30から、大阪府堺市にありますウェスティ(堺市立西文化会館)ホールにて、第1回 堺古楽コンサートが開かれます。

堺は、室町・戦国・安土桃山時代に国際貿易都市として栄え、「東洋のベニス」と呼ばれました。ヨーロッパではルネサンス期に当たり、天正遣欧少年使節が楽器や音楽を持ち帰ったそうです。そんな堺で古楽コンサートを!という企画です。

第1回目は「豊臣秀吉が聞いた南蛮音楽」、帰国した天正遣欧少年使節が聚楽第にて豊臣秀吉の前で演奏を披露しましたが、その演奏会を再現しようという試みです。演奏に先だって堺市博物館学芸員の方による「黄金の日々・堺」と題された講演があります。

このコンサートは、シリーズ化され年に2回開催される予定です。

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詳細は以下をご覧下さい。

豊臣秀吉が聞いた南蛮音楽
堺古楽コンサート
よみがえる聚楽第御前演奏会~天正遣欧少年使節のものがたり~

財団法人堺市文化振興財団は、リュート、レベック、フィーデルなどの古楽器を使って、中世・ルネサンス時代のヨーロッパ音楽を再現した「堺古楽コンサート」を実施します。
堺は、中世・ルネサンス時代に、わが国の海外交易の中心都市として栄え、その自由と自治の気風によって香り高い文化を開花させた輝かしい歴史を有しております。この時代に、ヨーロッパから帰国した天正遣欧少年使節(てんしょうけんおうしょうねんしせつだん)が、豊臣秀吉の前で披露した南蛮音楽を、当時ヨーロッパで流行していた曲を参考にして、「よみがえる聚楽第御前演奏会(じゅらくだいごぜんえんそうかい)」として再現します。また、コンサートに先立って、「黄金の日々」と言われた堺の時代背景や歴史について、講演も行います。
秋のひととき、黄金の日々・堺の時代に、タイムスリップしませんか。

事 業 名 堺古楽コンサート
日  時 平成22年11月14日(日) 午後2時30分~午後4時30分
会  場 ウェスティ(堺市立西文化会館)ホール(堺市西区鳳東町6丁600)
アクセス JR阪和線「鳳」駅東口徒歩約7分 南海バス「西区役所」下車すぐ
料  金 全席自由席  前売り 2,000円 当日 2,500円

◇プログラム
■講演:「黄金の日々・堺」
講師:堺市博物館 学芸員 倉橋昌之(くらはしまさゆき)
当時の堺の歴史や、天正遣欧少年使節が豊臣秀吉の前で演奏した背景などについて講演します。

■演奏会:「天正遣欧少年使節のものがたり」
演奏:ダンスリー・ルネサンス合奏団
1591年3月3日(天正19年)、ヨーロッパから帰国した天正遣欧少年使節が、京都の聚楽第において、ヨーロッパから持ち帰った当時の楽器(古楽器)で、豊臣秀吉の前で演奏を披露しました。その演奏会を、天正遣欧少年使節がきっと聞いて練習したであろう、当時ヨーロッパで流行っていた曲を中心に、再現します。

■舞台装花
生け花:花道みささぎ流 家元 片桐功敦(かたぎりあつのぶ)
「天正遣欧少年使節のものがたり」のテーマに沿って、お花を活けます。
  
主 催:堺古楽コンサート実行委員会
共 催:財団法人堺市文化振興財団
協 力:堺市博物館

(参考)
1 古楽器とは、
 古楽器とは、西洋音楽(クラシック音楽)において、楽曲が作曲された当時の様式をもった楽器の事を指し、年代的には、中世・ルネサンス期・バロック期の楽器を主にいう。古楽器の種類によっては、現代の楽器(モダン楽器)と比べて機能が異なるため、演奏に独特のテクニックが必要である。また、大ホールを想定していない時代の楽器は、音量が現代のものより控えめな場合がある。

2 聚楽第とは、
 聚楽第(じゅらくだい/じゅらくてい)は、山城国京都の内野(平安京の大内裏跡、現在の京都府京都市上京区にあたる)に安土桃山時代の末期、豊臣秀吉が建てた政庁兼邸宅である。秀吉の甥である秀次に関白職とともに聚楽第を譲り渡したが、秀吉は嫡男秀頼が誕生すると秀次の存在が邪魔になり、秀次を自害させ、秀次の痕跡を消すために、聚楽第は築8年で取り壊されたと言われている。
 また、堺市博物館には、『聚楽第行幸図屏風』が所蔵されている。

(経歴)
1 倉橋昌之
1962年 大阪市生まれ 堺市博物館学芸員
関西学院大学大学院文学研究科 博士課程前期課程日本史学専攻修了
専門は日本中世史・日本文化史(書道史)

2 ダンスリー・ルネサンス合奏団
1972年、代表の岡本一郎を中心に、兵庫県西宮市で結成。リュート、ヴィオール、レベック、フィーデルなどの古楽器を使って、中世・ルネサンス時代のヨーロッパ音楽を日本とフランス各地で演奏している。1978年、フランス、サント市でのサント古楽フェスティバルで演奏、同時にコメディ・フランセーズの「ハムレット」の音楽を担当。この時の演奏は週刊誌レクスプレス、フィガロ紙などで高い評価を受ける。
1980年、大阪文化祭賞金賞、クリティック・クラブ特別賞受賞
1982年、東京フランス大使館で、昭和天皇とミッテラン大統領のために御前演奏。
1994年、大阪府民劇場賞、奨励賞を受賞。ディレクターの岡本一郎がブルー・メール賞を受賞
1995年、大阪ザ・フェニックスホールのオープニンブコンサートシリーズにて演奏。夏にはローム音楽財団とフランス政府の援助により、8回目のフランス演奏旅行を行う。秋には大阪文化祭本賞を受賞。
1999年、兵庫県芸術奨励賞を受ける。
2000年までに、合計11回のヨーロッパ演奏旅行を実現させた。「デンオン」「ミサワ・クラシック」「エオリアン・レコード」よりLP5枚とCD7枚を製作発表している。
1983年に始まったコンセール・ビメストリエ(隔月例会)は108回を重ねている。

3 片桐功敦
華道家、主水書房主宰
古典を踏まえた知識と審美眼、そして造詣のセンスで全国より高い支持を得る。
堺市の花道みささぎ流 家元
自らが主催する主水書房にて後進の指導に当たる傍ら、独自の企画展を試み、芸術文化の交流の場としての情報を発信、注目を集める。

会場のマップです。


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前売チケットは、ローソンチケットローソン各店舗 TEL/0570-084-005 Lコード:57411またはe+にてお求め下さい。

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How to make a lute [YouTube等]

リュートの制作過程を紹介した動画を見付けました。

「5分で紹介するリュートの作り方」と題されたこの動画は、イギリスのリュート製作家Martin Shepherdさんが、ご自身の演奏と製作過程の写真で作られたものです。

残念ながらすべての過程という訳にはいかないのですが、ボウルを作るための木型、リブの貼り付け、ロゼッタの彫刻、バス・バーの貼り付け、ペグ・ボックスの製作の様子を見ることができます。

意外とバスバーが複雑です。

モデルはWendelio Venereの7コース・ルネサンス・リュートで、演奏されている曲は、Francis Cuttingの"Pavan"です。



繊細で美しいロゼッタです。因みに、ロゼッタは裏に型紙を貼って、裏から彫っていくそうです。残った型紙は剥がさずに補強のために残しておきます。

演奏の腕も見事ですね。美しい音です。

同様の別の製作家の動画も見付けました。

Patrick Carusoさんによるリュートの製作過程の紹介です。リュートの演奏はアメリカのJerry Willardさんで、William Byrdの"The Carman's Whistle"とJohn Dowlandの"Mr Hasselwood's Galliard"です。



両方を見るとだいたいの製作過程が分かりますね。

今日の練習:リュートでJoanne MatelartのFantasia prima、19世紀ギターでDown By The Sally Gardens。

(追記2010.10.28.)
リュートの製作は19世紀初頭の楽器の衰退とともに20世紀初頭に復興されるまで途絶えていました。現代では残された楽器等の資料をもとに製作されています。
リュートについてはWikipediaをご覧下さい。最近改訂されたようで、記述が詳細になっています。

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Down By The Sally Gardens [楽譜]

昨日の雨があがって冬型の気圧配置になったようで、寒い一日となりました。

夕方の空ですが、不気味な黒い雲が出ていました。写真に撮るとそれなりに綺麗に見えますね。(^^;)

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さて、昨夜のコンサートでも演奏されました"Down By The Sally Gardens"ですが、今月号の「現代ギター」にギター用の楽譜が載っていましたので買ったみました。

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ちょっと弾いてみましたが、それなりにポジション移動はあるもののそれほど難しい編曲ではありません。

実はこの楽譜を演奏してYouTubeに投稿する形でコンテストが行われています。(現代ギターのチャンネルはこちら。現在演奏はまだ投稿されていないようです。)

応募締め切りは11月20日、カントリー・ロード・プロジェクト本番の日です。その前にリュート・アンサンブルの演奏会があるので、聴いて頂ける動画を撮影するのは厳しいかも知れません。

「現代ギター」11月号の特集は「動画サイトのすすめ」、自分の演奏を撮影してアップする方法を解説していますので、興味のある方は参考になると思います。

今日の練習:リュートでJoanne MatelartのFantasia prima、19世紀ギターでDown By The Sally Gardens。

今夜もソネブロは調子が悪いですね。

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リュートの楽園第八夜 [コンサート]

コンサート続きですが、今夜は師匠の「リュートの楽園」シリーズ第8回目でした。

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リュートの楽園第八夜~吟遊詩人の歌声、楽士の音色、それぞれの街角にて~
ホテルニューオオタニ大阪 チャペル「エンジェルズ・アイ」

【前半】
01. 聖母マリアのための頌歌/アルフォンソ賢王
02. イタリアーナ/作者不詳
03. シチリアーナ/作者不詳
04. 翼を持つ君、愛の神よ/カッチーニ
05. 麗しのアマリッリ/カッチーニ
06. そばにいることは/ローザ
07. 愛しい人のまわりに~オペラ「オロンテーア」/チェスティ
08. ロマネスカとタランテラによる即興演奏

【後半】
09. 冬の空に/高本一郎
10. 風の頃/高本一郎
11. 蒼い月/高本一郎
12. アイラ島の午後/高本一郎
13. 柳の園の下で/アイルランド伝承歌
14. スカボローの市にて/イングリッシュ・バラッド
15. グリーンスリーヴスによる即興演奏

【アンコール】
竹田の子守唄
瑠璃カケスの歌/高本一郎

江原啓之(バリトン)
高本一郎(10コース・ルネサンスリュート、アーチリュート、バロックギター)

師匠のコンサートですし、いつもの会場なので感想は避けますが、100人ほどでいっぱいになる石造りのチャペルは響きがよくリュートの演奏にはピッタリです。

床のリュートを弾く天使のモザイクです。

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チャペルなので。

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山本容子さんプロデュースの素敵なチャペルです。

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今日も練習をお休みしました。

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シューマンとグリーグ [コンサート]

第1回から聴いています及川浩治さんの10大ピアノ協奏曲シリーズも第4回目となりました。毎回2曲ずつ協奏曲を弾くというこのシリーズ、演奏者にとっては気力、体力の要るコンサートだと思います。

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今回のプログラムは、生誕200年のシューマン、それにグリーグの協奏曲でした。

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及川浩治 協奏曲シリーズ 10大協奏曲に挑む 第4回 シューマン&グリーグ(ザ・シンフォニーホール

【前半】
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54

【後半】
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16

及川浩治(ピアノ)
現田茂夫(指揮)
大阪センチュリー交響楽団

シューマンの協奏曲は、妻クララのために書かれた「ピアノとオーケストラのための幻想曲」を第1楽章にして、あとの2楽章を加え完成されたもので、クララのピアノ独奏により初演されました。第2楽章のピアノと弦楽器との美しい対話は「協奏」曲の名に相応しいものだと感じました。

今日の及川さんはピアノの美しい響きを紡ぎ出そうとしていたように感じました。

後半のグリーグの協奏曲は、シューマンの協奏曲の影響のもとに作曲されたのではないかという説がありますが、両方ともイ短調で、(全体的なイメージは女性的なシューマンの協奏曲に対してグリーグの協奏曲は男性的な感じを受けますが、)作風も似ている部分があるようです。今日の演奏はそのあたりを意識していたように感じられました。

グリーグはチェロの響きが好きだったのでしょうか、印象的な場面が何度も出てきます。フルートの美しいソロもありますね。

ピアノ協奏曲を十分に堪能したコンサートでした。

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このシリーズは来年の第5回、ブラームス&ベートーヴェンでフィナーレを迎えます。なかなか興味深いシリーズで毎回楽しみにしてきました。過去の記事へのリンクを張っておきます。

第1回 ラフマニノフ:第2番&第3番
第2回 ショパン:第2番&第1番
第3回 リスト:第1番&チャイコフスキー:第1番

第5回はブラームス:第1番&ベートーヴェン:第5番で、2011年5月の予定です。

帰りは滝のような雨が降っていました。

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というのは嘘で、降るには降っていたのですが、こういうことです。

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なんばPARKSにて。

今日は楽器の練習をお休みしました。

(追記2010.10.25.)
スミマセン。細かいミスがいくつかありましたので訂正しました。matchaさん、その通り第1番です。慌てて書いて打ち間違いです。(^^;)

なんばPARKSには滝のように水が落ちている場所があるのですが、water fallを挟んで撮った写真です。小雨が降っていたので傘をさしている方もいらっしゃいました。それにしてもよく降りますね。今日も雨でした。これ以上降って被害が出ないように願うばかりです。

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毛布の季節 [猫]

今日は一日出勤、今週は長かったです。

朝晩は随分涼しくなってきて風邪をひいている方が増えてきました。マスク姿もちらほら見掛けるようになりました。皆さまは大丈夫でしょうか?

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小さい毛布は既に出していたのですが、今日女王様が一番お気に入りのキティ柄の大きな毛布を出しました。

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すっかり寛いでいろいろなポーズをしてくれます。

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寝ていたかと思うと、急に体中のお手入れを始めました。

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あぁ疲れた!

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今日の練習:Joanne MatelartのFantasia prima。

(追記2010.10.24.)
一緒に寝てくれたら温かいと思いますが、そのあたりは独立心があるのか自分の寝床以外では寝てくれません。

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