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オリジナル楽器奏法によるベートーヴェン [CD・DVD・Video]

音楽の指向は年齢とともに、弾く楽器とともに変わってきましたが、ベートーヴェンの交響曲は学生(中学生!)の頃から大好きです。

最近評判のオリジナル楽器奏法によるベートーヴェンの交響曲第4番&第7番を聴いてみました。どちらも特に大好きな曲です。


ベートーヴェン:交響曲第4番&第7番

ベートーヴェン:交響曲第4番&第7番

  • アーティスト: ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン ヤルヴィ(パーヴォ),ベートーヴェン,ヤルヴィ(パーヴォ),ドイツ・カンマー・フィルハーモニー・ブレーメン
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/05/23
  • メディア: CD


こちらで試聴できます。

「小編成の弦とヴィブラートを控えたオリジナル楽器奏法、トランペットとティンパニーにはオリジナル楽器を使用」と解説にありますが、ヴィブラート云々はともかく小編成であることが一聴してよく分かります。

いかにも小回りのきく見通しのよい演奏。でも…何か違うのです。軽いのです。聴いていて、また聴き終わって、「スッキリした!」とか、「よかった!」という感じがせずに、何かもやもやっとしたものが残ってしまいました。

じっと我慢してきてここで爆発だぁ、という箇所で肩すかしを食らう、これが最後まで続くのです。

今まで大編成の重量級オーケストラの演奏に慣れ親しんできたせいなのか、それとも何か別の原因があるのか、しばらく聴き込んでみたいと思います。

本日の練習:"A new varietie of lute lessons"のNo.36~41。

nice!(4)  コメント(11) 
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コメント 11

Papalin

いいブログです!
4番7番は、よくカップリングされる組合せ。
僕も大好きなシンフォニーです。
ここ最近のお気に入りは、3番と5番に挟まれた4番シンフォニー。
この演奏、聴いてみたいと思いました。
最近、ベートーヴェンの交響曲の色々な演奏がでて、楽しいです。(^-^ )
by Papalin (2008-06-19 05:58) 

nyankome

xml_xslさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2008-06-19 05:58) 

Papalin

聴いてみました。
なかなかいいじゃないですか。迫力もあります。(4番の4楽章)
32kbpsというのが影響しているのか、異様な残響が気になりました。(7番の4楽章)
by Papalin (2008-06-19 06:01) 

nyankome

Papalinさん
nice&コメントありがとうございます♪
本当にいろいろな演奏が出ていて、聞き比べができて楽しいですね。
4番はクライバーのライブを聴いてから特に好きになりました。
by nyankome (2008-06-19 06:04) 

Cecilia

全体を聴いてないのでよくわかりませんが、試聴ではそれなりに迫力も感じました。
他の演奏も聴かないと何とも言えませんね。
by Cecilia (2008-06-19 14:21) 

nyankome

Papalinさん
再訪&コメントありがとうございます♪
聴く環境で印象が随分異なります。
試聴の音はCDの音とは異なりますね。
今日再び聴いてみました。
耳が慣れたのか、なかなかよいかなと思いましたが、やはり弦の厚みがない分、物足りなく感じる部分は残ります。
by nyankome (2008-06-19 20:52) 

nyankome

Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます♪
Papalinさんへのコメントでも書きましたが、聞く環境で印象は随分変わります。それと、試聴はCDの音と明らかに異なります。
仰るように、同じ環境でいろいろと聞き比べないと分かりませんよね。

3333nice!目を踏んでいただきありがとうございました。
by nyankome (2008-06-19 21:02) 

c-tail

私は交響曲を聴き始めたのがこのごろです。
たしかに、年とともに音楽の好みは変わってきますよね。
by c-tail (2008-06-19 22:28) 

nyankome

c-tailさん
nice&コメントありがとうございます♪
以前はオーケストラばかり聞いていましたが、今は古楽が中心です。
以前は歌をあまり聴かなかったのですが、今ではよく聴きます。
弾いている楽器のせいもあるのでしょうけど、好みは変わってきました。
by nyankome (2008-06-19 22:45) 

fallschirmjager

クラシックも新陳代謝が激しく,活気ある古楽の存在をもう無視できなくなったのか,古楽畑の指揮者を迎えたり,ノンビブラートを意識したり,ご紹介のオケの様に部分的に古楽器を使ったりして演奏する状況が増えましたね。
その中で驚きなのが,アバドが自ずから古楽オケを指揮してモーツアルトのCDを出してきたことでしょうか。(リンクさせていただきました。)
http://www.amazon.de/Mozart-Symphonies-Claudio-Abbado/dp/B0015RWCVM/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1214644953&sr=1-1
それにしてもアルヒーフ,話題作りがうまいですね。
当方,以前ベートーヴェンはあまり聴かなかったのですが,古楽オケによる一連のベートーヴェンの交響曲の録音のお陰で,何とか3番や7番を聴けるようになりました。
ホグウッド,ノーリントン,ブリュッヘン指揮もありますが,お気に入りはガーディナー指揮のものです。
http://www.amazon.com/Beethoven-Revolutionary-Ludwig-van/dp/B0000057EY/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=music&qid=1214619493&sr=1-3
切れが良く,スカッとする演奏です。
このCDのジャケットの記述もユニークで,ベートーヴェンやベルリオーズの名の他に,チャーリー・パーカー,コルトレーン等のジャズジャイアンツやジミ・ヘンドリックス,ジャニス・ジョプリン等のロックの偉人,そしてボブ・マリーの名前と生没年が記されておりました。”in the beginning there was”確かにそう言えるかもしれませんね。
長々と失礼いたしました。

by fallschirmjager (2008-06-28 18:31) 

nyankome

fallschirmjagerさん
コメントありがとうございます♪
試聴させて頂きました。
アバドまで…ですか。確かにモダン・オケとは違った音ですね。
スピード感があります。
ガーディナーの演奏は金管が特徴的ですね。
ベートーヴェンやモーツァルトも古楽オケで聴く楽しみが増えました。
by nyankome (2008-06-29 21:02) 

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