課題曲【リュート】(3)-『花咲く頃に』- [楽譜]
ピエール・アテニャン(1494?-1551/52)はパリで活躍した楽譜の出版業者ですが、シャンソン(世俗的な内容のフランス語の歌詞による歌曲)やシャンソンをリュート用に編曲した楽譜を出版しました。
クレマン・マロ(1496-1544)の詩にクロード・ド・セルミジ(1490?-1562)が曲を付けた"Tant que vivray"(「花咲く頃に」)は人気のあった曲らしく、アテニャンの他、スペインのミゲル・デ・フエンリャーナ(1500?-1579?)がビウエラ・ソロに編曲しています。
これはアテニャン編のリュート・ソロ譜の冒頭。
同じくアテニャン出版のリュート伴奏譜の冒頭。
アテニャン編のリュート・ソロを現在練習中なのですが、3声で書かれた曲の内声の動きを出すのが課題です。本日のレッスンでも、この点を指摘されました。一ヶ所バスの消音も課題となりました。
本日のレッスン:"58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.15~19とアテニャンの「花咲く頃に」。3声の和音の練習曲が新たに課題として出されました。
レッスンお疲れさまでした。
新たな課題も出て、練習にも気合いが入るでしょうか。
by c-tail (2006-08-18 22:31)
c-tailiさん
nice&コメントありがとうございます。
曲が進んで、新たな課題が出ると嬉しいですね。
レッスンに行って仲間に会えるのも楽しみです。
by nyankome (2006-08-18 23:06)