SSブログ

『プラド美術館展』 [ミュージアム]

一昨日、昨日に引き続き、大阪ナイト・カルチャーの美術展編です。

プラド美術館はスペインのマドリッドにある、スペイン王室ゆかりの美術品を母体とした、エル・グレコ、ベラスケス、ムリーリョ、ルーベンス、ゴヤなどの名画を収めた世界的な美術館として有名です。今回は来ていませんでしたが、ベラスケスの『マルガリータ王女』やゴヤの『着衣のマハ』、『裸のマハ』などで有名ですね。かつてはピカソの『ゲルニカ』も収蔵されていたとのことです。

10月15日まで大阪市立美術館で『プラド美術館展』が開催されています。(東京では既に終わっているのですね。)

今回は、休館日に貸し切りで公開するという贅沢な企画でしたから、ゆっくり、じっくり鑑賞(名画を独り占め)することができました。この手の展覧会ではあり得ないことです。幸せでした。

お目当てはムリーリョ。

写真の絵葉書の右上が『エル・エスコリアルの無原罪の御宿り』(聖母マリア)、右下が『貝殻の子供たち』(子供のイエスとヨハネ)です。柔らかい線がとても綺麗です。

左のアントリーネスの『マグダラのマリアの被昇天』の左上にはリュートを持った天使が描かれています。

目録の写真、『皇妃マルガリータ・デ・アウストリア』(マルティネス・デル・マーソ)はとても印象に残りました。

本日の練習メニュー:指ならしに3声の和音とアルペジオの練習曲、"58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.28~32とアテニャンの『花咲く頃に』、ダウランドの"Mrs.Winter's Jump"と"Mr.Dowland's Midnight"。


nice!(3)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 3

コメント 6

c-tail

美術館はほとんど行ったことがありませんが、音楽とその時代、地域の美術を同時に見ることができる企画があれば、美術にも興味がわくかも知れません。楽しそうですね。(^-^)
by c-tail (2006-09-27 23:44) 

nyankome

c-tailiさん
nice&コメントありがとうございます。
音楽と美術、時代時代において密接な関係がありますものね。
古楽器復興の際、絵画(に描かれている手の形等)が大きな資料になったそうです。
by nyankome (2006-09-28 06:16) 

Cecilia

高校の時、芸術科目は美術を選択していました。
『貝殻の子供達』だったと思いますが、これに影響を受けた想像画を描いた記憶があります。(稚拙でしたが・・・)
やはり天使の絵にはリュートですよね!
by Cecilia (2006-09-28 14:25) 

violin-123

絵画は詳しくないのですが、綺麗ですね~♪こういう色使いって好きです。
リュートを持った天使さま…素敵です。(バヨリンをもった天使さまはいらっしゃらないのですか?)
by violin-123 (2006-09-28 18:55) 

nyankome

Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます。
私も高校の芸術選択は美術だったのですよ。
ルドンの花の絵を模写したことを思い出しました。

バヨリにすとさん
nice&コメントありがとうございます。
楽奏の天使の絵はたくさんあります。もちろんヴァイオリン(フィドル)をもった天使も描かれていますよ。
http://gallerymisa.hp.infoseek.co.jp/violin/violin.html
by nyankome (2006-09-28 20:33) 

violin-123

リンクを貼っていてくださってありがとうございます。
凄いですね~バイオリンの原型?をお持ちになった絵画が沢山っ♪
バイオリンの形は時代を経るごとに微妙に変化していったのですね~。
勉強になりました☆
by violin-123 (2006-09-29 21:26) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。