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50 Renaissance & Braoque Standards [楽譜]

くーぷらんさんが紹介されていましたfuzeau社の"50 Renaissance & Braoque Standards"、注文してから一週間で届きました。海外に注文してもこの早さなら国内とあまり変わりませんね。

50 Renaisance & Baroque Standards.jpg

さて、一番興味があったのは"Une Jeune Fillette"、バスがどう付いているのかです。通奏低音が書かれているのも嬉しいです。先日来弾いている和声、少し見直した方がよさそうなところがあります。

"Une Jeune Fillette"の他にも"La Monica"、"La Monaca"、"La Nonnette"などの名前もあるのですね。DowlandやByrd、Caroso、Piccininiによって編曲されたり引用された曲の楽譜が載っています。

なかなかよい本です。

本日の練習:Francesco da MilanoのFantasia(Ness #82)とFrancesco da MilanoのFantasia(Ness #69)。

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Une Jeune Fillette(まだまだ続く) [楽譜]

インターネットで検索をしていて興味深いサイトを見つけました。

"Une Jeune Fillette"は、ドイツで"Von Gott will ich nicht lassen"というコラールになっています。作詞家はLudwig Helmbold(1532-1598)、J.S.Bachもこのコラールを使っていくつかの曲を作っています。(試聴できます。)

こちらで鍵盤楽器のための編曲譜が見られます。François-Eustache du Caurroy(1549-1609)のCinq Fantasies sur "Une jeune Fillette"です。

くーぷらんさんが紹介されていました"50 Renaissance & Baroque Standards"(46曲目)にも収録されています。

イギリスの作曲家Daniel Bachelarも作曲していて、Paul O'Detteの"The Bachelar's Delight"(15曲目)にも収録されています。難しそうな編曲です。

まだまだいろいろ出てきそうです。

本日の練習:Francesco da MilanoのFantasia(Ness #82)とFrancesco da MilanoのFantasia(Ness #69)。

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Une jeune fillette [楽譜]

一昨日の続きです。

ダウンロードした楽譜を元にリュートで弾いていました。

Une jeune fillette.jpg

少し変だなぁと思う和声は変更して、一応弾けるものができました。次のレッスンに持っていき、和声をチェックして貰うつもりです。いくつか変奏をつければ、何かの折に弾ける曲になりそう。

本日の練習:Francesco da MilanoのFantasia(Ness #82)とFrancesco da MilanoのFantasia(Ness #69)。

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曲集 [楽譜]

昨年の8月から取り組んでいる"The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"ですが、164頁125曲とボリュームのある曲集です。

The Art of the Lute in Renaissance Italy Vplume II Dances.jpg

昨年12曲が終了した時点で(別の感じの曲が弾きたくなって)中断していますが、また先を急がず少しずつ弾いていきたいと思います。

本日の練習:Francesco da MilanoのFantasia(Ness #82)とFrancesco da MilanoのFantasia(Ness #69)。

明日はレッスンです。

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気分転換 [楽譜]

気分転換にギターの楽譜を取り出して、リュートで弾いていました。

ホルストのジュピターです。

ジュピター.jpg

ギターとリュートは調弦が違うのですが、3度上げて少し運指を変えると、たいてい弾けます。

癒しのベスト・セレクション30.jpg

ソロ・ギターで奏でる最上のリラクゼーション曲集』、Rittor Music

こちらで添付模範演奏CDの試聴ができます。

この曲集、いい曲が多いのでリュートで弾けるように練習してみようかな。

本日の練習:"The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"のNo.7 "Spingardo"、No.9 "Calata ala spagnola"(以上Dalza)、No.10 "Balet da bello"、No.11 "Padoana alla francese"、No.12 "Padoana belissima"(以上Capirola)。

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イタリアン、フレンチ、スパニッシュ [楽譜]

何だか美味しそうなお題ですが、リュートのタブ譜(のファクシミリ)です。

リュートの楽譜は弦の押さえるフレットを数字や記号で表したタブ譜と呼ばれるものですが、イタリア式とフランス式では上下が反対なのです。

Tab_it.jpg

Spinacinoの曲ですが、イタリア式です。上の横線が6コース(最低音弦)、下が1コース(最高音弦)、数字は押さえるフレットを表しています。この曲は4コースの1フレットから始まり5コース、6コースへと降りていきます。

慣れ親しんだ五線譜は上に行くほど音が高くなっていくので感覚が逆です。イタリア式を読むときは、五線譜の感覚を忘れて、リュートの弦を鏡に写したものだと考えるとよいようです。(リュートもギターもそうですが、構えると、最高音弦が下にきます。)

Tab_fr.jpg

FerraboscoのPavanですが、フランス式です。イタリア式と上下逆なので、五線譜と感覚が同じです。アルファベットは押さえるフレットを表していて、aが開放弦、bが1フレット、cが2フレット・・・ということになっています。この曲は2コースと3コースの3フレットと4コースの開放弦から始まります。

Tab_sp.jpg

MilanのFantasiaですが、スペイン式です。現代のギターのタブ譜に近いのがスペイン式で、フランス式のフレットの記号a、b、c・・・を0、1、2・・・に置き換えたものです。

イタリア式の感覚をつかむまでもう少し。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.69"、"The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"のNo.2~4(Pavana alla ferrarese, Saltarello, Piva)。

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16世紀の器楽のための出版譜 [楽譜]

昨日の記事にさんとすさんがコメントして下さったように、以前記事にしましたFrancesco Spinacinoの"Intabulatura de Lauto"Joan Ambrosio Dalzaの"Intabulatura de Lauto"は、それぞれ1507年、1508年にヴェネチアのOttaviano Petrucciによって出版されました。

それに先だって、1501年、1502年、1503年、1504年にOttaviano Petrucciによる楽譜が出版されています。

Ottaviano Petrucciによる楽譜は綺麗で見やすいのですが、3度刷りで結構手間がかかったようです。その後、ロンドンで1度で印刷する方法が考案され、パリのPierre Attaingnantによりこの方法が広められたそうです。

印刷譜の始まりの16世紀に出版された器楽のための楽譜のリストです。400冊の楽譜について調べられた、500頁を超える労作です。

Instrumental Music Printed Before 1600 - 1.jpg

"A Bibliography Instrumental Music Printed Before 1600", Howard Mayer Brown, Harvard University Press

Instrumental Music Printed Before 1600 - 2.jpg

Dalzaの頁です。曲目も含め詳しく記載されています。滅多に見る本ではありませんが、久し振りに開いてみて面白かったです。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.69"、"The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"のNo.2~4(Pavana alla ferrarese, Saltarello, Piva)。

夏休みが終わりました。

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Dalzaの楽譜のファクシミリ [楽譜]

現在練習中のDalzaの出版譜"Intabulatura de Lauto Libro Quarto"のファクシミリをさんとすさんから譲って頂きました。

Dalza Intabulatura de Lauto Libro Quarto.jpg

スイスのEditions Minnkoffのファクシミリです。

Paduana alla ferrarese.jpg

現代譜では別ページに分かれて別の曲になっていますが、原本ではPaduana alla ferrarese, Saltarello, Pivaと続いて書かれていて、ひとまとまりの曲だということが分かります。

さっそく、Paduana alla ferrarese, Saltarello, Pivaと弾いてみました。

十分綺麗な楽譜なので見ながら弾くことができますが、楽譜のサイズがA5横(A4の半分)なので、コピーして4頁をまとめてA3サイズにした方が使いやすそうです。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.69"、"The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"のNo.2~4(Pavana alla ferrarese, Saltarello, Piva)。

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DalzaのPavana alla ferrarese, Saltarello, Piva [楽譜]

新しく入った曲集、The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"はJoan Ambrosio Dalzaの曲から始まるのですが、Wikipediaに"Each of the five pavans (five alla venetiana, four alla ferrarese) is followed by a saltarello and a piva that are thematically and harmonically related to it."と書かれているように、パヴァンとサルタレッロとピーヴァは続けて演奏されるようです。

丁度、次の曲がNo.2 "Pavana alla ferrarese", No.3 "Saltarello", No.4 "Piva"なので、一連の曲として練習したいと思います。

練習していて気がついたのですが、以前記事にしましたPaul O'DetteのCDに収録されている曲なのです。

Dalza.jpg

こちらで試聴できます。

最後の3曲がPavana alla ferrarese, Saltarello, Pivaです。O'Detteはそれに先だって、Tastar de corde - Recercar dietroを演奏しています。

Pivaはバグパイプを伴う舞曲だったようです。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.69"、"The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"のNo.2~4。

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曲集到着 [楽譜]

次に弾いていく曲集はイタリアの舞曲集と決めていたのですが、今日楽譜が到着しました。

前回のレッスンのあと、アメリカに注文して2週間で到着しました。

The Art of the Lute in Renaissance Italy V.2.jpg

"The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances",Collected and Edited by Dick Hoban

全125曲、順番に弾いていくか、選んで弾いていくかは迷っています。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.69"。それとお気に入りの"Fantasia No.28"と"Ricercar No.10"、Dowlandの"Lord Willoughby's welcome home"。

次のレッスンには間に合わないので、"Ricercar No.69"と"Lord Willoughby's welcome home"が終わってから曲集に入ります。

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