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フリーの楽譜 [楽譜]

今日は、4月に転出された方を囲んでの宴会でした。帰宅時には、大阪市で行われている天神祭の影響で、列車のダイヤが乱れていました。週末と言うこともあって人出が多かったのでしょうね。

さて、フリーの楽譜をまとまった形でUPしているサイトを見付けました。

先ずは、"Sarge Gerbode's Lute Page"、凄い数のリュートのフランス式タブ譜が公開されています。ネットで集めて整形したというようなことが説明されていますが、ダウランドだけでも、ソロリュート・ソングと相当な数の楽譜があります。pdfとmidiの形式(下の方にあります。)でも公開されているのが嬉しいです。

Dowland Folger MS、the Folger Shakespeare libraryにあるDowlandの手稿譜を公開しているサイト。上の方の PDF format transcriptionsからpdf形式の楽譜を見ることができます。midiは聴けないようです。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.69"。それとお気に入りの"Fantasia No.28"と"Ricercar No.10"。

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譜読み [楽譜]

昨日から始めました新しく取り組む曲の譜読みですが、今までイタリア式タブ譜を弾いてこなかったので、苦労しています。

Ricercar 10 -1.jpg

現在練習中の曲集からFrancesco da Milanoの"Ricercar No.10"ですが、オリジナルをフランス式に書き直したものです。

Ricercar 10 -2.jpg

オリジナルのイタリア式タブ譜と5線譜に直したもの。1コースの高音弦が最下段に、6コースの低音弦が最上段にあるというのが、5線譜やフランス式タブ譜と上下逆になっていますので、頭が混乱します。

初めてリュートのタブ譜に出会ったとき、読むのに苦労したことを思い出しながら、"Ricercar No.69"はオリジナルの譜面で練習しています。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.10"、"Fantasia No.42"("A new varietie of lute lessons"のNo.39と40)と"Ricercar No.69"。

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次の曲 [楽譜]

現在練習している曲集も終わりに近づいてきましたので、次に弾く曲を探して楽譜をあさったりCDを聴いたりしていました。

現在練習している曲が、イタリアのFrancesco Canova da Milano(1497-1543)の曲なのですが、もう少し弾いてみたいというのと、イタリア式タブ譜(今まで弾いてきたフランス式と上下逆)に慣れたいというのもあって、曲を探していました。

Ricercare 69.jpg

CDで聞き慣れた(1曲目なのです。)大好きな曲がRicercare No.69 なので、挑戦してみようと思います。

本日の練習:"A new varietie of lute lessons"のNo.39と40。

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Now, O now, I needs must part [楽譜]

ダウランドのリュート・ソング(の伴奏)を久し振りに練習しました。

Now, O now, I needs must part.jpg

"Now, O now, I needs must part"、リュート曲「蛙のガリアルド」と同じ曲です。こんな曲です。(11曲目です。)

歌詞はこちら。穏やかな感じのメロディですが、歌詞は結構厳しい別れの歌。

本日の練習:"A new varietie of lute lessons"のNo.38~41と"Now, O now, I needs must part"。

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印刷してしまいました [楽譜]

昨日記事にしました、Francesco Spinacinoの"Intabulatura de Lauto"のファクシミリのPDFですが、あまりに綺麗なので印刷してしまいました。

Spinacino score.jpg

この曲集は、第2次世界大戦中ベルリン国立図書館からポーランドの修道院に避難していたものですが、その後、長い間行方がわからなくなっていました。

1507年に出版されたこの曲集は、世界で初めて印刷されたリュートのための楽譜とされていますが、現代の楽譜と比べても遜色ないくらい美しいものです。グーテンベルクの活版印刷が実用化されたのは1450年頃ですから、それから50年ほどで、これだけの楽譜が印刷されていたということは驚きです。

グーテンベルクの聖書は、48部が現存しているそうですが、慶應義塾大学が所蔵しているもののファクシミリをこちらで見ることができます。こちらも綺麗なものですね。

本日の練習:"A new varietie of lute lessons"のNo.27、33、35~37。

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ジャッケットの絵 [楽譜]

古楽のCDのジャケットには、有名な絵画が使われていることが多いのですが、昨日の記事のものもそうです。

但し、一部分を拡大したものなので、(ジャケットの内側に全体像があったにもかかわらず)気付くのに時間がかかりました。

Marguerit-2.jpg

サンドロ・ボッティチェッリの『春 La Primavera』でした。

さて、スピナチーノの楽譜ですが、ファクシミリをネットで見付けました。

こちらです。

Web上で見ることができる他、PDFでも公開しています。

本日の練習:"A new varietie of lute lessons"のNo.27、33、35~37。

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初めてのスコア [楽譜]

本の捜し物をしていて、本棚を探索しているときに懐かしいスコアを見付けました。

運命スコア 1.jpg

中学生か高校生の頃に買ったLPの付録に付いていた青表紙のもので、初めて手にしたスコアです。

運命スコア 2.jpg

なにやら鉛筆で書き込みがしてあり、どうやら主題を追っていたようです。

当時は、器楽曲ではなくオーケストラの曲ばかり聴いていました。最初に買ったLPがクリュイタンス指揮ベルリン・フィルの「運命」&「未完成」、その次はイ・ムジチの「四季」(モノラルのフェリックス・アーヨがソロを弾いていた最初の録音です。)

当然、次に買ったスコアはヴィヴァルディの「四季」、通奏低音のことを知りました。

懐かしいなぁ、と思いながらスコアを読んでいるウチに、捜し物のことをすっかり忘れていました。結局出てきませんでした。きっと引っ越しの際に詰め込んだ段ボールの中に入っているんだろうな。そこから引っぱり出すのは至難の業なので諦めました。

本日の練習:Thomas Robinsonの"The Queen's Good Night"、"Italiana"。

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女王のおやすみに [楽譜]

今度の発表会で「デュオで弾きます!」と言ってしまったThomas Robinsonの"The Queen's Goodnight"、以前にも一度弾いたことがありますが、合わせるのが結構難しい曲です。(最後の8小節は合っていないようにきこえます。)その部分まで聴けませんが、こんな曲です。(9曲目)

さて、これが問題の箇所。タブ譜なので、リズムだけご覧下さい。

1stパート

TQGN1.jpg

2ndパート

TQGN2.jpg

どうしたら合っているように弾けるのでしょう。

本日の練習:"A new varietie of lute lessons"のNo.27、33、35~36。

バタバタと雑用をこなしている内に一日が終わってしまいました。

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Jundenkunig [楽譜]

一週間が終わりました。今日は少し練習の時間がとれました。曲集は次の4曲へと入ります。

16世紀初頭のドイツの作曲家Hans Jundenkunigの曲で、以前にも別の曲集で練習したことがありますが、曲調が苦手でした。

Jundenkunig.jpg

一番シンプルで美しいNo.28 "Christ ist erstanden"ですが、技術的には難しくないのでしょうけど、2声を綺麗に繋げていかなければならない、誤魔化しのきかない曲です。

No.27 "Priamell No.1"とNo.30 "Rossina"はイタリアの影響を受けた曲、No.29 "Elslein Liebes Elslein"はドイツの流行歌です。

「愛しのエルスライン」の試聴先を検索していて見付けたのが、キングズ・シンガーズの『マドリガル・ヒストリー・ツアー』、アンソニー・ルーリー指揮コンソート・オブ・ミュージックがサポートしています。素晴らしい内容です。

本日の練習:"A new varietie of lute lessons"のNo.27~30。

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"An Evening Hymn"その後 [楽譜]

先日、Purcellの"An Evening Hymn"のフリーの楽譜(歌と通奏低音)を紹介しましたが、鍵盤楽器の伴奏用にリアライゼーションされた楽譜を見付けました。

こちらは印刷するのは有料ですが、無料で全ての譜面を見ることができるほか、MIDIで視聴できるようになっています。移調して演奏させることができる機能が面白いですね。因みに印刷価格は1.2ポンド(本日のレートで253円)。

世界の巨匠、今村泰典さんのHPで一曲丸々聴くことができます。歌はMaarten Engeltjes、オランダのカウンター・テナーですね。透明感のある綺麗な歌声です。アルバム中の他の曲はこちらで試聴できます。

本日の練習:"A new varietie of lute lessons"のNo.12~17。


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