佐渡裕プロデュース《メリー・ウィドウ》

一昨年、佐渡裕芸術監督プロデュース・オペラ《蝶々夫人》で初めて行った兵庫県立芸術文化センター、それ以来ここに何度足を運んだことか。このシリーズ、今年は《メリー・ウィドウ》、予定されていたキャストの一部変更がありましたが、とても楽しみにしていました。

初日の今日は大ホールがほぼ満席でした。



ハンナ・グラヴァリ：佐藤しのぶ
ミルコ・ツィータ男爵：平野忠彦
ヴァランシエンヌ：並河寿美
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵：大山大輔
カミーユ・ド・ロション：ジョン・健・ヌッツォ
シルヴィアンヌ：平みち
ニエグシュ：桂ざこば
ほか
合唱：ひょうごプロデュースオペラ合唱団
管弦楽：兵庫芸術文化センター管弦楽団
指揮：佐渡裕

関西らしい？徹底的に観客を楽しませようとする舞台でした。それに一役も二役も買っていたのが桂ざこば師匠と平みちさん、落語界と宝塚歌劇のよいところがしっかりと取り入れられていました。帰り際、「（ざこばさんが）出過ぎ。」という声も聞こえてきましたが、そんなことはないです。するなら徹底してすべきです。あれだけ舞台と観客が一体となれたのは、ざこば師匠の存在があればこそ。

それにしても、佐藤しのぶさんのハンナは綺麗で見事でした。ジョン・健・ヌッツォさんの歌唱もよかった。

衣装、舞台装置、キャスト、演出…見応えのある豪華な《メリー・ウィドウ》でした。劇が終わったあとのグランド・フィナーレでは、ワルツ「金と銀」や名場面がメドレーで演奏されました。アンコールの代わりですね。

《メリー・ウィドウ》は、10年前にメラニー・ホリデーでウィーン・オペレッタ劇場の公演を観たのですが、残念ながらあまり印象に残っていません。

本日の練習はお休み。

コメント 9

佐藤しのぶさんと桂ざこばさんが同じステージに立って、オペレッタを演じる・・・素敵な企画ですね。
佐渡さんの指揮も、楽しそう！

by Kazoo (2008-06-22 20:52) 

観客を楽しませることに徹底されて…それが一番！オペレッタは楽しくなくっちゃ！
私のブログに並河さんの素顔が…。親友J姫のライブの日の記事です
by かあか (2008-06-22 21:26) 

Kazooさん
ｎｉｃｅ&コメントありがとうございます♪
とても楽しいオペレッタでした。
素晴らしい歌と音楽、演出…佐渡さんならではの企画ですね。
新しいミュージカル、頑張って下さい。
by nyankome (2008-06-22 21:27) 

かあかさん
ｎｉｃｅ&コメントありがとうございます♪
改めて記事を拝見しました。
「蝶々夫人」ですね。
並河さんのヴァランシエンヌ、歌も演技もよかったですよ。
ハイレベルな楽しさを満喫しました。
by nyankome (2008-06-22 22:22) 

xml_xslさん
ｎｉｃｅありがとうございます♪
by nyankome (2008-06-22 23:11) 

楽しいコンサートで、気分一新できたようですね。何よりです～。
by c-tail (2008-06-22 23:25) 

c-tailさん
ｎｉｃｅ&コメントありがとうございます♪
楽しかったですよ～。
また明日から頑張ります！
by nyankome (2008-06-22 23:35) 

私も独身時代「メリー・ウィドウ」を観に行ったことがありましたが、どこの舞台だったか肝心なことを忘れていました。（チケットを取ってくれたのが友人だったので・・・）
調べてみたらどうもゲルトナープラッツだったようですが・・・。
とても楽しく素晴らしい舞台だった・・・ということはよく覚えています。
by Cecilia (2008-06-23 12:17) 

Ceciliaさん
ｎｉｃｅ&コメントありがとうございます♪
《メリー・ウィドウ》は楽しいですよね。
楽しい舞台は大好きです。
ところが、メラニー・ホリデーの舞台は印象に残っていないのですよ。
楽しかったとか素晴らしかったとか…。
by nyankome (2008-06-23 20:40)