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レッスン(2010.3.23.) [レッスン]

ほぼ3週間ぶりのレッスンに行ってきました。

左手がまだまだ思うように動かなくて口惜しいのですが、気長に治療するしかなさそうです。

あとでレッスンを復習してイメージ・トレーニングするために、フランスのValéry Sauvageさんによる演奏を再掲します。

さて、レッスンはF.CuttingのGalliardから。



指遣いは前回みて頂いたので大丈夫でしたが、課題はバス・ラインと内声の抑揚です。これは結構難しいです。次回までに何とかしたい課題です。

次は、J.DowlandのLachrimae antique Pavin、以前一度みて頂いたことがあります。



音の繋げ方や指遣いはOKですが、課題はベース・ラインをしっかりと組み立てた上に曲を乗せていくこと。それとやはりバス・ラインと内声の抑揚、ディヴィジョンの細かい音をなめらかに弾くこと。

Rock'n Roll The Roll.jpg

先日行った展覧会で記念に購入した奈良美智(よしとも)さんの作品"Rock'n Roll The Roll"のピン・バッジを楽器ケースのストラップに付けてみました。

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レッスン(2010.3.4.) [レッスン]

左腕が故障していましたので約1ヶ月ぶりのレッスンです。

Oku Lute 2010_03_04-1.jpg

忙しさにかまけて、その後整骨院にはいけていませんが、許可も出ましたし、何とか楽器を弾けるまで回復しましたのでレッスンに行ってきました。

"70 Easy to Intermediate Pieces for Renaissance Lute"の前回残った70.Galliardを終えて、一応この曲集は終了しました。

新曲はF.CuttingのGalliardです。

譜面づらは一見簡単そうに見えますが、内声の繋がりが難しい曲です。解説して頂きましたが、後半に指遣いの大変な箇所があります。

Oku Lute 2010_03_04-2.jpg

Oku Lute 2010_03_04-3.jpg

内声を際立たせて繋いでいかなければいけません。

次回は、この曲とJ.DowlandのLachrimae antique Pavinを弾き直したいと思います。

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リュートの会(2010.2.14.) [レッスン]

アンサンブルの例会に行ってきました。足手まといにならない程度に弾けそうだったので参加しました。

Ensemble 2010_02_14-2.jpg

今日のお題は、Cancionero de PalacioよりL'amor, donna, ch'io ti porto (Giacomo Fogliano) 、歌の形式としては、イタリアの世俗音楽frottolaになります。

Cancionero de Palacioとは、スペインに伝わる1470年代から16世紀初頭にかけて編纂されたルネサンス音楽の手稿譜で、時代としてはカトリック両王の治世に当たります。

楽譜をこちらで見ることができるほか、こちらで試聴することができます。(13曲目です。)

Accordoneのアルバム"Frottole"(7曲目です。)にも収録されていましたし、以前紹介しました、このアルバム(9曲目です。)にも収録されていました。

さて、歌詞をAccordoneのブックレットの英訳から訳してみました。

愛しい人、あなたに捧げる愛(ジャコポ・フォリアーノ)

愛しい人、あなたに捧げる愛
あなたにそれを見せたい
あなたに私の苦悩を伝えたい
そして私が苦しんでいることも
愛しい人、あなたに捧げる愛
あなたにそれを見せたい

私は分からない
どのようにあなたに私の熱烈な心を明かせばよいのか
それは私の骨まで蝕む
私は場所と時間のすべての感覚を失った
ああ、私は燃え尽きてしまう
努力が報われなければ

私はメッセンジャーに不信感を持つ
騙されたのではないだろうか
あなたの側を過ぎるとき
あなたは私に踵を返す
私は数日引き籠もった
体調は悪化するばかり

怪しいところもありますが、大体こんなところです。およそヴァレンタイン・デーにふさわしくない歌ですね。

今日は歌の方がお休みだったので器楽のみの練習でしたが、一定の線まで仕上がったのではないでしょうか。

さて、女性メンバーが気を遣って持ってきて下さったチョコレート。

Ensemble 2010_02_14-1.jpg

美味しかったです。ご馳走様でした。

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レッスン(2010.2.10.) [レッスン]

3週間ぶりのレッスンです。

Oku Lute 2010_02_10.jpg

"70 Easy to Intermediate Pieces for Renaissance Lute"の前回残った68.Branles Double Franceseから。とくに難しい曲ではないので、すんなり終了しました。

69.Galliard Anglesaは短い曲ですが、6コースと7コースの弦を外すことがあります。この曲は特徴的なところがあって、そこをはっきりと弾くこと。一応終了です。


70.Galliardは、曲集の最後を飾るにふさわしい美しい曲です。少し長い曲で、練習はしていたのですが、みて頂いて見通しが良くなりました。これは弾き込ん次回もう一度。

次回で曲集を終われるでしょうか。

次回に間に合えば、J.Dowlandの「涙のパヴァーヌ」を弾き直すか、"A Dream"に取りかかりたいと思います。

肘.jpg

昨年末から痛めていた左腕の肘を一昨日病院で診て貰ったところ、親指からつながっている筋肉の腱が炎症を起こしていて、ステロイド注射と湿布で様子を見ることになりました。リュートの練習が原因ではないと思いますが、セーハと指の拡張がきびしいです。もう少し早めに病院に行っておけばよかったかも知れません。

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レッスン(2010.1.21.) [レッスン]

2週間ぶりのレッスン、丁度よい間隔ですが、仕事が多忙で今回は練習不足だったかも知れません。

Oku Lute 2010_01_21.jpg

"70 Easy to Intermediate Pieces for Renaissance Lute"の前回残った64.Der Hessen Dantzから。これはOK。

ここから新しくみて頂いた曲です。舞曲が続きます。66.Bathori Tantzは4声で続いていくところで、人差し指が担当する上から3番目のメロディがしっかりと聞こえるように。セーハして指の拡張が必要なところがありますが、セーハしている人差し指と中指の間隔がもう少し広がるように。一応終了。

67.Balletto La PaceはDowlandにも同じ曲があります。これも3声以上の和音で人差し指の音が聞こえないことがあるので注意。一応終了。

68.Branles Double Franceseは、技術的に難しくはない曲ですが、6コースと7コースの低音弦をしっかりと捉えられるよう親指のコントロールが課題です。これは次回もう一度。

次回残る3曲を仕上げてこの曲集を終えたいのですが、難しいかも知れません。

帰宅してから、19世紀ギターを弾いていました。

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リュートの会(2010.1.10.) [レッスン]

今日はアンサンブルの練習初めでした。

Lute Ensemble 2010.01.10.-1.jpg

お題は、John Dowlandの"Now, o now I needs must part"とHeinrich Isaacの"Innsbruck, ich muss dich lassen"、前回、前々回のおさらいをしました。

"Now, o now I needs must part"の記事はこちらで、"Innsbruck, ich muss dich lassen"の記事はこちら

Lute Ensemble 2010.01.10.-2.jpg

歌が入ると合わせやすくなりますが、リュートの演奏が雑になるところを注意。歌はもちろん、他の人の音をしっかりと聴くこと。終止の音を強く弾かないこと。

録音を聴いて頭を抱えるシーンもありましたが、全体としてよく仕上がったのではないでしょうか。

練習の後は新年会、これもまた楽しく過ごしました。師匠、メンバーの皆さん、今年もよろしくお願いします。

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レッスン(2010.1.6.) [レッスン]

今日は仕事帰りに、今年初めてのレッスンに行ってきました。

Oku Lute 2010_01_06.jpg

"70 Easy to Intermediate Pieces for Renaissance Lute"の前回残っていた4曲から。

53.Junckheren DantzはOK、幸先がよいです。

54.A Little Fantasie for the Tuning of the Lute(Le Roy)は、音楽的にどう聞かせていくかが今後の課題ですが、一応終了。

58.The Third Branle of Malte(Le Roy)と59.Der Rolandtは、左手の指の無駄な力を抜くことが課題でしたが、一応終了。但し、E♭のコードを綺麗に慣らすのが今後の課題です。(1コースは開放弦で2と3コースのみセーハというのが辛いです。)単独で弾くことはできますが、曲の中で出てくるとそこで力が入ってしまいます。

ということで、課題が残ったものの、前回の積み残しは終了してホッとしました。

ここからが新しくみて頂いた曲です。

60.Herzog Augusti Dantz、61.Blranles de Bourgoingne(Phalèse)、62.Galliard Graff von Swartzenburg、63.La Souris(Le Roy)はOK。

63.La Sourisの7小節目、15小節目1拍の5コース2フレットの音は6コース2フレットの間違いではないか、とのことでした。

64.Der Hessen Dantzは4声の和音が連続するところで出ていない音があるとのことでした。自分でも苦手意識があるので、今後の課題です。これは次回もう一度。

65.Balletto - Spagnoletta(シチリアーナと同曲)はOK。

9曲終了で残ったのが1曲です。この曲集もあと6曲を残すだけとなりました。

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レッスン(2009.12.17.) [レッスン]

ひと月以上空いてしまいましたが、今年最後のレッスンに行ってきました。

Oku Lute 2009_12_17-2.jpg

"70 Easy to Intermediate Pieces for Renaissance Lute"の49.Bergamascaからです。これと51.Piva in Sopranoはひと月弾き込んだせいか、一発OK、どう弾きたいのかが分かる演奏だったと言って頂きました。

52.HeckherlinもOK。53.Junckheren Dantzはゆっくり練習するように。とくに和音が続くところで出ていない音があるので注意。これは次回もう一度。

54.A Little Fantasie for the Tuning of the Lute(Le Roy)は不思議な曲です。音の繋がりに注意して次回もう一度。

55.Ballet、56.Ce Facheux Forz(Phalèse)、57.Fantasie(Le Roy)はOK。

58.The Third Branle of Malte(Le Roy)、59.Der Rolandt辺りで力尽きました。和音を押さえるときに左手に力が入っています。余計な力が入らないように注意して弾くこと。この2曲も次回もう一度。

Oku Lute 2009_12_17-1.jpg

5曲終了して、4曲が残りました。この曲集もあと少しにところまで来ました。この曲集に入ったのが6/24のレッスンだったので、半年で何とか終わる目処が付きました。

曲集が終わった後取り組む曲をそろそろ探します。

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リュートの会(2009.12.13.) [レッスン]

今日は今年最後のアンサンブルの例会でした。

Oku Lute 2009_12_13.jpg

今回のお題は、John Dowlandの"Now, o now I needs must part"です。

こんな曲です。Valeria Mignaco(soprano)とAlfonso Marín(lute)のデュオによる演奏です。



以前、器楽だけでコンサートで演奏しましたが、今回は歌が入っての練習でした。

歌に刺激されたのか、アンサンブルとして上達したのか、素敵な演奏に仕上がったと思います。あっという間の3時間でした。いずれどこかで発表できる機会があればよいのですが。

練習の後は忘年会、鍋を囲んで今年の反省。来年はもっと上達したいものです。

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リュートの会(2009.11.15.) [レッスン]

昨日のレッスンに続いて今日はアンサンブルの練習でした。

Oku Lute 2009_11_15.jpg

お題は、Heinrich Isaac(1450?-1517)のインスブルックよ、さようなら(Innsbruck, ich muss dich lassen)、以前にも一度練習したことがありますが、歌が入るのは初めてです。

こんな曲です。(ドイツのA Capella Ensemble ProNobisによる演奏です。)



楽譜はこちらで見ることができます。

歌詞の中身は、故郷のインスブルックを離れなければならない悲しみを歌ったものですが、シンプルながら美しいメロディです。

以前、Ceciliaさんが記事にされていて、そちらに歌詞の訳が載せられています。

Papalinさんも演奏されていました。

このアルバムにも収録されていました。

本日の練習:"70 Easy to Intermediate Pieces for Renaissance Lute"の49、51。

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