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ペペ・ロメロ [コンサート]

ペペ・ロメロ(ギター)、ペドロ・アルフテル・カーロ指揮グラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に行ってきました。スペインの指揮者、オーケストラそしてギタリストと、スペイン一色です。

 

曲目は、『カルメン組曲』(ビゼー)より、『アランフェス協奏曲』、『ある貴紳のための幻想曲』(以上ロドリーゴ)、スペイン狂詩曲(ラヴェル)と、これもスペインもの(?)ばかり。

ビゼーは精彩に欠ける演奏でどうなることかと思いましたが、コンチェルト2曲(贅沢!)は素晴らしい出来で、ラヴェルは盛り上がりました。

ペペはアンプを使わずに、小編成とは言えフェスティバル・ホールという広いホールにも拘わらず生での演奏。弱音も美しくよく通る音でした。特に、『アランフェス』の第2楽章での歌わせ方は見事なものでした。(日本人には、簡単に真似ができないだろうなと思いました。)

アンコールは上記の通り。指揮者の名前、どこかで聞いたことがあると思ったら、スペインの作曲家アルフテルのご子息だったのですね。本当のスペインもの一色のアンコールは、演奏者(楽しそうに演奏していたこと!)、客席共に盛り上がりました。満足しました。

『アランフェス協奏曲』の楽譜はSCHOTT社から出版されていますが、ギターの運指はペペの弟アンヘルによって付けられています。(父と3人の息子で最強のギター四重奏団を組んでいました。)

 

ペペのギター、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーチン・イン・ザ・フィールドによる『アランフェス協奏曲』と『ある貴紳のための幻想曲』、そしてロメロ四重奏団のために作曲された『アンダルシア協奏曲』。

本日の練習メニュー:"58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.15~19とアテニャンの「花咲く頃に」。


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Cecilia

長女を妊娠中、バルセロナオリンピックの頃でしたが、バルセロナのオーケストラだったか、スペインのオーケストラの演奏会にただで行ったことがあります。(2枚ゲットしました。)オケのコンサートは面白くないことが多かったのですが、その時の演奏は本当に音が生きていて素敵でした。そのせいかおなかの中の長女が動き回っていて大変でした。
5月にバーバラ・ヘンドリックスのリサイタルに行きましたが、スペインの音楽を中心としたプログラムでした。(ビゼーの歌曲もありましたね。)

アランフェス・・・というとどうしてもスケート漫画の「愛のアランフェス」を思い出してしまいます。
by Cecilia (2006-08-07 13:16) 

nyankome

Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます。
バルセロナ・オリンピックのときはヨーロッパを旅行していました。(スペインを避けて。)14年前の今頃でしたね。
スケート漫画の「愛のアランフェス」、ジツは読んだことがあるのですよ。
大学生のとき、クラブの部室に(女性の)先輩が持ってきてあったものを、読ませて頂きました。
by nyankome (2006-08-07 14:39) 

c-tail

盛り上がって満足のいくコンサートでよかったですね!
練習の意欲も沸いたことでしょう。(^-^)
私もそろそろまたvnのコンサートに行きたいのですが、地元でコンサートそのものがありません・・困ったものです。(^^;;
by c-tail (2006-08-07 21:34) 

nyankome

c-tailさん
nice&コメントありがとうございます。
確かに大阪は、コンサートに関しては恵まれている方だとは思うのですが、古楽等のマイナーなものはダメですね。東京に集中していますもの。(T_T)
by nyankome (2006-08-07 21:39) 

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