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ローマ人の物語 [本]

新潮文庫の塩野七生さんの著作は、『ローマ人の物語』31冊を残して読み終えました。『ローマ人の物語』はまとまって読む時間があるときのためにとっておいたのですが、いよいよ読みかけました。

ローマ人の物語.jpg

単行本で出たときには全15巻だったのですが、文庫本では全31冊、1冊が200頁前後なので1冊が1日で読める分量です。

文庫本の前書きは、「われわれが「文庫」と呼んでいる書物の形は、現代からならば五百年も昔になる、ルネサンス時代のヴェネチアで生まれたのでした。」で始まり、「地中海文明では、「美」は常に重要な要素であったのです。ローマ時代の街道や橋のような土木事業でさえも、耐久性や機能性に加えて、見た眼にも美しいことが不可欠な要素とされたほどに。背広のポケットから取り出したときでも、ハンドバッグから取り出したときでも、それを手にした人の気分がよくなるような美しい小冊でなければならないとが、自作の文庫本化に際しての私の最大の願いでもあったのでした。」で締め括られます。塩野さんならではのポリシーに基づいた文庫本化であることが分かります。

さて、第1冊目のタイトルは「ローマは一日にして成らず」、31冊も第1冊目の1頁目からです。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.69"。それとお気に入りの"Fantasia No.28"と"Ricercar No.10"、Dowlandの"Lord Willoughby's welcome home"。

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コメント 9

Cecilia

塩野さんの著作、nyankomeさんの記事でいつも読みたくなります。
by Cecilia (2008-08-03 21:32) 

nyankome

Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます♪
塩野さんの著作は面白いので、ついつい読んでしまいます。
これを読み終えたあとは、『海の都の物語』を読みたいと思っています。
by nyankome (2008-08-03 22:00) 

c-tail

ローマ時代の歴史小説なのですね。
ギリシャ時代とローマ時代は私の好きな時代なので、今度本屋で見てみます。
by c-tail (2008-08-03 22:07) 

nyankome

c-tailさん
nice&コメントありがとうございます♪
これは面白いですよ。お薦めです。
ちょっと分量が多いので勇気が要りますが、読みかけたら一気に読んでしまうと思います。
by nyankome (2008-08-03 22:09) 

nyankome

xml_xslさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2008-08-03 22:38) 

yamagatn

さ、さんじゅういっさつ・・・・ 途方も内容に思えますが
それだけ面白かったという事なんでしょうね
ローマ時代のこととは、興味深いものがありますが
活字のあかん私には・・・・・ 自信がありませぬ><

PS アドバイスありがとうございます^^ 気にしないように心がけると
ともに、この程度ではへこたれぬよう、記事の充実を頑張っていこうと
強く思いました^^
by yamagatn (2008-08-03 23:21) 

Papalin

私は「いつかまとめて聴こう」と思っているCDが山のようにありますが、手付かずです。塩野さんの著書を読むと、欧州に行きたくなってしまいます。(^_^;)
by Papalin (2008-08-04 05:21) 

nyankome

yamagatnさん
nice&コメントありがとうございます♪
31冊、これからです。(^_^;)
でも、1冊が200頁前後なのと、読みやすい文章なのでひと月半くらいでなんとか読み終えたいと思っています。
by nyankome (2008-08-04 21:21) 

nyankome

Papalinさん
nice&コメントありがとうございます♪
私はCDはすぐに聴くので、未聴のディスクはあまりありませんが、一度しか聴いていないものの多いこと!整理する気力もありません。(^_^;)
イタリア、行ってみたいです。
by nyankome (2008-08-04 21:23) 

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