『歌と魔法』　アンサンブル・アッコルドーネ：Pavane～リュートとギターに囲まれて：So-net blog

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『歌と魔法』　アンサンブル・アッコルドーネ　[コンサート] [編集]

今日は待望のアンサンブル・アッコルドーネのコンサートに出掛けてきました。（兵庫県立芸術文化センター、小ホール）

歌と魔法.jpg

「歌と魔法」　～口承された古い歌の記憶～

【前半】
ブサッティ（?-1644)：あなたは天使
サンチェス (ca1600-79)：パッサカリアの主題によるカンターダ
モンテヴェルディ(1567-1643)：苦悩はかくも快く
フレスコバルディ(1583-1643)：パッサカリアの主題による100曲のパルティータ
マリーニ(1587-1663)：恋人は手の届かぬところへ
フォンタ-ナ(1630-?)：2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第8番
ステファーニ（17世紀後半）：幸せな恋人

【後半】
ビーズリー(1957～）：タランテッラⅠ、Ⅱ、Ⅲ
作者不詳：カルピーノ娘に捧げる歌
コルネーティ(1530-82)：ぼくの魂はあなたのもの
作者不詳：カラーブリア地方のタランテッラ
作者不詳：すてきな知らせ
作者不詳：高らかに打ち鳴らせ

【アンコール】
作者不詳：ガラッチーノの唄
カッチーニ：アモールよ、何を待っているの？
オー・ソレ・ミーオ
ステファーニ：幸せな恋人
さよなら、さよなら

マルコ・ビーズリー（テノール）
グイード・モリーニ（オルガン、チェンバロ）
エンリコ・ガッティ（ヴァイオリン）
ロッセッラ・クローセ（ヴァイオリン）
ステーファノ・ロッコ（バロック・ギター）
フランコ・パヴァン（テオルボ）
ファービオ・アックルソ（リュート・ア・プレットロ）

CDでも十分に感じられた、素敵な歌声を目の前で耳にして言葉もありませんでした。もちろんメンバー全員実力派です。幸せな時間はあっという間に過ぎていきます。

「高らかに打ち鳴らせ」では、演奏者全員がバック・コーラスで参加していましたが、皆さんいい声です。特にバスを歌っていた、多分テオルボのフランコ・パヴァンの声が素敵でした。

鳴り止まぬ拍手に応えて、アンコールとして5曲も演奏してくれました。チェンバロ伴奏のみで歌われた「オー・ソレ・ミーオ」は心にしみました。

明日からまた頑張れる元気が出ました。

2008-05-18 22:47 nice!(6) コメント(9)
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