お気に入りのCD(38)-ヴィヴァルディの『四季』(2)- [CD・DVD・Video]
昨日『四季』を取り上げたばかりですが、どうしても外せないCDを思い出しました。オランダのヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンがソロを弾いたCDで、昨年発売された新しい録音(2004年)です。
試聴はこちら。
面白いのは楽器の編成で、バックはヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1、コントラバス1という各パート1名ずつに通奏低音としてテオルボ、オルガン/チェンバロを加えた最小限のものであることです。
その効果で、各パートが何をしているのかよく分かります。テオルボの音もよく聞こえ、リュート弾きとしては嬉しい限りです。(昨日紹介しましたナイジェル・ケネディの録音にもテオルボやバロック・ギターが加わっています。)
即興性を含めた表現やデューナミクの変化に関して柔軟で、小編成の良さを前面に打ち出した演奏です。残念なのは、収録曲が『四季』だけということです。この編成で、もう少し他の曲も聴きたいと思いました。
本日の練習メニュー:3声の和音とアルペジオの練習曲、"58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.20, 22, 23とアテニャンの「花咲く頃に」をレッスンで注意されましたところを中心に練習。それと58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.24~27の予習。
ただ今試聴しました。
私が朝のバロックで聴いたのもこれだったような気がします。(「秋」でした。)
さっきのナイジェル・ケネディさんのでもテオルボがはっきり聴こえるように思いましたが、こちらのほうがよく聴こえますね。
それと「冬」の2楽章が結構早いのですね。
今まで超ゆっくりの演奏しか聴いたことがありませんでした。
by Cecilia (2006-09-18 21:37)
Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます。
よく覚えていらっしゃいますね。耳がよいのですね。
聴き直すと、ケネディ盤もテオルボやバロック・ギターが結構聴こえますね。
記事を訂正しておきます。m(_ _)m
「冬」の第2楽章は、私も暖炉のそばでくつろいでいるイメージなので、あの速さにはビックリしました。
by nyankome (2006-09-18 22:34)
少ない編成での演奏は、おっしゃるとおり各パートが何をしているのかよく分かりやすくて良いですね~。
以前に四季のレコードを持っていたのですが、CDは持っていません。1つ欲しいなあと思っていたのですが、このCDは良いですね!
by c-tail (2006-09-19 20:58)
c-tailiさん
nice&コメントありがとうございます。
このCDは良いですよ。
ジャケットもなかなか…いやいやヴァイオリンの音色が美しいです。
by nyankome (2006-09-19 21:09)