19世紀ギター [楽器]
この週末、リュート教室の仲間の合宿に参加させて頂くことになりました。 その際、各自リュート以外の楽器も持参して何か合奏してみよう、という企画になっているのですが、古楽器に近い19世紀ギターを持って行くことにしました。
ロマンティック・ギターという名称でも呼ばれている、19世紀頃弾かれた6単弦のギターで、モダン・ギターに比べると、やや小ぶりで楽器の内部構造も異なります。
私が持っているのは、兵庫県の製作家、黒田義正さんによる、フランスの製作家ラコートのコピー・モデル。小さいけれど音量はあります。
ブリッジの写真ですが、弦を留めるピンがあって、フォーク・ギターと同じ構造なのです。それもその筈、フォーク・ギターの本家マーチンは、オーストリアの19世紀ギターのメーカー、シュタウファーの出なのです。（力木の構造はマーチンのオリジナル、Xブレーシングですね。）お尻には、フォーク・ギターと同じ様にストラップ・ピンがついています。
フォーク・ギターはモダンのクラシック・ギターから分かれたのではなく、先祖は19世紀ギターだったのです。
ギターを触ってる場合ではなく、リュートの練習！
本日の練習メニュー："58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.1を使った撥弦練習と合宿で合奏する曲の練習。
合宿と合奏、楽しそうです。
ピアノの練習を並行するようになってから、ピアノがうまく気分転換になっている感じがします。
ギターとリュートの場合、弾き方が似ているけれど違うだけに、並行して練習するのが難しいのでしょうか。
そういえば、ヴァイオリンとビオラを同時に練習するのが難しいと聞いたことがあります。弾き方は一緒なのに、左手のポジションが異なる音程がどちらも安定しなくなってしまうとか。。。
by c-tail (2006-07-20 22:07)
c-tailさん
nice&コメントありがとうございます。
リュートの右手のフォームが固まれば大丈夫だと思います。でも、爪の問題があるので両立は難しいです。つのだたかしさんは両方弾かれますが、スケジュールに合わせて爪を伸ばしたり切ったりするそうです。
私は、今はできるだけギターを弾かないようにしています。
似ているけれど、弾き方の異なる楽器の両立は難しいですね。
by nyankome (2006-07-20 22:27)
私が交流させていただいているほかのブログの方も週末は山中湖で合宿だそうです。どちらのほうでされるのでしょうか？うらやましいです。
福田先生たちと参加した合宿が懐かしいです。
できるのであればその写真をアップしますね。（顔を隠す技術がないのでそれが出来ないうちはアップできないのです。それに有名人とはいえ、写真を出すことが良いかどうかこれから調べないとわかりませんし・・・。）
それにしてもギターとリュート、いくつ持っていらっしゃるのですか？
by Cecilia (2006-07-20 23:45)
Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます。
合宿は六甲山のオーベルジュにて。合宿なんて大学生のとき以来ですから楽しみです。また、blogにて報告しますね。
楽器ですか？「現在」、ギター3台にリュート2台です。本日、別の楽器が到着する予定。（呆れていません？）ギター類は増殖するので、困っています。
by nyankome (2006-07-21 08:33)
え～～！六甲のオーベルジュ！！
レストランはコム・シノワというところですよね？（・・・というかコム・シノワがやっているとこでしたっけ？）
以前コープこうべの雑誌を見てからずっと行きたいと思っていました。
いつかお泊りするのが夢です。
六甲のホール・オブ・ホールズ（オルゴール博物館）に行ったことがあります。
オルゴールといえども楽器のようで奥が深いですね。
ブログでの報告、楽しみにしています。
それにしてもたくさんお持ちですね・・・。
by Cecilia (2006-07-21 08:54)
Ceciliaさん
再コメントありがとうございます。
今日は日曜出勤の振り替えでゆっくりしています。
そうです、オーベルジュ・ド・コムシノアROKKOです。六甲は大阪に住んでいると、夏の定番スポットです。
ピアノは簡単に買ったり増やしたりできませんが、ギター類は場所も取らず手軽です。（金額はそれなりにするのですが…。そろそろグランド・ピアノが買えているかも。）
by nyankome (2006-07-21 09:36)