復習 [練習]
10月のコンサートで演奏する曲目、楽器構成が合宿で決定しました。
ブロークン・コンソートでは、「花咲く日々に生きる限り」、「シチリアーナ」、"Fortune my foe","Now, oh now I need must part"の4曲。リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、バロック・ギターで組み合わせを変えながら演奏します。
その他、リュート・ソロやリコーダーとリュート、リュート・デュオがあります。
私は、ブロークン・コンソートではリュートとバロック・ギターで参加します。合奏以外では、リュート・デュオを引き受けてしまいました。「王のパヴァーヌ」とダ・ミラノの「カノン」を演奏します。
合宿から帰ってきて、おさらいをしていましたので、いつものソロの練習はお休みしました。
コンサートまで2ヶ月をきりました。頑張らなければ。
夜練 [練習]
いつもは、朝早く行って人のいない職場で練習するのですが、週末には楽器を持ち帰ります。持ち帰り仕事もあるのですが、週末ですので、明日のことを心配せずに夜も練習できます。
奥清秀さん製作のリュートのロゼッタ。
夜は、ダウランドの"Sir John Smith, His Almain"を中心に練習。3ヶ月も弾いているとさすがに暗譜してしまいました。
こんな曲です。ナイジェル・ノースの演奏です。(Tr.12)
YouTubeの投稿映像です。こちらは以前さんとすさんが教えて下さった、やはりYouTubeの投稿映像。皆さんご自分の演奏を投稿されているようですが、凝った編集をしていますね。
本日の練習:指ならしに3音のアルペジオの練習、"40 Easy to Early Intermediate Pieces for Renaissance Lute"のNo.17~21、ダウランドの"Sir John Smith, His Almain"、アテニャンのBasse dance "La Magdalena"(Basse Dance, Recoupe, Tourdion)。
"Sir John Smith, His Almain" [練習]
仕事が忙しくなってきたのですが、まだ何とかリュートの練習時間はとれています。
さて、練習を開始しました新曲ですが、Dowlandの"Sir John Smith, His Almain"です。Almain(英)はドイツ風のという意味だそうで、ゆるやかな2拍子系のドイツ舞曲です。後にAllmande(仏)と呼ばれるものです。
この曲はギターでも弾かれることが多い曲で、村治佳織さんも録音していました。こんな曲です。(Paul O'Detteの演奏、Disk 2の4曲目です。中間部ですね。とても綺麗な音です。)
冒頭の部分です。16分音符が並んでいます。こんな調子で4ページにわたる曲ですが、演奏時間は3分くらいでしょうか。
最後のページです。華やかな終わり方ですね。このページには特徴的な3連符が出てきます。(2~3段)
まだまだ、途中で止まったりしてしまいますが、この曲はよいフィゲタ(親指と人差し指で交互に弾く奏法。)の練習になります。
さて、その前に"Lachrimae"を終わらせなくては。
本日の練習:指ならしに3音のアルペジオの練習、"40 Easy to Early Intermediate Pieces for Renaissance Lute"のNo.5と8、ダウランドの"Lachrimae"と"Sir John Smith, His Almain"。
練習(2007.1.29.) [練習]
いよいよ新しい曲集の練習に入りました。
"40 Easy to Early Intermediate Pieces for Renaissance Lute"です。前の曲集より少しレベルが上がります。今日はNo.1~4を練習しました。次のレッスンにはこの4曲を持って行くつもりです。少し手強いですね。No.4は16分音符が続くので忙しいです。
あとは、ずっと弾いている、指ならしに3音のアルペジオの練習、ダウランドの"Lachrimae"。
新しい楽器は、今まで弾くのが難しかったことが楽になって、弾いていて楽しいです。音の持続も長く、音を繋げるのが楽になりました。
(写真のサイズを変更した際に、綺麗なストライプが乱れてしまいました。)
弾き初め [練習]
旅行から帰ってきてから、少しは楽器を触っていたのですが、本日から本格的に練習を再開しました。2007年の「弾き初め」ということにします。
旅行前の練習メニューを一通りこなしましたが、ひどいものです。やはり日々の練習の積み重ねが大切ですね。
机の上の楽譜は、"SATIE for the Guitar"。リュートで弾けないものかと、取り出して『ジムノペディ第1番』の運指を確認してみました。この楽器(F調弦)だとギター(E調弦)用の編曲を半音上げると、なんとか弾けることが判りました。左手がきついところがあるのですが、G調弦の弦長が短い楽器だと弾ける筈。いずれ挑戦してみたいと思います。(こんなことしてる場合じゃないのですが。)
本日の練習:指ならしに3音のアルペジオの練習、"58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.54~58、ダウランドの"Lachrimae"。
12月24日に旅行記【2】をUPしました。
練習会【with Recorder】 [練習]
日曜日ですが、午前中は出勤でした。午後はリコーダーと19世紀ギターで合わせて頂きました。
課題曲は"Greensleeves to a Ground"です。スタジオを借りての練習でした。響きがよくて2時間気持ちよく練習できました。STUDIO NECOさんです。大阪駅の近くで1人1時間当たり420円は安いですね。名前の通り?猫さんがいて、かごの中で眠っていました。
初めて合わせて頂いたのですが、話し合いながら曲をつくっていく作業は楽しいですね。今日もあっと言う間に時間が過ぎました。
それにしても、黒田義正さんのこのギター、ボディーが小さいのによく鳴ります。
散々ギターを弾きましたので、家に帰ってからの練習はリュートのみ。
アテニャンの『花咲く頃に』、ダウランドの"Mrs.Winter's Jump"と"Mr.Dowland's Midnight"、"Lachrimae"、二重奏「王のパヴァーヌ」。
練習会【with Lute】 [練習]
今日は、発表会の重奏の練習会に行ってきました。夏の合宿で合わせて頂いて以来です。
課題曲は『王のパヴァーヌ』。久し振りでしたので何度も練習をお願いし、あっと言う間に3時間が過ぎました。
明日はレッスンです。発表会で弾くソロの曲を決めなくては。
私の中で、発表会に向けてやっと意識が高まってきました。頑張ります。
本日の練習メニュー:指ならしに3声の和音とアルペジオの練習曲、"58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.40~43の予習、ダウランドの"Lachrimae"、二重奏「王のパヴァーヌ」と19世紀ギターで"Greensleeves to a Ground"。
予習(2)"Mr.Dowland's Midnight" [練習]
ルネッサンス音楽を練習するにあたって、一度古典舞曲について勉強する必要性を感じているのですが、なかなかよい本がありません。どなたかご存知ないでしょうか。
さて、次回レッスンに持って行くことになりました新しい曲その2です。これもダウランドの曲ですが、『ダウランド氏の真夜中』と題されました小品です。
五線譜に直したもののみ載せますが、私はタブ譜を見て弾きます。
4小節単位のA, A', B, B'という分かり易い構成です。曲名の由来は分かりませんが、ゆっくりとしたテンポのメランコリックな曲です。 ご覧の通り3声で書かれています。内声の動きに注意ですね。
Dowland: Fancyes, Dreams and Spirits - Lute Music, Vol. 1
- アーティスト: John Dowland, Nigel North
- 出版社/メーカー: Naxos
- 発売日: 2006/05/29
- メディア: CD
以前にも紹介しました、Nigel NorthによるDowland全集の第1巻です。Amazonではできませんが、登録(無料)すればNAXOSのHPで試聴できます。
本日の練習メニュー:指ならしに3声の和音とアルペジオの練習曲、"58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.28, 29とアテニャンの『花咲く頃に』、ダウランドの"Mrs.Winter's Jump"と"Mr.Dowland's Midnight"。
予習(1)"Mrs.Winter's Jump" [練習]
John Dowlandの"Mrs.Winter's Jump"の冒頭です。
大譜表はピアノ譜ではありません。タブ譜を五線譜に書き直すとき、声部を分かり易くするために大譜表を使うことがあります。(ギターのように一段で書かれることもあります。)
本来はタブ譜を見て弾くべきで、またリュートの複弦はオクターブで張られているコースもあり、五線譜に直して他の楽器で弾いても響きが異なることがありますから、付いていても参考程度に見るのが良いようです。(オリジナルはタブ譜のみで、五線譜は付いていません。)
軽快に跳ねる感じを出せるように練習する必要がありそうです。
下記ヤコブ・リンドベルイによるDowland全集で試聴できます。disk4、5曲目ですね。上品な演奏です。
John Dowland: The Complete Solo Lute Music
- アーティスト: John Dowland, Jakob Lindberg
- 出版社/メーカー: BIS
- 発売日: 1995/05/30
- メディア: CD
今日は、『花咲く頃に』と、もう一つの新曲"Mr.Dowland's Midnight"を軽く弾いてみました。
(2006.9.23.追記)
lusukeさんからこの曲はGalliardではなくJigではないかとご指摘を頂きました。ご指摘にもありますように、Jigは6/8(9/8、12/8)拍子の舞曲であり、この曲は3/4拍子のGalliardとは異なるように思えます。また、Dowlandの他のGalliard、Jigと比較しましたが、リズムの形もGalliardではなくJigであるように思えます。
ある教則本にGalliardと書かれていましたので、検討せずに記事に書いてしまったのですが、Poulton/Lam編のDowland全集でも「Jigと6/8拍子のその他の作品」に分類されています。
記事から、Galliard云々の部分を削除しましたことを追記します。
いつも、たくさんの方に見て頂き、またいろいろと教えて頂き感謝しております。
レッスン(2006.9.2.)の課題(3)-『花咲く頃に』- [練習]
レッスンの課題シリーズ最終日です。いつもタブ譜で申し訳ありませんので、今回は五線譜に書き直してみました。
アテニャンの『花咲く頃に』の終わり4小節です。
レミファソラシ♭ド~と上がっていくところですが、このようなところが3箇所あるのですが、装飾的な部分が主音(この場合ド)につながっているように弾けていないのです。レミファソラシ♭は親指と人差し指で交互に弾き、ファラドの和音は親指・人差し指・中指で弾くのですが、滑らかにつなぐのが難しいです。
この曲は3声で書かれているのですが、どうも内声がつながって聞こえるように弾けていないようです。例えば最後の2小節だとラファソ~ラ~ですね。
「師匠の師匠」の演奏がここで試聴できます。18. Tant Que Vivrayです。
Attaingnant : Preludes Chanson & Dances
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Astree
- 発売日: 2002/10/08
- メディア: CD
本日の(毎日同じ)練習メニュー:3声の和音とアルペジオの練習曲、"58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.20, 22, 23とアテニャンの「花咲く頃に」をレッスンで注意されましたところを中心に練習。それと58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.24~27の予習。
(追記2006.9.15.) 日本Amazonの上記ディスクの試聴リンクが直っているようなので、そちらに変更しました。