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ストラディヴァリウス [本]

ふと立ち寄った書店の新刊コーナーで見かけた本です。

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ストラディヴァリウス』、横山進一著、アスキー新書

著者の写真家横山進一さんは、仕事でストラディヴァリウスを撮影したときにその美しさに魅せられ、ヴァイオリン製作にまで手を染めてしまったという方で、ストラディヴァリ研究家としても知られている方だそうです。

学術的な本ではありませんが、ストラディヴァリをめぐる話題が豊富で、美しい楽器の写真が魅力的です。他に読みかけの本があるのですが、これは一気に読んでしまいました。

自宅周りの草むしりをした他は、一日ゆっくりと休養しました。リュートの練習もお休みです。

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ブーリン家の姉妹 [本]

ブーリン家の姉妹』、映画が公開されて、観に行った方の評判はよさそうですが、仕事繁忙期につき行けそうにありません。例によってDVDが出たらそれで観ることになりそうです。

映画公開前に購入した原作をまだ読んでいます。

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『ブーリン家の姉妹』、フィリッパ・グレゴリー著、加藤洋子訳、集英社文庫

読みやすい文体なのですが、各巻500頁弱なので、いっこうに進みません。

アン・ブーリンについては、ヘンリー8世の6人の后のひとり、エリザベス1世の母、《グリーンスリーブス》のモデル?というぐらいの知識しかありませんでした。妹のメアリー・ブーリンのことは知りませんでした。

よく書かれた歴史小説です。

本日の練習:"The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"のNo.7 "Spingardo"、No.9 "Calata ala spagnola"(以上Dalza)、No.10 "Balet da bello"、No.11 "Padoana alla francese"、No.12 "Padoana belissima"(以上Capirola)。

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夏の誓い [本]

丁度2ヶ月前の8月3日に読み始めた塩野七生さんの『ローマ人の物語』、1日1冊読める分量なんて不遜なことを書きましたが、結構かかってしまいました。

当時発行されていたのが31冊、これで終わりだと思ったら、まだまだ続刊があることも分かりました。

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8月の終わりから仕事が忙しくなって、1日1冊どころか、本を開くことさえできない日がありましたが、取り敢えず、夏に読み終えると誓った31巻まで読み終えました。カラカラ帝が即位、ローマ帝国は衰退から滅亡へと進んでいきます。

現在出ているのが34巻まで、あと3冊をのんびり読むことにします。

本日の練習:"The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"のNo.5~8(DalzaのPavana alla ferrarese, Saltarello, Spingardo, Calata alla spagnola ditto terzetti)。

会議ばかりの一日で、仕事が進まず、ストレスだけが溜まりました。

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ローマ人の物語-まだ続きがあったのね- [本]

この夏の目標の一つが、塩野七生さんの『ローマ人の物語』の文庫本31冊を読み終えることでした。読み始めたのが8月3日、現在1~23巻と27~28巻を読み終えました。なぜ途中が飛んでいるのかと言えば、27~28巻は特別な内容で、ローマ人のインフラの話なのです。気になってちょっと読んでみたら面白くて、一気に最後まで読んでしまったのです。

このところ時間がなくてペースが鈍っています。「でもあと6冊だ。」と思っていたら、先日の新聞に32~34巻の広告が。

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このあと単行本にしてあと3冊分が残っています。ということは文庫本であと9冊か。読む楽しみが増えました。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.69"、"The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"のNo.5~7(Pavana alla ferrarese, Saltarello, Spingardo)。

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夏休み [本]

夏休み2日目(明後日で終わります。)は自宅でのんびり過ごしました。楽器の練習、CDをかけながら読書、そして昼寝。

8月3日から読み始めました塩野七生さんの『ローマ人の物語』ですが、13巻目に突入しました。ユリウス・カエサルが暗殺されるところまで。まだまだ先は長いです。

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因みにユリウス・カエサルはラテン語読み、英語ではジュリアス・シーザー、イタリア語ではジュリオ・チェーザレですね。7月のJulyの語源にもなっています。8月のAugustはカエサルの後継者である初代ローマ皇帝アウグストゥス(オクタヴィアヌス)由来ですね。

ヘンデルのオペラに『ジュリオ・チェーザレ』がありますが、何年か前にNHKでグラインドボーン音楽祭でのライブを放送していました。DVDでも出ていますが、ダニエル・ドゥ・ニースがクレオパトラ役に抜擢され、脚光を浴びた舞台でした。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.69"、"The Art of the Lute in Renaissance Italy Volume II : Dances"のNo.2~4(Pavana alla ferrarese, Saltarello, Piva)。

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ローマ人の物語 [本]

新潮文庫の塩野七生さんの著作は、『ローマ人の物語』31冊を残して読み終えました。『ローマ人の物語』はまとまって読む時間があるときのためにとっておいたのですが、いよいよ読みかけました。

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単行本で出たときには全15巻だったのですが、文庫本では全31冊、1冊が200頁前後なので1冊が1日で読める分量です。

文庫本の前書きは、「われわれが「文庫」と呼んでいる書物の形は、現代からならば五百年も昔になる、ルネサンス時代のヴェネチアで生まれたのでした。」で始まり、「地中海文明では、「美」は常に重要な要素であったのです。ローマ時代の街道や橋のような土木事業でさえも、耐久性や機能性に加えて、見た眼にも美しいことが不可欠な要素とされたほどに。背広のポケットから取り出したときでも、ハンドバッグから取り出したときでも、それを手にした人の気分がよくなるような美しい小冊でなければならないとが、自作の文庫本化に際しての私の最大の願いでもあったのでした。」で締め括られます。塩野さんならではのポリシーに基づいた文庫本化であることが分かります。

さて、第1冊目のタイトルは「ローマは一日にして成らず」、31冊も第1冊目の1頁目からです。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.69"。それとお気に入りの"Fantasia No.28"と"Ricercar No.10"、Dowlandの"Lord Willoughby's welcome home"。

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知っておきたい仏像の見方 [本]

読書の秋ではありませんが、今は比較的時間に余裕がありますので、読書も進みます。(秋はゆっくりと読書する時間がないのです。)

現在読んでいる本がこれです。

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知っておきたい仏像の見方』、瓜生中著、角川ソフィア文庫

日本に最初に伝えられた釈迦像は堀に捨てられ、それが100年後に発見され、まつるために創建されたのが善光寺であるというのが、善光寺の縁起だそうです。この本尊は戦国武将たちによってあちこちに移されたそうです。

仏像の歴史から、顔や身体の特徴、台座、光背、衣、座法、印、持ち物に至るまで、読みやすく書かれていて、「なるほど。」と納得することも多いです。

久しく行っていませんが、奈良や京都にじっくりと仏像を見に行きたくなりました。

本日の練習:Francesco da Milanoの"Ricercar No.69"。それとお気に入りの"Fantasia No.28"と"Ricercar No.10"、Dowlandの"Lord Willoughby's welcome home"。

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イタリアからの手紙 [本]

サロメの乳母の話』とともに購入しました塩野七生さんのエッセイ集です。就寝前に少しずつ読んでいましたが、今日読み終えました。

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イタリアからの手紙』、塩野七生、新潮文庫

塩野さんの初期のエッセイだそうですが、読みやすく、何よりも面白い。イタリアがいきいきと、ありのまま描かれています。古代ローマ帝国が崩壊してから2000年間一度も大掃除されていない下水道のこと(現役だというのも驚きです。)、マフィアの話やシチリアが荒涼とした島になってしまったのはスペイン無敵艦隊の造船のためだとか、あるいはナポリの泥棒やジェラートの話など。

イタリアへの愛が感じられます。

本日の練習:"A new varietie of lute lessons"のNo.36~41。

今日は同僚のお通夜でした。

とても真面目で優しい方でした。身内と故人が大好きだった現職場にだけ知らせたそうですが、最後のお別れにたくさんのひとが訪れていました。

安らかな眠り顔でした。ご冥福をお祈りします。

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サロメの乳母の話 [本]

先日紹介しました『イタリア異聞』と一緒に購入しました、塩野七生さんの短編小説集です。本日読み終えました。

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サロメの乳母の話』、塩野七生著、新潮文庫

お話は、貞女(オデュッセウスの妻ペネロペ)の言い分、サロメの乳母の話、ダンテの妻の嘆き、聖フランチェスコの母、ユダの母親、カリグラ帝の馬、大王(アレクサンドロス)の奴隷の話、師から見たブルータス、キリストの弟、ネロ皇帝の双子の兄、饗宴・地獄篇 第一夜、饗宴・地獄篇 第二夜。

歴史上の人物を、その周りにいた人物に語らせるという趣向の短編集です。違った視点から歴史上の人物を見るということは大切なことだろうと思います。ちょっと辛口の人物伝。

本日の練習:"A new varietie of lute lessons"のNo.36~41。

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イタリア遺聞 [本]

一昨日書きましたように、インターネット接続の調子が悪く、モデムの電源を入れ直して繋がってやれやれと思ったら、またすぐに切れる、ということの繰り返しです。

モデムの故障か、ADSL回線自体が不安定なのか分かりませんが、困ったものです。サポート・センターの営業時間に帰宅もできませんし、ちょっと困っています。

そんな訳で、これから先しばらくは、記事の更新が滞るかも知れません。

さて、通勤等の電車の中は読書の時間です。近所の書店で本を探すのですが、新刊で面白そうなものがないときには、最近では塩野七生さんの著書で読んでいないものを購入します。

今読んでいるのはこれ。

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イタリア遺聞』、塩野七生著、新潮文庫

30編の短編からなるエッセイですが、塩野さんの著書はいつもながら興味深い話題で豊富です。第1話はゴンドラの話、ゴンドラはなぜ黒いのかの背景にはヴェネチアの経済力の衰えと関係があったことなど…どれも面白いエッセイです。

こちらはまだ読み切れていないのですが、一緒に短編小説集も買いましたので、そちらも楽しみです。

今日は、朝早くから仕事が入りましたので朝練ができませんでした。

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