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クリスマス・ソング集 [CD・DVD・Video]

何かクリスマス・アルバムをと考えていらっしゃる方は、これも候補にいかがでしょうか?

サライ2011_01-01.jpg

小学館の雑誌サライ」の2011年1月号には特別付録として、サライ・オリジナルCD「クリスマス・ソング」集が付いています。

音源はEMI、クラシックあり、ジャズあり、カントリーありでバラエティに富んだアルバムです。

サライ2011_01-02.jpg

収録時間が41分とちょっと短めですが、基本的なクリスマス・ソングは網羅しています。

本体の雑誌が付いて(逆ですね。)780円はお買い得です。

今月号の特集は「神社大全」、表紙の写真は和歌山の熊野本宮大社です。

個人的には「平成23年卯年 思いが届く手作りの年賀状 神社の兎像や絵馬などを参考に、手作りの一葉を」が興味深かったです。

今月号の目次はこちらをどうぞ。(来月号が出るまで。)

今日の練習:Joanne MatelartのFantasia primaとFantasia terza

明日は久しぶりのレッスンです。

(追記2010.12.15.)
西暦と元号がごちゃ混ぜになって大変なことになっていました。(^^;)
バックナンバーじゃありません。訂正しました。

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ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ [CD・DVD・Video]

フランスの作曲家モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel、1875 - 1937)には、ヴィオリンとピアノのための作品が、ソナタが2曲と演奏会用狂詩曲《ツィガーヌ》があってどれも好きな曲です。

さて、夏に購入して以来ときどき聴きたくなるアルバムで、今夜もかけていました。

Ravel violin sonata.jpg

ラヴェル ライブ(試聴できます。)

01 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ「遺作」

ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調
02 アレグレット
03 「ブルース」モデラート
04 「無窮動」アレグロ

05 ツィガーヌ(ラヴェル)

松田理奈(ヴァイオリン)
清水和音(ピアノ)

今年1月に紀尾井ホールで行われたコンサートのライブ録音です。

《ツィガーヌ》などはもう少し迫力があってもよいかなとは思いますが、難曲であることを感じさせず瑞々しく聴かせる演奏です。CDの売り方にビジュアル面が先行しているようにも感じられますが、魅力的な演奏だと思います。今後が楽しみなヴァイオリニストです。機会があればコンサートに出掛けたいと思います。

ピアノの清水和音さんの演奏は安定感があって安心して聴けます。

今日の練習:Joanne MatelartのFantasia primaとFantasia terza

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J.S.BachのMagnificat [CD・DVD・Video]

クリスマスにはちょっと気が早いかも知れませんが、クリスマス・イルミネーションの記事を書いたついでに音楽の方も。

マニフィカトは、受胎告知を受けたマリアが喜びを持って神を賛美したという、ルカによる福音書の「マリアの祈り」のテキストによる楽曲です。

J.S.Bachのマニフィカトは初稿が変ホ長調、第2稿ニ長調となり初稿にあったクリスマスに因んだ挿入曲4曲が省略されました。調が変わった理由は、使用楽器を替えたことによるようで、輝かしい響きのD管トランペットを使うためだと言われています。その他、リコーダーがフラウト・トラベルソに、そしてオーボエ・ダ・モーレが加えられました。

また、クリスマスに因んだ挿入曲が省かれたことで、復活祭、聖霊降臨祭の晩課にも使われることになりました。

さて、オランダ・バッハ協会のマニフィカトの演奏は第2稿に基づくものですが、スヴェーリンク他によるクリスマスの挿入曲を復活させたものです。

壮麗で輝かしいクリスマスにピッタリの曲ですね。

カップリングは、管弦楽組曲第4番の序曲を冒頭合唱曲に転用したクリスマス用の華やかなカンタータ第110番《われらの口を笑いで満たし》BWV.110です。

Bach Magnificat Veldhoven.jpg

J.S.バッハ: 1.-7. カンタータ第110番《われらの口を笑いで満たし》BWV.110 8.-23. マニフィカト ニ長調BWV.243*

(マニフィカトの挿入曲)
10. Dirck Janszoon Sweelinck(1591-1652):暁の星のいと美しきかな
14. Jan Baptist Verrijt(1600-1650):走れ、羊飼いよ
17. Johann Hermann Schein(1586-1630):おお幼いイエスよ、我が幼いイエスよ
20. Johann Michael Bach(1648-1694):いと高き神に栄光あれ

ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)*
ウィリアム・タワーズ(アルト)
チャールズ・ダニエルズ(テノール)
ステファン・マクラウド(バス)

オランダ・バッハ協会
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)

こちらで試聴できます。

今日の練習:リュートでJoanne MatelartのFantasia prima、19世紀ギターでDown By The Sally Gardens。

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Paolo Pandolfo [CD・DVD・Video]

今夜も激しくエラーが出ます。

お客さまがお探しのページは見つかりませんでした。
指定されたアドレスにお間違いがなければ、ページが別にアドレスに移動している、または削除されていることが考えられます。

ご訪問もままならず、困ったことです。

さて、今夜はイタリアのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者Paolo Pandolfoが再録したJ.S.Bachのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集を聴いていました。

Bach Viola da Gamba Sonata.jpg

JOHANN SEBASTIAN BACH
Sonatas for viola da gamba and harpsichord
Arias with obbligato viola da gamba

Sonata I, BWV 1027
01 Adagio
02 Allegro, ma non tanto
03 Andante
04 Allegro moderato
05 Preludio
(improvised)
06 Komm, süßes Kreuz
(Recitativo & Aria, Matthäus-Passion, BWV 244)
Sonata II, BWV 1028
07 Adagio
08 Allegro
09 Andante
10 Allegro
11 Es ist vollbracht
(Aria, Johannes-Passion, BWV 245)
Sonata III, BWV 1029
12 Vivace
13 Adagio
14 Allegro

Paolo Pandolfo, viola da gamba
Markus Hünninger, harpsichord & organ
with
Michael Chance, countertenor
Harry van der Kamp, bass
François Joubert-Caillet, violone

こちらでサンプルトラックを試聴できるようですが、私のコンピュータでは無理でした。

旧盤はこちらで試聴できます。

切れ味鋭い生々しい演奏ですが、ハープシコードとの対話を楽しんでいるかのような演奏です。途中に《マタイ受難曲》BWV.244 より「来たれ、甘美なる十字架よ」と《ヨハネ受難曲》BWV.245 より「すべては成し遂げられた」、それに即興演奏による「前奏曲」が挟まれていますが、これらも歌と二重唱をしているかのような演奏です。恐らく、このアルバムのテーマが対話なのでしょうね。

このアルバムのPVではありませんが、YouTubeにオーストラリアのFour Winds Festivalでの映像がありましたので紹介しておきます。





今日は急な休日出勤で持ち帰り仕事もありましたので、楽器の練習はお休みしました。

(追記2010.11.14.)
ヴオラ・ダ・ガンバはチェロに似た楽器ですが、ヴィオリン属以前に活躍した、6または7弦の擦弦楽器です。ヴィオールとも呼ばれます。音も少し違いますね。
私にはチェロより艶めかしく聞こえます。人の声に近いかも知れません。

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Featuring Norah Jones [CD・DVD・Video]

何事もなかったので記事にできるのですが、先日のアンサンブルの練習のあと右手の指に火傷を負ってしまいました。

finger 2010_11_05.jpg

一昨日のことです。明日がアンサンブルの演奏会なので、さすがに目の前が真っ暗になりました。ちょっとした油断で焼けたものを掴んでしまいました。すぐに氷で冷やしましたが、その夜は指が疼きました。

幸い翌日(昨日)には痛みも消えリュートもギターも弾けることが判り、ホッとしました。

今後指先の怪我には注意したいと思います。

さて、今夜は明日の演奏会に持っていく荷物の準備をしながら、このアルバムを聴いていました。

Featuring Norah Jones.jpg

Featuring Norah Jones(ノラ・ジョーンズの自由時間)

1. リトル・ウィリーズ feat. ノラ・ジョーンズ「ラヴ・ミー」
2. フー・ファイターズ feat. ノラ・ジョーンズ「ヴァージニア・ムーン」
3. ショーン・ボーンズ feat. ノラ・ジョーンズ「ターン・ゼム」
4. ウィリー・ネルソン feat. ノラ・ジョーンズ「ベイビー・イッツ・コールド・アウトサイド」
5. ノラ・ジョーンズ・アンド・サーシャ・ダブソン「ブル・ライダー」
6. ダーティ・ダズン・ブラス・バンド feat. ノラ・ジョーンズ「ルーラー・オブ・マイ・ハート」
7. エル・マッドモー feat. ノラ・ジョーンズ「ベスト・パート」
8. アウトキャスト feat. ノラ・ジョーンズ「テイク・オフ・ユア・クール」
9. Qティップ feat. ノラ・ジョーンズ「ライフ・イズ・ベター」
10. タリブ・クウェリ feat. ノラ・ジョーンズ「スーン・ザ・ニュー・デイ」
11. ベル・アンド・セバスチャン feat. ノラ・ジョーンズ「リトル・ルー」
12. レイ・チャールズ feat. ノラ・ジョーンズ「ヒア・ウィー・ゴー・アゲイン」
13. ノラ・ジョーンズ feat. ギリアン・ウェルチ&デヴィッド・ローリングス「ロレッタ」
14. ライアン・アダムス feat. ノラ・ジョーンズ「ディア・ジョン」
15. ノラ・ジョーンズ feat. ドリー・パートン「クリーピン・イン」
16. ハービー・ハンコック feat. ノラ・ジョーンズ「コート・アンド・スパーク」
17. チャーリー・ハンター feat. ノラ・ジョーンズ「モア・ザン・ディス」
18. ノラ・ジョーンズ feat. M.ウォード「ブルー・バイユー」
19. ワイクリフ・ジョン feat. ノラ・ジョーンズ「エニー・アザー・デイ」

こちらで(一部)試聴できます。(映像もあり。)

新曲も収録されていますが、基本的にさまざまなアーティストと共演したアルバムから選曲したベスト盤です。

私はレイ・チャールズとハービー・ハンコック以外のアルバムは持っていないので、新作を聴く感じでした。ノラ・ジョーンズのあらたな魅力を発見したような気分です。

今日の練習:リュートでJoanne MatelartのFantasia prima、19世紀ギターでDown By The Sally Gardens。

(追記2010.11.8.)
一番恐かったのは弾けないことですが、次に水ぶくれの皮がめくれて弦に引っかかることでした。
この記事のあと、中の水を抜いて皮が癒着するのを待ちましたが、正解でした。

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美しい夕暮れ [CD・DVD・Video]

ときどき色彩感豊かなフランス近現代の音楽が聴きたくなります。

オランダのヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンの新譜です。

Beau Soir.jpg

Beau Soir(美しい夕暮れ)

1.-3. ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
4. ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
5. ドビュッシー(ローレンス編):月の光
6. デュビュニョン:恍惚のひととき
7. ブーランジェ:夜想曲
8. デュビュニョン:眠りの神ヒュプノス(ミス・ヤンセンに捧ぐ)
9. メシアン:主題と変奏
10. フォーレ:夢のあとに
11.-13. ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
14. デュビュニョン:モンフォール・ラモリーに戻って

ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ)

こちらで試聴できます。

ドビュッシーとラヴェルのヴァイオリン・ソナタを中心にブーランジュ、フォーレ、メシアンそして現代の作曲家デュビュニョン(1969年生まれ)の作品を、「夕暮れ-夜-眠り-明け方」という時間の流れで並べて収めたアルバムです。

ヤンセンとデュビュニョンの対談の動画がUPされていました。



PVはフォーレの「夢のあとに」です。



次々と現れる写真の風景を追って夜の街をさまようという不思議なPVです。この演奏はちょっと表現過多かも知れません。アルバムの演奏とは異なるような気がします。

神経質なところのないヤンセンの演奏が好きです。ゆったりとした気分で音楽に浸ることができます。

今日の練習:リュートでJoanne MatelartのFantasia prima、19世紀ギターでDown By The Sally Gardens。

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エンリコ・オノフリ [CD・DVD・Video]

今夜もソネブロは不調で、しばらくの間一切繋がりませんでした。(23:30過ぎにやっと回復したようです。)なかなか安定しないですね。

今夜は、イタリアの古楽アンサンブル、イル・ジャルディーノ・アルモニコのコンサートマスターであるエンリコ・オノフリさんのソロ・アルバムを聴いていました。

Enrico Onofri.jpg

THE SECRETS OF BAROQUE VIOLIN

ヨハン・セバスティアン・バッハ (1685-1750)
1. トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565 (ヴァイオリン独奏版/編曲:E.オノフリ)

ジュゼッペ・タルティーニ (1692-1770)
2.-4. ソナタ ト短調 B.g10 Op.1-10 《すてられしディドーネ》(ヴァイオリン独奏版/編曲:E.オノフリ)

ゲオルク・フィリップ・テレマン (1681-1767)
5.-8. 無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア 第1番 変ロ長調 TWV 40:14

ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー (1644-1704)
9. パッサカリア ト短調 (ロザリオのソナタ集より)

ゲオルク・フィリップ・テレマン
10.-14.《ガリヴァー組曲》TWV 40:108
15.-17. 無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア 第9番 ロ短調 TWV 40:22
18.-20. 無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア 第12番 イ短調 TWV 40:25

ジュゼッペ・タルティーニ
21.-22. ソナタ イ長調 B.A16 Op.1-13 《パストラーレ》
(特殊調弦をしたヴァイオリンによる、ヴァイオリン独奏版/編曲:E.オノフリ)

ジョヴァンニ・バッサーノ (c.1558-1617)
23. リチェルカータ 第3番

エンリコ・オノフリ(バロック・ヴァイオリン)

こちらで試聴できます。(ページの下の方です。)

イル・ジャルディーノ・アルモニコと言うとヴィヴァルディの「四季」のアルバムが思い出されます。このCDは廃盤ですが、試聴できます。(試聴で出てくる曲名はヘンです。)

ヴィヴァルディ/協奏曲集<四季>

ヴィヴァルディ/協奏曲集<四季>

  • アーティスト: イル・ジャルディーノ・アルモニコ,ビバルディ,オノフリ(エンリコ),グラッツィ(パオロ)
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1998/10/25
  • メディア: CD


現在手に入るのはこちらのCDですね。

4 Seasons

4 Seasons

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Teldec
  • 発売日: 1994/10/25
  • メディア: CD


衝撃的だと言うことで話題になったようですが、溌剌とした素晴らしい演奏だと思います。

オノフリさんのソロ・アルバムも同様で、決して奇を衒った演奏ではなく、音楽が活き活きしています。でも、何か凄いものを聴いたという感じがします。

今日の練習:リュートでJoanne MatelartのFantasia prima、19世紀ギターでDown By The Sally Gardens。

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Cavatina Duo [CD・DVD・Video]

先日フルートとギターのデュオ、Cavatina Duoの動画を紹介しましたが、今夜は彼らのアルバムを紹介します。

センニンさんも最新アルバムの記事を書かれていますのでそちらもご覧下さい。

Cavatina Duo.jpg

Cavatina Duo

1.-4. A.ピアソラ:タンゴの歴史
5.-6. J.ロドリーゴ:暁へのセレナータ
7. A.ヤゲ:コンフィデンシャル第2番
8.-10. A.ルイス=ピポー:漁具I, II, III
11.-13. 武満 徹:海へ
14.-16. E.デニソフ:ソナタ

Cavatina Duo
 Eugenia Moliner(flute)
 Denis Azabagic(guitar)

こちらで試聴できます。

彼らのHPのRecordingsにはLive Performancesというのが載っていますが、Not for saleと書かれていますので、1999年に発表されたこのCDは、恐らく彼らのデビューアルバムだと思われます。

ピアソラの「タンゴの歴史」はフルートとギターのための代表曲のようなものですが、初期のタンゴはフルートとギターで演奏されていたという事実に基づいて、その時代時代の様式で書かれた曲です。小気味のよいテンポの演奏は爽快で好感が持てます。

「アランフェス協奏曲」で有名なスペインの作曲家ロドリーゴの「暁へのセレナータ」はフルートもしくはヴァイオリンとギターのために書かれた曲です。比較的よく演奏される曲のようで、YouTubeにもいくつか動画が上がっています。

A.ヤゲは1947年生まれのスペインの作曲家です。Confidencialはカタロニア語で「秘密の」という意味があるようです。10分を超える大曲です。

A.ルイス=ピポー(1934-1997)はスペインの作曲家で、イエペスがよく弾いていたギター曲「歌と踊り」が有名です。「漁具」は現代的な響きの曲です。

武満徹の「海へ」は、アルト・フルートとギターのための作品で夜、白鯨、鱈岬の3曲からなります。これも比較的よく演奏される曲ですね。

最後のE.デニソフはロシアの作曲家です。フルートとギターのためのソナタは、対話、ノクターン、セレナードと題された3曲からなる曲で、合計15分を超える大曲です。

このアルバムは現代曲ばかりで構成されていますが、フルートとギターという編成のせいでしょうか、演奏がよいせいでしょうか、すーっと耳に入ってきます。恐らく難曲ばかりで意欲的なアルバムですが、演奏に力みも感じられず、心地よく聴くことができます。

AmazonやHMVでは取り扱いがないようですが、私は現代ギター社から購入しました。

今日の練習:Joanne MatelartのFantasia prima。

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Power To The People, The Hits [CD・DVD・Video]

入れて頂いたniceやコメントが記事になかなか反映されません。表示されるようになるまで時間がかかるようですね。皆さまのところはいかがですか。

我々の年代はBeatlesを聴いて育ったようなものだけど、青春時代には既に解散していて、リアルタイムに聴いていたのはメンバーそれぞれのソロでした。

大学時代に友人がJohn LennonのファンだったこともあってLPを貸して貰ったりしていました。そしてJohnの訃報に接したのもその頃でした。

あれからもう30年、そして生誕70年ということで、リマスターされたアルバムや未発表曲を収めたboxセット、新たなbest盤が先週発売されました。

誕生日の10月9日には、GoogleのトップページのロゴもJohn Lennnon仕様でした。これは記事にされた方も多かったですね。

さて、アルバムは既に何枚か持っていますので、boxセットではなく新しいbest盤を購入しました。

Power To The People The Hits.jpg

ザ・ヒッツ~パワー・トゥ・ザ・ピープル

01 パワー・トゥ・ザ・ピープル
02 真実が欲しい
03 ウーマン
04 インスタント・カーマ
05 真夜中を突っ走れ
06 コールド・ターキー(冷たい七面鳥)
07 ジェラス・ガイ
08 夢の夢
09 スターティング・オーヴァー
10 マインド・ゲームス
11 ウォッチング・ザ・ホイールズ
12 スタンド・バイ・ミー
13 イマジン
14 ハッピー・クリスマス(戦争は終った)
15 平和を我等に

ジョン・レノン

こちらで試聴できます。

収録時間が60分弱と短いし、もっと入れて欲しかった曲もあるけれど、(デラックス・エディションには)CD収録曲と同じ曲のPVを収めたDVDもついているので、満足度は高いです。

今年は職場の事業所も創立70周年、縁のようなものを感じます。祝賀会で上映する70年の歩みのスライドショーを制作するのですが、John Lennonの曲を使ってみようと計画しています。JASRACに問い合わせてみて、曲の使用料との相談ですが。

今日の練習:Marco dall'AquilaのRecercar(Munich 266, fo. 28v)とJoanne MatelartのFantasia prima。

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A Choral Year With Bach [CD・DVD・Video]

しばらく仕事の繁忙期が続きます。CDをかけながら持ち帰り仕事というスタイルが定着してしまいました。(^^;)

美味しいところだけ集めたアルバムがありますが、殊クラシックに関してはそういう聴き方はどうかという批判もあるかも知れません。学術的に聴くのも悪くはないけれど、美しいものを楽しめれば、それはそれで意義があるのではと思います。

BCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)がバッハのカンタータ・シリーズの録音を初めて15年になるのを記念して編まれたアルバムで、「ルター派の教会暦に従い、待降節(クリスマス前)から宗教改革記念日(10月31日)までの14の祭日用に書かれたカンタータの冒頭合唱を集めた」というものです。

A Choral Year with Bach.jpg

A Choral Year With Bach

1. いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV61(待降節用)
2. われらが口を笑いにて BWV110(降誕節用)
3. 主に向かって新しき歌を歌え BWV190(新年用)
4. 彼らみなシバより来たらん BWV65(公現祭用)
5. すべてただ神の御心のままに BWV72(公現後第3主日用)
6. 安らぎと喜びもてわれは逝く BWV125(聖母の清めの祝日用)
7. 来たれ、娘たち、わが嘆くを助けよ(マタイ受難曲) BWV244(受難日)
8. キリストは死の絆に BWV4(復活祭用)
9. 鳴り響け、汝らの歌声 BWV172(聖霊降臨後第1主日用)
10. 貧しき者は饗せられん BWV75(三位一体後第1主日用)
11. 神よ、われを調べ BWV136(三位一体後第8主日用)
12. 主よ、汝の目は信ずる者を BWV102(三位一体後第10主日用)
13. わが魂なるイエスよ BWV78(三位一体後第14主日用)
14. 愛する神よ、われいつの日に BWV8(三位一体後第16主日用)
15. われらが神はかたき砦 BWV80(宗教改革記念日用)
教会暦を超えて
16. イエスは、わが喜び(心と口と行いと生活をもて) BWV147
17. 我らに平和を与えたまえ(ロ短調ミサ) BWV232

鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン

こちらで試聴できます。

カンタータの冒頭合唱を集めた理由を、鈴木雅明さんはライナーノーツでこう語っています。

「筆者にとって、個々のカンタータのイメージは、何をおいてもまずは冒頭の合唱曲によって形作られているからだ。このCDのプログラムは、筆者にとって最も印象深いカンタータの冒頭楽章を選び出し、ルター派の教会暦に従って並べたものである。」

最後にBWV147と232が置かれていることは心憎い演出です。

「そして誰しも最後の願いは、平和である。が、世界の平和は、ひとりひとりの心の平和なくしては得られない。J.S.バッハのユニヴァーサルな思いを受け継ぎたいと願って、最後にこれを置くことにした。」

バッハは教会での仕事としてライプツィヒ時代に約5年分の教会カンタータを作曲したそうです。残っているのはその内の約4年分の約200曲だそうですが、それでも膨大な数です。

BCJのカンタータ・シリーズの録音は、すべて神戸松蔭女子学院大学のチャペルで行われてきましたが、あと28曲を残すだけとなったそうです。偉業だと思いますが、すべてを聴くことはできそうにありません。ほんの一部だけの抜粋盤ではありますが、明確な意図を持って編集されたこのアルバムを聴いて幸せな時間を過ごすことができました。

今日の練習:Marco dall'AquilaのRecercar(Munich 266, fo. 28v)とJoanne MatelartのFantasia prima。

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