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PMFオーケストラ 大阪公演 [コンサート]

パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)は、レナード・バーンスタインの提唱により1990年に設立された国際教育音楽祭で、毎年札幌で行われています。世界各国からオーディションで選考された若手の音楽家たちが、約1ヶ月間集ってウィーン・フィル、ベルリン・フィル等の首席奏者を中心とする教授陣の指導を受けます。

今夜出掛けたコンサート(と明後日の東京のコンサート)は、PMFの集大成と位置づけられているものです。

PMFオーケストラ 大阪公演(ザ・シンフォニーホール

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【前半】
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 op.21
【アンコール】
J.S.バッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」BWV639

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【後半】
ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調

芸術監督・指揮:ファビオ・ルイジ
ピアノ:リーズ・ドゥ・ラ・サール
管弦楽:PMFオーケストラ、PMFファカルティ(教授陣)

リーズのピアノはCDで聴いていたより強靭でした。小柄ではないけれど、華奢で可愛い容姿からは想像出来ない硬質な音。色気や香りとは無縁の鋼鉄のピアノでした。ある意味気持ちがよい演奏とも言えます。先日のアリス=紗良・オットとは全く異なるスタイルで、好き嫌いは分かれるでしょうね。

チケットを取ったのが遅かったので、ピアノの近くの3列目の席だったせいもあるかも知れません。ピアノは同じスタインウェイですが、以前にも紹介したこの映像の音ではありませんでした。(録音のせいでしょうか。)



実際に見た容姿は、この写真を大人っぽくした感じでした。好き嫌いは分かれないでしょう。(^^;)

ブルックナーの7番は久しぶりに聞きましたが、ルイージさんの熱の入った指揮にオケもノリノリで、熱演でした。拍手が鳴りやまず、最後はルイージさんがコンサートマスターを連れて引き上げていきました。

こんな熱演(のブルックナー)は滅多に聴けるものではありません。心地よい演奏に浸ってきました。

病み上がりでこんなことをしていてよいのだろうかと思いながらサインの列に並んできました。

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オケは異なりますが、指揮者とソリストはこのCDと同じです。

今日の練習はお休みです。

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