パガニーニ：24のカプリース

Niccolò Paganini（1782-1840）は、イタリアのヴァイオリン奏者/作曲家ですが、ギターも弾き作品を残しています。

彼の作品はパガニーニ自身が公開しなかった上に死の直前に処分してしまったことで多くは残っていませんが、「24のカプリース」作品1は残っている彼の代表作であり、多くの作曲家が彼の主題で曲を書いています。

ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」やブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」、リストの「パガニーニによる超絶技巧練習曲集」など多数あります。

ラフマニノフの曲についてはyablinskyさんが記事を書かれています。

ブラームスの曲はYouTubeに動画がありました。

浅井純さんの演奏です。





リストの「パガニーニによる超絶技巧練習曲集より第6番」の演奏（音だけ。）がありました。大井和郎さんによる演奏です。



超絶技巧の原曲にインスパイアされるのでしょうか、やはり超絶技巧の曲ばかりですね。

24番はギターでも編曲して演奏されます。

前置きが長くなりました。

原曲のCDは五嶋みどりさんのものしか持っていませんでした。（試聴できます。）

パガニーニ:カプリース(全24曲)

• アーティスト: パガニーニ
• 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
• 発売日: 2008/11/19
• メディア: CD

大きくて温かみの感じる演奏で、安心して音楽に浸れます。

さて、少し前にヴァイオリンとピアノの協奏曲を一晩で弾いたDVDを紹介しましたユリア・フィッシャーのCDを聴いていました。

パガニーニ：24のカプリース（試聴できます。）



PVがUPされています。

Universal Music FranceがUPしている24番全曲の演奏です。



インタビュー映像もありました。



こうして映像で見るといかに超絶技巧の曲か分かりますね。

本日の練習：バロック・ギターでGaspar Sanzの"Espanoletas"