SSブログ

絵に描いたような [雑感]

昨日コンサートに向かう途中の空です。

入道雲2010_08_30-01.jpg

久しぶりに入道雲らしい入道雲を見たような気がします。

モコモコしていると言うか、とてもマッチョな入道さんです。

入道雲2010_08_30-02.jpg

入道雲2010_08_30-03.jpg

入道雲2010_08_30-04.jpg

地上のあまりの暑さに激しい上昇気流が起こっているのでしょうね。

雨は・・・降りませんでした。

本日、仕事が多忙につき練習をお休みしました。

昨日に引き続き2日も休んでしまいました。(^^;)

nice!(54)  コメント(23) 
共通テーマ:音楽

福田進一&ウィリアム・カネンガイザー デュオ・リサイタル [コンサート]

月曜日のコンサートというのも珍しいのですが、仕事帰りにギターのコンサートに行ってきました。

Osaka Guitar Summer 2010 〈福田進一と仲間たちvol.1〉
福田進一&ウィリアム・カネンガイザー デュオ・リサイタル

福田進一_カネンガイザー-01.jpg

ザ・フェニックスホール

【前半】
-デュオ-
F.ソル:ランクラージュマン「はげまし」作品34

-ソロ/ウィリアム・カネンガイザー-
M.deファリャ(カネンガイザー編曲):粉屋の踊り(バレエ音楽「三角帽子」より)
O.ハント:組曲「バグダッドの理髪師」より
B.ヘッド:「友人へのスケッチ」よりロブスター・テイル、ブルックランド・ブギ

【後半】
-ソロ/福田進一-
H.ヴィラ=ロボス:ワルツ・ショーロ、ショーロス第1番
A.C.ジョビン(ベリナティ編曲):ガロート(ショーロ)
P.ベリナティ:ジョンゴ
セバスチャン・?:私の上で踊って

-デュオ-
A.ヨーク:三千院
C.ドビュッシー(J.ブリーム編):ゴリウォッグのケークウォーク
藤井眞吾:紺碧の舞曲

【アンコール】
E.グラナドス(ペペ・ロメロ編):スペイン舞曲第2番「オリエンタル」
藤井眞吾編:ずいずいずっころばし、ふるさと

カネンガイザーさんは以前LAGQ(ロサンゼルス・ギター・カルテット)の一員として聴いたことがありますが、ソロでは初めてです。

福田進一さんを聴くのは3年ぶり、「アランフェス協奏曲」以来です。

軽妙な語り口のソルの2重奏から始まりました。

カネンガイザーさんは、かつてモーツァルトの「トルコ行進曲付き」をギター一本で弾く(CDと楽譜を持っていますが、弾けません。)など凄いテクニックの持ち主ですが、リズム感や歌わせ方が素晴らしかったです。

「カネンガイザーさんの後は弾きにくい。」と仰いながら始まった福田さんのソロは、ブラジルの音楽を中心としたものでした。福田さんのテクニックもカネンガイザーさんに負けないくらい凄いものでしたが、それより聴かせるツボをきちんと押さえた演奏はさすがです。一曲プログラムが変更になったのですが、作曲者の名前を聞き落としてしまいました。

プログラムの最後は再びデュオです。会場にはギタリスト/作曲家の藤井眞吾さんの姿もありました。

アンコールは、カネンガイザーさんの師ペペ・ロメロ編曲の「オリエンタル」から。そして藤井眞吾さん編曲の2曲で締めくくられました。

今回のコンサートは、福田進一さんが「故郷大阪でギターの催しを」ということで始まったもので、今日明日とマスター・クラス、そして明日の夜には受講生による終了コンサートがあります。

終演後は例によってサインの列に並びました。

福田進一_カネンガイザー-02.jpg

(以前Paul Jacobsonのギターを使っていた)カネンガイザーさんに「私も以前はPaul Jacobsonのギターを弾いていたのですが、今はリュートに転向しました。」と言うと、「あぁ、それで爪を伸ばしていないんだね。」とすぐに指先に目が行くなんてさすがだと思いました。

本日の練習はお休みしました。

nice!(43)  コメント(12) 
共通テーマ:音楽

新しい仲間 [楽器]

少し前に新しい仲間(楽器)を手に入れていました。

MartinHaycock 2010_08_29-03.jpg

MartinHaycock 2010_08_29-04.jpg

ペグのつまみはハート型です。

MartinHaycock 2010_08_29-07.jpg

リブはイチイでとても軽く、反応のよい楽器です。

MartinHaycock 2010_08_29-01.jpg

新しいと言っても中古なのですが、試奏してみて音が気に入って譲って頂きました。

音だけは既にここでデビュー済みなのですが、再掲します。

(注)ダウンロードで手に入れた楽譜は、メロディの冒頭で一箇所音が間違っていますが、そういうヴァージョンもあるのかとそのまま録音しています。でもやはり間違いですよね。(^^;)





このときは、もともと張られていたガット主体の弦で録音したものです。

7コースの低音は銅の巻き弦、4コースのオクターブ弦はNylgut、1コースは元々張られていたNylgutが調弦中に切れたのでナイロン弦、それ以外はガット弦です。

既に2コースも切れる寸前で、6コースの低音弦は開放で調弦しても2フレット以上でピッチが合わない状況でしたので、そのあたりは誤魔化しながら録音しました。(^^;)

意外とメロディ担当の1コースのナイロン弦がいい感じです。この楽器に向いているかも知れません。中低音の太い音はガット弦ならではの音です。

ガット弦を張った状態ではとても弾きやすく、音楽も歌わせやすかったのですが、(温度や湿度変化でピッチが変わりやすいので)今後アンサンブルでも使うことを考え、Nylgutと金属巻き弦に交換しました。4~5コースはオクターブではなくユニゾンにしました。

音はこんな感じになりました。



音の伸びはよいのですが、全体的に線が細くなった印象です。様子を見て、低音弦を銅の巻き弦、1コースをナイロン弦に交換するかも知れません。

MartinHaycock 2010_08_29-05.jpg

MartinHaycock 2010_08_29-06.jpg

MartinHaycock 2010_08_29-02.jpg

7 course Renaissance Lute, Martin Haycock, January 1996

本日の練習:バロック・ギターでGaspar Sanzの"Espanoletas"

nice!(51)  コメント(22) 
共通テーマ:音楽

ヴァイオリンとピアノ協奏曲 [CD・DVD・Video]

初めてユリア・フィッシャーのヴァイオリンを聴いたのがJ.S.Bachの無伴奏でした。確か2005年か2006年でした。

こちらで試聴できます。

彼女が一晩にヴァイオリンとピアノの協奏曲を弾いたということを聞いていましたが、そのコンサートの映像がDVDで出ました。

Violin&Piano Concerto.jpg

サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61 / グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調作品16

ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン、ピアノ)
ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:マティアス・ピンチャー

2008年1月1日にフランクフルトで行われたニュー・イヤー・コンサートのライブ映像です。ピアニストとしてはこれがプロ・デビューだったようです。

ヴァイオリニストとして活躍していますが、子どもの頃からヴァイオリンとピアノの両方を練習してきて、どちらも国際コンクールで複数の優勝歴があるとのこと、ピアノの方も聴いてみたいと思っていました。

UniversalMusicFranceが演奏の一部をYouTubeで公開しています。





ヴィオリンもピアノもライブらしい熱の入った演奏です。既にプロの演奏家としてキャリアを積んでいるヴァイオリンの方はともかくピアノの方も凄い演奏でビックリしました。

演奏と同じくらい興味深かったのはインタビュー映像です。確固たる人生観、音楽観をもった演奏家だと再認識しました。

本日の練習:バロック・ギターでGaspar Sanzの"Espanoletas"

nice!(50)  コメント(15) 
共通テーマ:音楽

冷蔵庫騒動 [雑感]

猛暑のせいでしょうか、それとも偶然でしょうか。今年の夏は、クーラーに続いて一昨日の夜に冷蔵庫、正確には冷凍庫が故障しました。

幸い冷蔵の方は働いていましたので全てがダメになったわけではありませんが、アイスクリームをはじめ冷凍していたもののいくつかをを処分する羽目に。

早速昨日新しい冷蔵庫を購入、本日届きました。

冷蔵庫.jpg

以前にも冷蔵の機能がおかしくなったこともありましたし、さすがに18年も使ってきたものなので、修理ということは考えませんでした。

配送の方が来られてから急いで冷蔵庫の中のものを放り出しましたが、よくこれだけ入っていたものだと感心するくらいの量でした。(^^;)

設置が終わってもすぐに冷えるわけではありません。

庫内を拭いたり製氷用のタンクを洗ったり、放り出したものを処分しながら整理して入れ直したりと結構手間でした。

こういうとき、女王様は野次馬になりたがって困るのですが、今日は大人しくしていてくれました。

Nyanko 2010_08_27-01.jpg

Nyanko 2010_08_27-02.jpg

Nyanko 2010_08_27-03.jpg

Nyanko 2010_08_27-04.jpg

Nyanko 2010_08_27-05.jpg

Nyanko 2010_08_27-06.jpg

そんな訳で本日の練習はお休みしました。

nice!(45)  コメント(22) 
共通テーマ:音楽

NHK-FM名曲リサイタル公開録音 [コンサート]

土曜日の夜19:20~21:00にNHK-FMで「名曲リサイタル」という番組が放送されています。演奏家を招いて演奏とお話しを楽しむという番組です。

NHK大阪放送局開局85周年記念ということで今夜は大阪で公開録音がありました。応募したところ当選しましたので行ってきました。偶然、今日の午後は大阪市内に出張でしたので、そのまま会場に向かいました。

NHK-FM公開録音-01.jpg

【会場】
ザ・フェニックスホール

NHK-FM公開録音-02.jpg

【プログラム】
-前半(二胡とピアノ)-
葡萄熟了(周維 作曲)
空山鳥語(劉天華 作曲)
賽馬(黄海懐 作曲)
荒城の月(滝廉太郎 作曲・南川弥生 編曲)
チャールダーシュ(モンティ 作曲)
夜光の杯(鳴尾牧子 作曲)
二胡随想曲第二号〈蒙風〉(高韶青 作曲)

-後半(リュート)-

聖母マリアのための頌歌(13世紀スペイン、アルフォンソ賢王編纂の曲集から)
イタリアーナ(16世紀イタリア、作曲者不詳)
シチリア舞曲(16世紀イタリア、作曲者不詳)
美しき乙女(16世紀フランス、作曲者不詳)
村人の踊り(16世紀イタリア、バラール作曲)
風の頃(高本一郎 作曲)
アイラ島の午後(高本一郎 作曲)
「グリーンスリーブス」による即興演奏(イギリス民謡)

【出演者】
鳴尾牧子(二胡)
中野聡子(ピアノ)
高本一郎(リュート)
加羽沢美濃(コンポーザー・ピアニスト、司会)
伊藤健三(アナウンサー、司会)

NHK-FM公開録音-03.jpg

二胡の演奏を間近で聴いたのは恐らく初めてです。思っていたより繊細な楽器だと感じました。鳥の鳴き声、馬のいななきの模倣がありましたが、擦弦楽器ならではの表現ですね。

後半は師匠の演奏です。久しぶりに聴いた10コース・リュートの音は素敵でした。初めて聞く留学時代のお話しも興味深いものでした。

NHK-FM(全国放送)にて放送予定は、10月2日(土)19:20-21:00です。興味のある方は是非ご自分の耳でお聴きになって下さい。

今日は練習をお休みしました。

nice!(46)  コメント(12) 
共通テーマ:音楽

満月 [雑感]

今夜は月齢15の満月、月がきれいに見えました。

満月2010_08_25-01.jpg

帰宅途中に、手持ちのコンデジにて撮影しました。(多少ブレています。)

RICOH GXR with P10, 300mm, digital zoom x4

露出補正は-4.0です。

月の模様もはっきり写りました。

ウサギが餅をついている図はこんな感じでしょうか。

満月2010_08_25-02.jpg

月にウサギがいるという話はインドの仏教説話に基づくもので今昔物語にも収められているそうです。

どこで読んだのか忘れたのですが、聞き覚えがあります。恐らく今昔物語かそれを子ども向けに書き直したものでしょう。

どうして餅をつくという話になったのかについては、こういう説があるようです。

こちらでは世界各地でどういう模様に見ているのかをまとめられています。

個人的には、「横向きの女性」が「図と地」の関係で興味深い見方だと思いました。

本日の練習:バロック・ギターでGaspar Sanzの"Espanoletas"

nice!(52)  コメント(22) 
共通テーマ:音楽

外国様からの [楽器]

今日帰宅すると海外からの郵送物が3つ届いていました。

1つはイギリス・リュート協会からの会誌ですが、これはいつもポストに入っています。

あとの2つはドイツとイタリアに注文していましたリュートの弦です。これは国際郵便物の書留扱いなので印鑑もしくはサインが必要です。

外国様-01.jpg

おかしかったのは、「郵便物お預かりのお知らせ」の差出人様の欄に「外国様からの」と書かれていたことです。

無事受け取りました。

外国様-02.jpg

ビックリしたのは、イタリアのAquila社の処理の速さです。

注文したのが8月9日、その日の内に確認のメールがやってきました。8月12日にPayPalと通じて支払いの請求がきました。見るのが1日遅れて、支払ったのが8月13日です。同日の8月13日の消印がありました。それから11日で商品が届きました。注文してから15日です。

前回は注文してから22日でした。

さて、もう一点の弦ですが、ドイツのKürschner社です。こちらはこまめにメールを出さないようで注文日の記録がメールで残っていない(判明しました。注文日は8月13日でした。金曜日でしたので処理が翌週になったのでしょう。)のですが、PayPalを通じて支払ったのが8月17日です。それから1週間で届きましたので優秀ですね。

こちらの消印は8月18日でした。

本日の練習:バロック・ギターでGaspar Sanzの"Espanoletas"

nice!(47)  コメント(14) 
共通テーマ:音楽

'Round M [CD・DVD・Video]

La Venexianaの新譜が出ました。Roberta Mameliさん(soprano)をソリストにMonteverdi他のイタリア・バロックを取り上げたものです。

Round M.jpg

'ROUND M - MONTEVERDI MEETS JAZZ

モンテヴェルディ
1. ニンファの嘆き
2. ああ, 私は傷つき倒れる
サンチェス
3. 簒奪者にして暴君
メールラ
4. カンツォーネ・ソプラ・ラ・ナンナ
フォンテイ
5. エリンナの嘆き
モンテヴェルディ
6. ロマネスカ
7. 苦しみが甘美なものならば
ネグリ
8. ニンファの変容

Roberta Mameli(ソプラノ)
Claudio Cavina(指揮)
La Venexiana(演奏)
Emanuele Cisi(ソプラノ&テナー・サックス)
Fausto Beccalossi (アコーディオン)
Alberto Lo Gatto(ベース)
Donato Stolfi(ドラムス)

こちらで試聴できます。

タイトルの通り、全編イタリア歌曲にJazzプレーヤーが加わった演奏です。

Monteverdiの音楽にJazzを合わせるのは流行でしょうか。例えばL'Arpeggiataのアルバム「愛の劇場」は記憶に新しいものです。ああ, 私は傷つき倒れる(Ohime ch'io cado)は、「愛の劇場」にも収録されています。

「愛の劇場」はこちらで試聴できますので、よろしければ聴き比べて下さい。

このアルバムでは原曲のスコアを変更せずにJazzプレーヤーの演奏を加えるという形で録音されているそうです。

個人的にはMameliさんの魅力溢れるアルバムだと思うのですが、いかがでしょうか。

それにしてもMameliさんは写真によって印象が変わりますね。

本日の練習:バロック・ギターでGaspar Sanzの"Espanoletas"

nice!(38)  コメント(13) 
共通テーマ:音楽

アンサンブル&レッスン(2010.8.22.) [レッスン]

今日はアンサンブルの例会とレッスンに行ってきました。

Ensemble2010_08_22.jpg

先ずはアンサンブルの練習から。

合宿から続いています秋のコンサートに向けての練習です。

C. de Sermisyの"Tant que vivrai"
Cancionero de PalacioよりG. Foglianoの"L'amor, donna, ch'io ti porto"
H. Issakの"Innsbruk, ich dich lassen"
J. Dowlandの"Now, o now I need must part"
L. Senflの"Ach Elslein"

夏の合宿の成果が出ていたようです。

帰宅してから久しぶりに録音してみました。リュート・ソロで"Ach Elslein"です。ゆっくりバージョンとちょっと早めバージョンです。(アンサンブルは別の編曲で歌も入ります。)





(注)ダウンロードで手に入れた楽譜は、メロディの冒頭で一箇所音が間違っていますが、そういうヴァージョンもあるのかとそのまま録音しています。でもやはり間違いですよね。(^^;)

アンサンブルの練習のあと、個人レッスンをお願いしました。

Lute&BG2010_08_22.jpg

こちらはしばらくバロック・ギターです。

曲はG.Sanzの"Canarios"です。細かく全体をみて頂きましたが、一応終了となりました。

あとは、「フレージングの切り方」と「ノリ」に注意してひたすら練習です。

次回からは、同じくG.Sanzの"Espanoletas"です。

こんな曲です。 Rob MacKillopさんの演奏です。



nice!(44)  コメント(22) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。