ラベルのボレロ

昨夜のコンサートで演奏されたMoris Ravel（1875-1937）の"Borelo"は、もともとバレエ音楽として作曲されました。

最初から最後までスネア・ドラムによる一定のリズムの上で2種類のメロディが繰り返される曲ですが、どんどん楽器が変わったり、加わっていき徐々にクレッシェンドしていきます。単調な曲ですが、それを感じさせない編曲は見事ですね。

オーケストラにとっては結構大変な曲でしょうね。

さて、昨夜も指揮者の大植英治さんから解説がありましたが、途中で旋律が完全に並行音程で重ねられている箇所があります。ホルンの基音に対してチェレスタ、ピッコロが倍音を構成するという手法です。

このあたりも含めてWikipediaに詳しい解説があります。

昨日の記事にリンさんから頂いたコメントにありますシンバルの件ですが、仰るようにずっと我慢してきて最後に（だけ）華々しく登場します。小出シンバルはいい音でした。

指揮者のRoberto PálmerさんがSlovenian Philharmonicの演奏で動画をUPされています。

ホルン、チェレスタ、ピッコロの箇所は2/2の冒頭、シンバルの登場は2/2の最後7:58あたりからです。





事情があって暫くバロック・ギターはお休みです。次回のレッスンはリュートで受けることになりますので、持って行く曲を探して曲集を弾き散らしていましたが、結局今日は決まらず。(^^;)

コメント 13

こんばんみ～～☆
まだまだ、、、、暑くて嫌気がさしてる、、ミュウでし・・・泣
by ぷりん＆りく (2010-09-13 04:03) 

リュートのレッスンの曲が早く決まると良いですね。
今日からは、本当に少しは涼しくなるのでしょうか？
by hirochiki (2010-09-13 05:23) 

おはようございます。
リュートのレッスン、頑張ってくださいね☆
by やまがたん (2010-09-13 06:16) 

バロックギターお休みの分リュートのレッスンに専念ですね。
その分楽しくレッスン、がんぱってください♪
by 土芽 (2010-09-13 06:45) 

ボレロは、なぜ飽きないんでしょうね。
むしろどんどん引っ張られていく。
魔法のような曲です。
by matcha (2010-09-13 15:49) 

先ほどバロックギターの記事にコメントさせていただいたばかりですが・・・、お休みなのですね。
リュートの本番があるから？？
by Cecilia (2010-09-13 21:27) 

ボレロは聞くとしばらく頭に残りますよね。
by o-sami-o (2010-09-13 21:27) 

大植さんの CD はミネソタ管と入れた『シバの女王ベルキス』が録音も良く印象に残っています。

ご紹介の動画、プライベートな録画のようで客席の物音や声ももはっきり入っていますが、それでいてカメラ位置も変化して編集も入っていますね。
このオケの演奏はいまいちですね。冒頭のフルートもいまいち。

by センニン (2010-09-13 22:12) 

うちの子供たちはボレロが大好きなので見入っていました。
by yablinsky (2010-09-13 22:53) 

ボレロ聴いてると高揚感に包まれます♪

by DEBDYLAN (2010-09-13 23:11) 

ボレロ「のだめ」の映画で、かなり笑ってしまいました。

by LittleMy (2010-09-14 10:22) 

こんばんは
ボレロは好きな曲ですが、アマオケでやると、ソリストは心臓ばくばくですね。
ながぐつも以前自分の音楽ブログの中で、ベルリンフィルのトロンボーン奏者がこの曲のソロを失敗して自殺したという噂が流れていた話を書きましたが、ウソのようです。
http://suisougaku-nakaguchi.blog.so-net.ne.jp/2010-05-02
です。
by ながぐつ (2010-09-14 21:07) 

小太鼓が半端なく大変だと思います＾＾；
by haku (2010-09-15 00:40)