ローマから日本が見える

9月に出た新刊文庫本で面白そうだったので購入、『ローマ人の物語』と並行して読んでいました。



『ローマから日本が見える』、塩野七生著、集英社文庫

表紙の紹介文を引用します。

資源も冨もない、小さな都市国家ローマは「衆知を集める」という共和制の利点をフルに活用することによって、地中海世界を制覇する。しかし、勝者となったローマも「制度疲労」だけは避けることができなかった。この危機を乗り越えるべく、不世出の指導者カエサルが採った帝国方式とは－国家盛衰の法則を探りつつ、今日の日本を考える著者懇親の一冊。

ちょっと強引かなと思われるところもありますが、「リーダー論」における塩野節はなかなか面白い。惹き付けられます。

『ローマ人の物語』は文庫本で出ている33巻まで読み終えましたが、これだけの大著となると、忘れてしまっていることも多い。かと言って今読み返す時間も気力もないので、一冊にまとまっているこういう本はありがたいですね。

本日の練習："The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"のNo.7 "Spingardo"、No.9 "Calata ala spagnola"（以上Dalza）、No.10 "Balet da bello"、No.11 "Padoana alla francese"、No.12 "Padoana belissima"（以上Capirola）。

コメント 14

xml_xslさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2008-11-26 23:30) 

33巻、読まれたのですね！すごいです。
わたしは何処かで止まってしまいました。
by くらら (2008-11-27 00:16) 

> 「リーダー論」における塩野節

読んでみたくなりました。そろそろ塩野さんもまたいいかななんて思っています。
by Papalin (2008-11-27 06:08) 

くららさん
コメントありがとうございます♪
本当は8月に1～30巻を読み終える予定だったのですが、ちょっと長引いてしまいました。そうこうする内に31～33巻が出てしまいました。
これだけあると、勢いで読まないと難しいですね。
by nyankome (2008-11-27 22:16) 

Papalinさん
nice&コメントありがとうございます♪
その内飽きると思いますが、今のところ塩野さんの著書を片っ端から読んでいます。買ってある本で残るは、『海の都の物語』です。
by nyankome (2008-11-27 22:18) 

yamagatnさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2008-11-27 22:18) 

takemoviesさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2008-11-27 22:18) 

shinさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2008-11-27 22:19) 

Krauseさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2008-11-27 22:19) 

さんじゅうさんかんもですかあ？
すっごいわ・・・　私そんなに長続きしないかも・・・・
こち亀だったら１００巻くらいは楽勝なんですよね＞＜
by yamagatn (2008-11-27 22:23) 

yamagatnさん
コメントありがとうございます♪
まだまだ続くのですが、文庫本は現在33巻までしか出ていません。
『こち亀』、まだ続いているのですね～。
by nyankome (2008-11-27 22:30) 

塩野さんの本、皆様の記事やコメントで読まなければ・・・と言う気持ちが高まっています。
この本もなかなかよさそうです。
コンパクトにまとまっているところがいいですね。
by Cecilia (2008-11-28 10:49) 

Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます♪
もちろんローマの歴史を網羅しているわけではありませんが、コンパクトにまとまっています。
by nyankome (2008-11-28 19:53) 

アートフル ドジャーさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2008-12-09 21:10)