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アンサンブル(2010.7.31.) [レッスン]

今日から3食とることにしました。(胃腸への負担が少ない病人食ですが。)なので、5日間毎日通った点滴ともさようならです。

どうしようか迷ったのですが、車での移動で身体への負担も少ないので、月例のアンサンブルの練習に行ってきました。

Ensemble 2010_07_31-02.jpg

11月の演奏会(会場等の詳細未定)の曲目が決まりました。

先月の発表会での4曲

C. de Sermisyの"Tant que vivrai"
Cancionero de PalacioよりG. Foglianoの"L'amor, donna, ch'io ti porto"
H. Issakの"Innsbruk, ich dich lassen"
J. Dowlandの"Now, o now I need must part"

に加え、

L. Senflの"Ach Elslein"です。

Ernst Stolzさん(singing and viol)とTrond Bengtsonさん(lute)による演奏です。



歌詞はこうなっています。

Ach Elslein, liebes Elselein,
Wie gern war ich bei dir,
So fließen zwei tiefe Wasser
Wohl zwischen dir und mir.

Das bringt mir großen Schmerze,
Herzallerliebster G'sell,
Red' ich von ganzem Herzen,
Habs für groß Ungefall.

Hoff' Zeit wird es wohl wenden,
Hoff' Glück werd' kommen drein,
Sich in alls Guts verwenden,
Herzliebstes Elselein.

エルスライン(女性)への愛を歌ったドイツの古謡です。

新しい楽器(↓の右端、裏返っているもの)も登場していました。

Ensemble 2010_07_31-01.jpg

裏返っているので分かりにくいですが、通常の楽器より一回り大きくて、低音がよく出ます。素晴らしい楽器でした。

次回よりアンサンブルのピッチをA=415Hzにすることになりました。

体調も回復してきましたので、明日からまた皆さまのところにご訪問できればと思っています。

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つのだたかしさん [レッスン]

今日はつのだたかしさんの講習会(個人レッスン)に行ってました。

Studio73.jpg

普段見(られ)ない声楽のレッスンも聴講してきました。つのださんは歌もお上手です。

リュートはひとりだけで、声楽の方が3名と贅沢なレッスンでした。

レッスンの方は、右手のタッチを随分直されました。あとは強拍と弱拍のこと。曲はLachrimaeを持って行ったのですが、歌との関連のこと。

レッスンのあとはスペイン料理のお店で楽しいお話しを聞かせていただきました。体調が不調だったのが残念。

根性切れに付き、今夜もこの辺りで失礼します。お休みなさい。

(追記2010.07.25.)
昨夜はエネルギー切れできちんと記事を書けなかったので、追記します。センニンさんへのコメントに書かせて頂いたことを一部改訂して掲載します。

50分のレッスンだったのですが、先ずは右手のタッチを直されました。芯のあるよい音を出すためにはどうすればよいのかということです。親指は立て気味にして力を入れずにすっと(次の弦に)落とす感じ(アポヤンド)。よい音とはどういう音か、何度も弾いて確認して頂きました。

よい音が出る弦の位置を見付けて、常にそこで弾けるようにしなければいけない、(リュートは斜めに構えるから)そのためには低音側と高音側で腕の位置を調整しなければいけない。

メロディがどうなっているのか、だからどう弾かなければいけないのか(元が歌なので余計そうです。)とか、強拍と弱拍をきちんと弾き分けなければいけないこと、あとは細かいリュートを弾くときのテクニックについて。例えば、協和しない和音はアルペジオにした方がよいとか。

冒頭のアルペジオは歌では"Flow~"の部分ですが、アルペジオの弾き方で歌がどういう風になるのか方向性が決まってしまうということは、特に印象に残っています。

レストランでも駅で別れるときにもタッチのことを仰っていましたから、美しい音を出すということを大切にされているのだと思いました。

歌は、つのださんがリュートを弾きながらレッスンされていくのですが、抑揚の付け方、ピッチのことを特に大切にされていたと思います。つのださんの伴奏で歌えるなんて贅沢ですよね。

つのださんは実際に声を出して歌いながらレッスンされていました。ご本人も仰っていましたが、歌うことが大好きなのだそうです。

私のような者は場違いかなとも思いましたが、また機会があれば参加したいと思います。Lachrimae、終わるまでに何回かかるかなぁ。

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レッスン(2010.6.25.) [レッスン]

仕事帰りに発表会前最後のレッスンに行ってきました。

Oku Lute 2010_06_11-14.jpg

引き続きF.CuttingのGalliardとJ.DowlandのLachrimae antique Pavinです。

Oku Lute 2010_06_11-13.jpg

暗譜はしましたが、当日は視奏することにしました。

今日のレッスンでは、Lachrimae antique Pavinを暗譜で弾きましたが、内声の動き等の表現が疎かになりがちだという指摘を受けたからです。

Oku Lute 2010_06_11-12.jpg

あと、今日頂いたアドバイスは、

・弾きとばさないように気を付ける。
・フィゲタの人差し指の動きが大きい。

でした。

それ以外で、今までに頂いたアドバイスをまとめると、

Galliard
・4小節単位のフレージング。
・3拍目が重くならないように。
・符点を軽く弾く。
・優雅さと躍動感を出すように。
・和声感が出るように。
・ベースラインが出るように。
・左手の押さえを早く離さないように。

Lachrimae antique Pavin
・フレーズが短い。4小節単位でとること。
・フレーズごとにrit.しない。
・曲の中で、前に行くところと停滞するところのメリハリをつける。
・ベースラインと和声感を大切にすること。

本番まであと2週間です。

楽器の写真は、6/11の記事に載せきれなかったものです。

GXR、RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC

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リュートの会(2010.6.19.) [レッスン]

今日は発表会前、最後のアンサンブルの練習でした。

Ensemble2010_06_19-02.jpg

Ensemble2010_06_19-01.jpg

1. C. de Sermisyの"Tant que vivrai"
2. Cancionero de PalacioよりG. Foglianoの"L'amor, donna, ch'io ti porto"
3. H. Issakの"Innsbruk, ich dich lassen"
4. J. Dowlandの"Now, o now I need must part"

最後の仕上げでした。

ソロの方も、そろそろ仕上げに入らなければいけませんね。

久しぶりに大きい場所で演奏する機会が、(詳細は未定ながら)秋にありそうです。

休憩時間はお土産を頂きました。

Ensemble2010_06_19-03.jpg

スウェーデンのチョコレート、これはメンバーのハネムーンのお土産です。Dalecarlian Horseというのは、伝統的な木彫りの馬の玩具のようです。それを模したチョコレートでした。

Ensemble2010_06_19-04.jpg

上海万博に行かれたメンバーのお土産のチョコレート。

ご馳走様でした。

【おまけ画像】
S字の形でお休み中の女王様、ときどきヘンな格好で寝ています。

Nyanko 2010_06_19.jpg

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レッスン(2010.6.9.) [レッスン]

発表会まで約ひと月なので最後の追い込みに入らなければいけません。仕事帰りにレッスンに行ってきました。

Oku Lute 2010_06_09 A12.jpg

GXR、GR LENS 50mm A12 F2.5 MACRO

7月の発表会までは引き続きF.CuttingのGalliardとJ.DowlandのLachrimae antique Pavinに取り組みます。

いつもと順序を変えて、J.DowlandのLachrimae antique Pavinから。

・4小節ひとまとまりのフレージング、最後の音を目指して(意識して)弾いていく
・どんどん前に行くところと停滞するところのメリハリをつける
・終止のところでむやみにrit.しないこと
・和声感を意識して弾くこと

暗譜で弾けるようになりましたが、視奏の方がよいような気もしてきました。(一長一短ですが。)

Oku Lute 2010_06_09 S10.jpg

GXR、RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC(50mm相当)

後半は、F.CuttingのGalliardです。

・3拍子の3拍目が重い
・躍動感が欲しい
・弱拍の人差し指の音が大きくならないように気を付ける

Oku Lute 2010_06_09 P10.jpg

GXR、RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC(50mm相当)

今週は会議が多い週で、例によって仕事が片付きません。と言うより、会議で新たな仕事が生まれます。月曜日が3つ、火~水曜日が1つずつ、明日は大きいのが1つです。(T_T)

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レッスン(2010.5.23.) [レッスン]

※今日こそ皆さまから頂いたコメントへのお返事、皆さまのところへのご訪問ができると思っていたのですが、昨夜から相変わらずコメント投稿ができません。

コメントへのお返事はテキスト・エディタで書き溜めていますので、ソネブロが復調したときにまとめて入れます。皆さまのところへはコメントが入りませんのでnice!の押し逃げになりますが、お許し下さい。

コメントしたい記事がたくさんあるのに残念です。ソネブロのバカぁ。(2010.05.23. 21:42)

先週練習できない日が続いたので気が引けるのですが、レッスンに行ってきました。

Oku Lute 2010_05_23.jpg

7月の発表会までは引き続きF.CuttingのGalliardとJ.DowlandのLachrimae antique Pavinに取り組みます。

ここしばらく両曲とも弾き続けていますので細かいところは練習あるのみですが、今後練習で気を付けることは、

・バスを担当する親指をもっと意識して(意志を持って)、流れとダイナミクスを出していけるように
・押弦する左手をもう少しぎりぎりまで保って、ポジション移動を素早く

です。

引き続き暗譜して弾ける練習をします。

さて、先日合唱曲を紹介しましたSweelinckも"Lachrimae"を鍵盤楽器用に編曲しています。

オランダのErnst StolzさんのVirginal演奏です。



華麗な編曲です。

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リュートの会&レッスン(2010.5.9.) [レッスン]

(2010-05-10 00:00)先程からまたコメント投稿ができなくなりました。コメントを入れたつもりでも、失敗しているかも知れません。nice!押し逃げになっていましたらお許し下さい。m(_ _)m

今日は、アンサンブルの例会とそのあとレッスンでした。

Ensemble2010_05_09-02.jpg

ご都合が悪くて欠席の方が2名いらっしゃいましたが、これだけ楽器が揃うと壮観です。

Ensemble2010_05_09-01.jpg

写真を撮っていると、メンバーの皆さんが綺麗に並べて下さいました。

くーぷらんさんがレッスンのために持ってきていたバロックギターと他のメンバーのビウエラのツー・ショットです。

Ensemble2010_05_09-03.jpg

さて、アンサンブルの練習は、以下の3曲でした。

1. Cancionero de PalacioよりG. Foglianoの"L'amor, donna, ch'io ti porto"

これに結構時間をかけて練習しました。3小節単位になっていることに気を付けて弾くこと。

2. H. Issakの"Innsbruk, ich dich lassen"

リュートの響きに向いている曲です。美しく響いていました。

3. C. de Sermisyの"Tant que vivrai"

重くならないように。花咲く季節のウキウキ感を出すように。

全体的に、

歌に寄り添う伴奏を心掛けること。

伴奏と楽器だけのときは違う演奏でなければいけない。

この3曲に加えてJ. Dowlandの"Now, o now I need must part"の4曲を発表会で演奏します。

さて、このところ忙しいのでアンサンブルの練習のあとレッスンをお願いしました。

F.Cuttingの"Galliard"とJ.Dowlandの"Lachrimae antique Pavin"、この2曲を発表会で弾けるよう練習しています。

両曲とも、rit.してしまう箇所が多過ぎて音楽の流れが悪くなる癖がありましたので、今日は流れが止まらない演奏を心掛けました。残念ながら練習不足で破綻してしまうところがありましたが、この感じで今まで指摘されたことを盛り込んでいけるよう練習します。

発表会まで2ヶ月、頑張ります!

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レッスン(2010.4.25.)とフラウト・トラヴェルソ [レッスン]

久しぶりに休日のレッスン、昨日とは違って天気も良く暖かい一日でした。

2010_04_25-1.jpg

車に楽器を積み込んだところで、八重桜の花びらがひらりと落ちてきました。

2010_04_25-2.jpg

随分散りましたが、このところ寒かったので、まだまだ残っている花もあります。

2010_04_25-3.jpg

さて、レッスンは相変わらずF.CuttingのGalliardとJ.DowlandのLachrimae antique Pavinに取り組んでいます。

まず、F.CuttingのGalliardから。

3拍子の曲ですが、どうも3拍目と裏拍を強く弾く傾向があるようです。そのせいもあってフレーズが短く切れてしまったりします。それと符点のリズムを軽めに弾くこと。ディヴィジョンのところで細かい音を一つ一つ強く弾かないこと。終点の音に向かって軽やかに。

左手の運指は随分スムーズになりました。

次は、J.DowlandのLachrimae antique Pavinです。

これもフレーズを長くとること。息継ぎが短いようです。それと指遣いの難しいところでrit.してしまって流れが悪くなっています。フィゲタ(親指と人差し指で交互に弾く奏法)で弾いたあとの人差し指の動きが大きいようです。

やりたいことが分かる演奏になってきたと仰って頂きましたが、気を付けなければいけないことが多くて、それが気になり、まだまだ気持ちよく演奏できません。

さて、レッスン後誘って頂いてコンサートに行ってきました。

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リュートの会(2010.4.11.) [レッスン]

今日は休日出勤でしたが、アンサンブルの例会とバッティング、仕事が終わったあと大急ぎで駆けつけてぎりぎりセーフでした。(^_^;)

Lute 2010_04_11-1.jpg

7月に発表会があるのですが、今年は合奏も入れようということで、今まで練習した曲から準備することになりました。

先ずは、C. de Sermisyの"Tant que vivrai"から。フランスの曲らしく軽さを出すように。

以前の練習の記事はこちらです。

2曲目はJ. Dowlandの"Now, o now I need must part"です。

この曲は何度も練習しましたが、最近の練習記事はこちらです。

そして今日の最後はH. Issakの"Innsbruk, ich dich lassen"です。響きの美しさを楽しみましょうということでした。

この曲も何度も練習しましたが、最近の練習記事はこちらです。

この3曲に加えて、来月はCancionero de PalacioよりG. Foglianoの"L'amor, donna, ch'io ti porto"を練習することになりました。

以前の練習記事はこちらです。

さて、発表会まであと3ヶ月です。ソロの方もそろそろ仕上げにかからなければいけません。現在取り組んでいるF. Cuttingの"Galliard"とJ. Dowlandの"Lachrimae antique Pavin"にする予定です。

今日の写真は、Xperiaのカメラで撮りました。少し暗かったかも知れません。

これはくーぷらんさんのビウエラと。

Lute 2010_04_11-2.jpg

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レッスン(2010.4.9.) [レッスン]

練習不足の感は否めませんが、仕事帰りにレッスンに行ってきました。

Oku Lute 2010_04_09.jpg

前回に引き続き、F.CuttingのGalliardとJ.DowlandのLachrimae antique Pavinです。

先ずは、F.CuttingのGalliardからです。

方向性は見えてきたのですが、幾つか注意点がありました。

・流れを4小節単位で捉えること
・ベースラインの方向性を出すこと
・ハーモニー感を出すこと
・優雅さが必要

AA'BB'CC'という構造の曲ですが、練習方法として、先ずABCだけを弾いてみましょうというアドバイスを頂きました。

次は、J.DowlandのLachrimae antique Pavinですが、曲の構造について詳しく解説して頂きました。これも幾つか注意点がありました。

・トリルはゆっくりから速く
・rit.の箇所を多くしないこと

やはりAA'BB'CC'という構造の曲ですが、Galliardと同じ方法で練習してみること。

やっと一週間が終わったという感じですが、日曜日が出勤です。

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