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ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ [CD・DVD・Video]

フランスの作曲家モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel、1875 - 1937)には、ヴィオリンとピアノのための作品が、ソナタが2曲と演奏会用狂詩曲《ツィガーヌ》があってどれも好きな曲です。

さて、夏に購入して以来ときどき聴きたくなるアルバムで、今夜もかけていました。

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ラヴェル ライブ(試聴できます。)

01 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ「遺作」

ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調
02 アレグレット
03 「ブルース」モデラート
04 「無窮動」アレグロ

05 ツィガーヌ(ラヴェル)

松田理奈(ヴァイオリン)
清水和音(ピアノ)

今年1月に紀尾井ホールで行われたコンサートのライブ録音です。

《ツィガーヌ》などはもう少し迫力があってもよいかなとは思いますが、難曲であることを感じさせず瑞々しく聴かせる演奏です。CDの売り方にビジュアル面が先行しているようにも感じられますが、魅力的な演奏だと思います。今後が楽しみなヴァイオリニストです。機会があればコンサートに出掛けたいと思います。

ピアノの清水和音さんの演奏は安定感があって安心して聴けます。

今日の練習:Joanne MatelartのFantasia primaとFantasia terza

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19世紀ギターのコピー [楽器]

まだ(モダン・)ギターを弾いていた2001年1月に、ギター・ショップで出会ったのがこの楽器でした。

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黒田義正、Lacoteコピー、2000年

19世紀ギターについてあまり知らなかったときでしたが、試奏してみてすぐに気に入った楽器です。製作者の黒田さんは兵庫県で19世紀ギターを中心に製作されています。

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この楽器は、19世紀にフランスで活躍した製作家Lacoteのコピーです。

バックとサイドは楓です。縞模様が美しいです。

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小ぶりであるにも拘わらず、楽器全体でよく鳴ります。

以前練習で録音した音のサンプルです。爪ではなくリュートと同じく指頭で弾いています。弦は高音側がNlygut、低音はライトゲージのクラシック・ギター用の金属巻き弦です。

いろいろ試したのですが、低音弦はテンションを下げるとビリつくので、19世紀ギターとしてはやや高めのテンションかも知れません。



今日は楽器の練習をお休みしました。

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GGムービー・コンテストその後 [雑感]

月刊誌「現代ギター」に載った楽譜を使い、YouTubeと連携したGGムービー・コンテストですが、第1回の"Down By The Sally Gardes"の分の応募は締め切られ、第2回の"Ave Maria"(Bach - Gounod / Tarrega)の募集に入っています。

"Down By The Sally Gardes"には6名の方が演奏をUPされています。

演奏はこちらから。(後述するように、12月1日からは見られないようです。)

私も参加予定の登録はしましたが、予定通り曲が仕上がらず、動画を撮るまでに至りませんでした。(^^;)

コンテストの結果発表はまだのようですが、現代ギター社ホームページ「GGムービー・コンテスト特設ページ」(近日公開)にて発表されるとのことです。

楽しみに待ちたいと思います。

このコンテストはYouTubeのグループ機能を使って行われていますが、現在のグループ機能は12月1日でストップし、近々新たなグループ機能に変わるとのことで、第2回の応募方法は現在のところ未定のようです。

YouTubeにはこう出ていますね。

YouTube Groups will no longer be available starting December 1, 2010. Thanks for using Groups and we hope you'll try our new group features coming soon.

さて、以前UPしましたリュートによる録音を再掲しておきます。



コンテストの編曲は、この基本形に変奏をひとつ付けた構成でした。

さて、昨日のコンサート帰りは友人と飲んでいました。

飲んだと言うより、よく食べました。

先ずはビールから。

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突き出しの炭火焼き、ままかりと畳鰯、あと韓国海苔がありました。

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山葵菜とトマトのサラダ

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豆腐よう

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揚げ里芋の蟹餡かけ

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私は八海山にしました。

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豚肉のグリル、バジルソース

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焼き茄子のなんとか

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生湯葉春巻き

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酒盗のピザ

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〆は焼きおにぎり、ふきのとう味噌添え

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今日の練習:Joanne MatelartのFantasia primaとFantasia terza

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曽根麻矢子チェンバロ・リサイタル [コンサート]

このところコンサート続きですが、これで当分お休みです。

いつもの兵庫県立芸術文化センターです。

ホール前のポプラ並木でしょうか、紅葉と落ち葉が綺麗でした。

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ホール前にはベートーヴェンの像があります。

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見る角度によって表情が変わります。

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さて、コンサートは曽根麻矢子さんのチェンバロ・リサイタルでした。

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【前半】
スカルラッティ:ソナタ K.213
D.スカルラッティ:ファンダンゴ(曽根麻矢子編曲)
J.デュフリ:アルマンド、クーラント、ラ・フェリックス、ラ・ドゥ・ブロンブル
J.S.バッハ:平均律曲集第1巻第21番変ロ長調BWV866よりプレリュード
L.マルシャン:シャコンヌ ニ短調
P.ロワイエ:アルマンド、スキタイ人の行進

【後半】
G.F.ヘンデル:組曲第1番 イ長調
J.P.ラモー:プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、凱旋
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988より第13、14、29変奏

【アンコール】
フランソワ・クープラン:神秘の障壁
C.B.バルバトル:ラ・ルジャック
フランソワ・クープラン:羽虫

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曽根麻矢子さんの演奏は、CDでは聴いたことがありますが、実演は初めてでした。テクニックがあって流麗な演奏でした。フランスの作曲家を中心にバラエティに富んだプログラムで楽しめました。

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さて、今日も街のクリスマス・イルミネーションを。

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今日は楽器の練習をお休みしました。明日は一日出勤です。来週も土曜日が出勤です。(T_T)

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Ave Maria(Bach - Gounod) [YouTube等]

「現代ギター」12月号に、バッハ~グノー(タレガ編)のアヴェ・マリアの楽譜が載っていました。運指は福田進一さんです。

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YouTubeを使った今月のムービー・コンテストの課題曲です。

ちょっと難しい編曲なので私はパスですが、珍しい楽譜であるにも拘わらずYouTubeにこんな動画がUPされていました。



アメリカのJames Edwardsさんの演奏です。

ギター一本でメロディも伴奏も弾くのは無茶な話ですが、よくできた編曲です。さすがタレガの編曲ですね。

タレガの編曲ではありませんが、こんな演奏もありました。こちらはメロディーをトレモロで演奏する編曲です。



アルゼンチンのGermán Arnoltさんの編曲、演奏です。

シューベルトのアヴェ・マリアもありました。



どの編曲も難度は高そうです。

今日の練習:Joanne MatelartのFantasia primaとFantasia terza

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インターネット連携 [本]

私の職業では、職場や都道府県によって差異はあるのですが、法令の施行規則によって定められている業務上の長(管理職ではありません。)を職員による選挙で選びます。正確には選挙の結果を参考に管理職である長が任命するということになります。民主的な方法ではありますが、激務の長に選ばれると、通常の期間3年間はちょっと大変です。

今日、来年度の長を選ぶ選挙でした。大変なことになったなぁというのが今の感想ですが、来月から来年度に向けての業務も入ってきますので、忙しくなると思います。ここも今まで通りに続けられるかどうかは分かりませんが、いけるところまでいってみようと思います。

閑話休題、紙と印刷技術の発明は人間の文化史を語る上で重要なメディアですが、近年インターネットを初めとするマルティメディアに押され気味です。音楽の世界ではインターネット上でのダウンロード販売がシェアを伸ばしていますが、電子出版もこれから伸びていくのでしょうね。

先日取り上げました雑誌のYouTubeとの連携もそうですが、出版業界はインターネットとの連携を模索しているように感じます。

先日、街の書店でこんな本を見掛けました。

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NAXOS ディスカバー・シリーズ 西洋音楽史Ⅰ~Ⅳ、ルシアン・ジェンキンズ著、学研
簡潔に書かれた西洋音楽史の本ですが、NAXOSミュージック・ライブラリ(NML)と連携して、紙面で取り上げられた曲をインターネット上で聴くことができます。

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本に記載されたURLとパスワードを使って専用のページで音楽を聴くというものです。

よくCD付きの本がありますが、これならコストも抑えられる上、CDのサイズにとらわれずにコンパクトな本にすることができますね。素晴らしいアイデアだと思います。

ただ、この本の欠点は、本がコンパクトなので紙が分厚くてページをめくりにくいことです。

西洋音楽史I―バロック以前の音楽 (NAXOS BOOKS DISCOVER)

西洋音楽史I―バロック以前の音楽 (NAXOS BOOKS DISCOVER)

  • 作者: ルシアン ジェンキンズ
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2010/03/24
  • メディア: 単行本



西洋音楽史II―バロックの音楽 (NAXOS BOOKS DISCOVER)

西洋音楽史II―バロックの音楽 (NAXOS BOOKS DISCOVER)

  • 作者: クライヴ アンガーハミルトン
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2010/03/24
  • メディア: 単行本



DISCOVER 西洋音楽史 III 古典派の音楽 (NAXOS DISCOVER SERIES)

DISCOVER 西洋音楽史 III 古典派の音楽 (NAXOS DISCOVER SERIES)

  • 作者: スティーヴン ジョンソン
  • 出版社/メーカー: 学習研究社 音楽出版事業部
  • 発売日: 2010/05/21
  • メディア: 単行本



DISCOVER 西洋音楽史 IV ロマン派の音楽 (NAXOS DISCOVER SERIES)

DISCOVER 西洋音楽史 IV ロマン派の音楽 (NAXOS DISCOVER SERIES)

  • 作者: デイヴィッド マクリーリ
  • 出版社/メーカー: 学習研究社 音楽出版事業部
  • 発売日: 2010/05/21
  • メディア: 単行本


今日の練習:Joanne MatelartのFantasia primaとFantasia terza

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X'MAS2010(その2)とフグ料理 [雑感]

昨日の写真です。

街のX'mas飾りも増えてきました。

某百貨店のショー・ウインドーです。

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しっかり値札が付いていたりしますが、メルヘンチックな雰囲気です。

某ホテル前のイルミネーションです。

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喫煙所の前というのがあれですけど。

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さて、コンサートの後は友人とふぐ料理を食べに行ってきました。

泳ぎトラふぐ料理のコースですが、飲み放題が付いて破格の値段のお店でした。

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たたきのサラダ

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てっさ

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湯引き

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ひれ酒も飲み放題です。

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てっちり

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ふぐ寿司

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シメは雑炊

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アイスクリームまで付いていました。

限界に近いくらい食べました。(^^;)

美味しかったです。

今日は帰宅が遅くなりましたので練習をお休みしました。

(追記2010.11.25.)
泳ぎトラふぐは、活けのトラふぐということでしょう。養殖トラふぐです。ホット・ペッパーのクーポンを使いましたが、飲み放題付きで税込5,000円でした。
>雨香さん
北新地の奥・・・そんな高級なところではありません。(^^;)
東心斎橋です。

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ジュリアーノ・カルミニョーラ & ヴェニス・バロック・オーケストラ [コンサート]

>空気が変わるってこういうことだと思いました。

今日はジュリアーノ・カルミニョーラ & ヴェニス・バロック・オーケストラのコンサートに行ってきました。

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イタリア・バロック協奏曲〈四季〉とともに(兵庫県立芸術文化センター、大ホール)

【前半】
1. T.アルビノーニ:弦楽と通奏低音のための四声の協奏曲 ニ長調 op.7-1
2. B.ガルッピ:弦楽と通奏低音のための四声の協奏曲 ト短調
3. G.タルティーニ:弦楽と通奏低音のための四声のソナタ第3番 ニ長調
4. A.ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第10番《狩》
5. A.ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第5番《海の嵐》

【後半】
6. A.ヴィヴァルディ:《調和と創意への試み》 op.8より〈四季〉全曲

【アンコール】
1. A.ヴィヴァルディ:《調和と創意への試み》 op.8より 第6曲 第1楽章
2. G.タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲 イ長調 第4楽章 ラルゴ・アンダンテ D-96
3. A.ヴィヴァルディ:《調和と創意への試み》 op.8より 第2曲「夏」 第3楽章 プレスト

ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴィオリン)
ヴェニス・バロック・オーケストラ

ヴェニス・バロック・オーケストラのみによる演奏(1.-3.)から始まりました。通常はアンドレーア・マルコンの指揮(チェンバロ)で演奏していますが、今回マルコンは来日していなくて、指揮者無しの合奏です。美しい演奏だけれど何か物足りないと感じました。

4曲目からはソリストとしてカルミニョーラが登場、彼が出てきただけで空気が変わりました。凄いオーラを持った演奏家です。

アクセントをはっきりと付けテンポも自由に動かすスタイルですが、嫌みなところは全く無く、活き活きとした、心から音楽を楽しむような演奏でした。お行儀のよい上品な演奏ではありません。色気のある惹きつけられる演奏です。ヴェニス・バロック・オーケストラの演奏も全く変わりました。共演者の演奏まで変えてしまうカリスマ性もありますね。

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ソリストを除いての楽器構成は、1stヴァイオリン4、2ndヴァイオリン3、ヴィオラ2、チェロ1、ヴィオローネ1、チェンバロ1、アーチリュート1でした。中でもチェロとリュートの演奏が素晴らしく、カルミニョーラとの丁々発止の遣り取りに目(耳)が釘付けになりました。

CDではコンサートの迫力は伝わりませんが、参考までにこちらをどうぞ。

個人的には(イツァーク・パールマンとヒラリー・ハーンとともに)今まで聴いたヴァイオリニストのベスト3に入ります。

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収容人数約2,000人の大ホールでしたが、4階席までほぼ満席でした。鳴り止まぬ拍手に応えてアンコールは3曲も演奏してくれました。

今日のコンサートを皮切りに12月1日まで日本ツアーです。

例によってサイン会に並びました。

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サインをしながら「フライトの時間が・・・。」と叫んでいたので、後の方に並ばれた方はサインをして頂けたのでしょうか?

ホール・ロビーには美しいヴェニスの写真が展示されていました。カルミニョーラの娘さんAnna Carmignolaは写真家だそうで、彼女による写真でした。栞を頂いてきました。

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こちらで彼女の作品を見ることができます。

今日の練習:Joanne MatelartのFantasia primaとFantasia terza

少しだけ練習しました。

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ギターの基礎テクニック [YouTube等]

月刊誌「現代ギター」で今年の4月号から、動画をクリック!「テクニックレシピ」という連載企画があって、動画による解説がYouTubeにUPされています。

雑誌にDVDを付けるとなるとコストがかかりますので、YouTubeを使うというのはよいアイデアですね。

私はギターをメインに弾かなくなったので「現代ギター」は興味のある号しか買いませんが、譜例が無くても参考になることが多いです。動画で見ることができるのは有り難いことですね。

第1回「姿勢」



第2回「右手のタッチ」



第3回「右手のコントロール」



第4回「右手のまとめ」



第5回「左手の基本」



第6回「ポジション移動からハイポジションへ」



第7回「セーハ」



第8回「スラーと左手のまとめ」



現代ギターのチャンネルはこちらです。

雑誌と連動したYouTubeの使い方というのは、今後広がっていくでしょうね。

今日の練習:Joanne MatelartのFantasia primaとFantasia terza

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She Moved Through the Fair [歌]

緊張の糸がプッツリ切れてしまったようで眠くて仕方がありません。よく寝たのに、すぐに横になって居眠りをしてしまいます。(^^;)

さて、アイルランドの伝承曲に"She Moved Through the Fair"という曲があります。歌詞の内容は、両親に結婚を反対された娘が死んで恋人の夢枕に立つという悲恋の物語です。

もの悲しくも美しいメロディ(ミクソリディアン旋法だそうです。)が魅力的な曲で、多くのアーティストが歌っています。

"Scaborough Fair"同様、さまざまなバージョンの歌詞があるようです。

My young love said to me,
My mother won't mind
And my father won't slight you
For your lack of kind.
And she laid her hand on me
And this she did say:
It will not be long, love,
Till our wedding day.

As she stepped away from me
And she moved through the fair
And fondly I watched her
Move here and move there.
And then she turned homeward,
With one star awake,
Like the swan in the evening
Moves over the lake.

The people were saying,
No two e'er were wed
But one had a sorrow
That never was said.
And I smiled as she passed
With her goods and her gear,
And that was the last
That I saw of my dear.

Last night she came to me,
My dead love came in.
So softly she came
That her feet made no din.
As she laid her hand on me,
And this she did say:
It will not be long, love,
'Til our wedding day.

こちらで日本語訳を読むことができます。

2ヶ月ほど前に、Salley Gardensのハープの弾き語りで美しい歌声を聴かせていたSiobhan Owenの動画を紹介しましたが、覚えていらっしゃいますでしょうか。

2009 National Folk Festivalでの演奏です。



美しい歌声です。彼女はCecile Corbel(アリエッティのテーマソングを歌っていました。)に影響されてハープを始めたそうです。

今日の練習:Joanne MatelartのFantasia prima

ご訪問が中途半端な状態で済みません。もう一晩ぐったりします。

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