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ニュー・イヤー・コンサート [コンサート]

今年のコンサート初めは、『ウィーンのニュー・イヤー・コンサート』と題されました、ウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラ&森麻季さんのコンサート(兵庫県立芸術文化センター、大ホール)に行ってきました。

 

【前半】
ヨハン・シュトラウス2世
オペレッタ《こうもり》序曲
ポルカ・シュネル「舞踏会の小さな花束」Op.380
オペレッタ《こうもり》より"伯爵様、あなたのようなお方は"*
ワルツ「我が家で」Op.361

ヨハン・シュトラウス1世
ギャロップ「シューベール」Op.42

ヨハン・シュトラウス2世
シャンペン・ポルカOp.211
ワルツ「春の声」Op.410*

【後半】
エドゥアルト・シュトラウス
ポルカ・シュネル「テープは切られた」Op.45

ヨハン・シュトラウス2世
ワルツ「美しき青きドナウ」Op.314

ヨーゼフ・シュトラウス
ポルカ・シュネル「休暇旅行で」Op.133

ヨハン・シュトラウス2世
オペレッタ《ジプシー男爵》より入場行進曲
ワルツ「皇帝円舞曲」Op.437
オペレッタ《こうもり》より"田舎娘をやるときは"*

【アンコール】
ヨハン・シュトラウス2世
こうもりのカドリーユ
喜歌劇《メトゥサレムの王子》より「山賊のギャロップ」

ヨハン・シュトラウス1世
ラデツキー行進曲

ウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラ
指揮&ヴァイオリン:ペーター・グート
*森麻季(ソプラノ)

小編成のオーケストラでしたが、とても楽しいコンサートでした。ヴァイオリンの弾き振りを見て、ウイリー・ボスコフスキーを思い出しました。

森麻季さんの歌声は3曲しか聴けませんでしたが、相変わらず上手いですね。3曲とも別のドレスで目も楽しませてくれました。

「春の声」は1987年のカラヤン指揮ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートでキャスリーン・バトルが歌ったものを思い出しました。森さんの歌声はもっと可憐でしたが。

アンコールのラデツキー行進曲では、グートさんは森さんの手を取ってヴァイオリンの方と場内を行進されていたかと思うと、小学生くらいの女の子を舞台に上げ指揮棒を渡してしまいました。

シャンペン・ポルカでは紙鉄砲のようなもので、シャンパンのコルクを客席に飛ばしていましたし、鉄道の開通式のために書かれた「テープは切られた」は、団員の方による「西宮~」というかけ声で始まりました。

本当に楽しませていただきましたニュー・イヤー・コンサートでした。よい一年になりそうな気がします。

少し遅くなりましたので、本日の練習はお休みです。


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コメント 11

Cecilia

森さんが出るニューイヤーコンサートに行かれたのですね!
縁起がよさそうです~!!
春の声・・・といえばナタリー・デッシーの歌を先日から噂にしているサイト(おわかりですね?)で見てしまいました。
超高音にびっくり!!(かなりファンになりました。)
by Cecilia (2007-01-08 21:11) 

かあか

楽しいコンサートだったようですね~森さんの春の声は素敵です^^!いつも頑張り屋さんの歌だな~と聴かせていただいてたのですが最近、柔らか~な印象も!ラデッキー行進曲は盛り上がったことでしょうね^^!
by かあか (2007-01-08 22:07) 

nyankome

Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます♪
森さんの歌声を楽しみにしていました。もう少し聴きたかったのですが、ゲストですから仕方がないですね。
ナタリー・デッシー調べてみます。
そうそう、チェチリア・バルトリのDVD見付けました。「アマリッリ麗し」も歌っています。
by nyankome (2007-01-08 22:32) 

nyankome

かあかさん
nice&コメントありがとうございます♪
ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート、毎年見ていて楽しそうだな~と思うのですが、こういうコンサートに行ってみて、参加する楽しみを味わってきました。
森さん相変わらず素敵です。今日は力を抜いて歌っていたように感じました。
by nyankome (2007-01-08 22:38) 

Kazoo

今年のコンサート初め、存分に楽しまれたようですね。
森さんの歌、良かったでしょうね~。
ニューイヤーコンサートって、お祭り感があって、曲も楽しいし、観客を巻き込んでの雰囲気が良いですよね。
ニューイヤー定番のラデツキーや、ウィンナ・ワルツ、ポルカは華やかだし、さぞや盛り上がったことでしょう♪
by Kazoo (2007-01-09 08:21) 

c-tail

新年初のコンサート、楽しめたようですね。
ところで、私の地元でも色々とニューイヤーコンサートがありますが、やはりシュトラウスが中心です。
ニューイヤーコンサートは何故シュトラウスが定番なのでしょう・・・何か謂われがあるのでしょうか~。
by c-tail (2007-01-09 19:05) 

アートフル ドジャー

ここ、数年生演奏に縁がないです。家でステレオの快適さにどっぷり浸ってしまって・・・。本当は生も聴かないと、とは思っているのですが、なかなか時間が・・・。
by アートフル ドジャー (2007-01-09 21:58) 

nyankome

Kazooさん
nice&コメントありがとうございます♪
お祭りですね。演奏者も観客も一緒になって楽しむことができるコンサートでした。
やはり締めは「ラデツキー行進曲」ですね。

c-tailさん
nice&コメントありがとうございます♪
ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートは1941年の第2回から元旦に行われるようになったとのことですが、曲の選定はシュトラウス一家の研究家とウィーン・フィルのメンバーとで行われるようです。なぜ、シュトラウス一家の曲が中心なのかはわかりません。
どなたかご存じでしょうか。
by nyankome (2007-01-09 22:33) 

nyankome

アートフル ドジャーさん
nice&コメントありがとうございます♪
私は家でゆっくりCDを聴く時間が無いです。きちんと聴かないままのCDの多いこと!
私は生のコンサートの方に行ってしまいます。演奏者と時間を共有できることは素晴らしいですね。
by nyankome (2007-01-09 22:45) 

スザンナ

森麻季さんも出演されたニューイヤーコンサートでしたか~!
華やかで新年にふさわしいですよね。(去年森さんのニューイヤーコンサートに行ったのです)
新年は音楽を楽しませてくれるこういうコンサートが嬉しいです。
アンコールの最後がラデッキーなのも良いですねぇ♪
「春の声」はお得意ですね、CDにも入っていますが生で聴いてみたいです♪
by スザンナ (2007-01-09 23:32) 

nyankome

スザンナさん
nice&コメントありがとうございます♪
本当に楽しかったですよ~。森麻季さんの歌声も聴けたし満足です。
「春の声」は1枚目のCDに入っていますね。
コンサートでは、バックがオケだったことも影響しているのでしょうか、力が抜けていて、軽やかでした。
ラデツキーで本当に行進するとは思ってもみませんでした。森さん、裾の長いドレスで歩き難そうでした。
by nyankome (2007-01-10 00:13) 

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