満足したルチミニア

マルコ・ウッチェリーニ（Marco Uccellini, ?-1680）は、イタリア初期バロック音楽のヴィオリン奏者・作曲家で、モデナのエステ家の宮廷楽長やモデナ大聖堂の教会楽長、パルマ大公ファルネーゼ家の宮廷礼拝堂の楽長を務めました。

彼の作品をきちんと聴いたのは、テレビで放映されたフィリップ・ジャルスキーとラルペッジャータのコンサートででした。「満足したルチミニア」（"detta La Luciminia contenta" ）という変わった題名がついたヴァイオリン・ソナタでしたが、Sonate, correnti et arie, Op.4の第2番です。技巧的で華やかかつ情熱的な曲です。このとき以来気になっていました。

残念ながら、ヴィオリンの演奏のアルバムを持っていないのですが、検索してみるといくつか出てきます。

Uccellini: Sonatas / Romanesca

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Harmonia Mundi
• 発売日: 1999/07/01
• メディア: CD

こちらで試聴できます。（3曲目です。）Nigel Northが参加していますね。

Amazonでは販売終了になっていますが、こんなアルバムも見付かりました。

Uccellini: La Bergamasca

• アーティスト: Marco Uccellini,Arcadian Academy,Elizabeth Blumenstock,Katherine Kyme
• 出版社/メーカー: Harmonia Mundi
• 発売日: 2004/05/11
• メディア: CD

こちらで試聴できます。（7曲目です。）

ウチにあるのが、コンサートの記事で紹介しました、Maurice Stegerのリコーダーによる演奏です。



VENEZIA 1625

Maurice Steger（リコーダー）他

こちらで試聴できます。（18曲目です。）

本日の練習："70 Easy to Intermediate Pieces for Renaissance Lute"の33～35。

コメント 31

doraさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 08:15) 

今造ROWINGTEAMさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 08:16) 

いい曲ですね。
颯爽として、悲しみがある感じがしました。
違う国なのに、「めぐり逢う朝」が思い浮かびました。
by Lotta (2009-10-16 10:20) 

バロックの時代、音楽や芸術に向けられた情熱は、一時代を画しました。現代の、テロと破壊からは何が生まれるのでしょうか。
by mwainfo (2009-10-16 10:48) 

「満足したルチミニア」を試聴しましたが、おっしゃるとおり華やかな曲ですね。
ビブラートがない時代の華やかさを感じます。
by c-tail (2009-10-16 22:11) 

c_yuhkiさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:25) 

xml_xslさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:25) 

Lottaさん
コメントありがとうございます♪
そう颯爽としています。そして、悲しみのある情熱ですね。
『めぐり逢う朝』の雰囲気と共通するものがありますね。
by nyankome (2009-10-16 22:31) 

mwainfoさん
nice&コメントありがとうございます♪
テロと破壊からは何も生まれません。
芸術や文化の創造とは正反対の行為ですね。
現代は文化的に貧しい時代なのかも知れません。
by nyankome (2009-10-16 22:33) 

釣られクマさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:33) 

takemoviesさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:34) 

広島ピアノさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:34) 

父ちゃんさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:34) 

miopapaさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:35) 

トメサンさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:35) 

ほりけんさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:36) 

shinさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:36) 

小父蔵さん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:36) 

ナビパさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:37) 

やまがたんさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:37) 

o-sami-oさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:37) 

Papalinさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:42) 

c-tailさん
nice&コメントありがとうございます♪
ヴァイオリンが生まれて間もない頃の曲です。
影のある華やかさですね。
ヴィヴァルディの音楽ももそうですが、この頃に既にこれだけ技巧的な曲が演奏されていたことに驚かされます。
by nyankome (2009-10-16 22:44) 

ぷーちゃんさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-16 22:44) 

gyaroさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-17 09:09) 

わかって建築家さん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-17 09:09) 

そうですか！
あのテレビで放送されたものにこの作曲家の作品があったのでしたね。
もう一度意識して見てみます。
by Cecilia (2009-10-17 10:17) 

ルチミニア。
初めて聴きました。
演奏するのも楽しそうな曲ですね＾＾
by ulyssenardin36000 (2009-10-17 10:32) 

Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます♪
あのコンサートは、もちろんジャルスキーの美しい歌声に惹かれますが、器楽曲もいいなと思っています。
by nyankome (2009-10-17 22:22) 

ulyssenardin36000さん
nice&コメントありがとうございます♪
このあたりの作曲家はもっと評価されてもよいのでは、と思います。
技巧的な曲ですが、影のある情熱に惹かれます。
by nyankome (2009-10-17 22:25) 

くーぷらんさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2009-10-17 23:36)